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Don’t think.feel. 清川進也さんの講演会に行ってきた。

まかせ採取のあとは、清川進也さんの講演会が
九重町、南山田公民館で行われた。
告知1週間だというのに、公民館には沢山の方が集まる。
この感度の高さよ・・・。

そして、そんなみなさんの
「感度の良いアンテナをさらに刺激する講演だった。」(音成葉子)
と思います。

清川進也さんのプロフィールをご紹介します。

清川進也 Kiyokawa Shinya
作曲家・サウンドアーティスト。福岡県飯塚市出身。Invisible Designs Lab所属。「拡張音楽」をコンセプトに音の可能性を追求。得意なのは環境音を使ったサンプリング。おんせん県大分の「シンフロ」では音楽監督、別府市の「湯〜園地」計画では総合演出を担う。父は自衛隊のトロンボーン奏者、母は津軽三味線奏者と、つねに音楽や楽器が身近にある環境で育ったという。

清川さんと出会いは、7年程前にさかのぼる。

福岡に引っ越して来たばかりで
赤子かかえてどうやって生きて行こう、と、途方に暮れていた時に
インビジブルデザインズラボ」(以下インビジ)をご紹介いただき、ご挨拶に伺ったのがはじまり。

インビジはあの
カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル
において、NTT DOCOMO TVCM&WEB CM「森の木琴」
でサイバー:サウンドデザイン+フィルムクラフト:サウンドデザインカテゴリでゴールド、フィルムカテゴリでシルバーの三冠を受賞したというものすごく熱い会社。

とても有名な映像なのでご覧になった方もすでに沢山いらっしゃると思いますが、こちらの映像が「森の木琴」。こちらも清川さんが制作に関わっている。

この映像、私はずっと前から知っていた。
まだ東京に住んでいる時に、友人が、「福岡にはこんな素晴らしい会社があるんだよ!」と教えてくれたのだ。
まさか、その会社とお仕事をするようになるとは、その時の私は知らない。

さてその後、どうなることかと思ったけれど、
私は福岡でも少しずつ、声や歌のお仕事をいただけるようになっていった。

中でもインビジからの依頼はとてもクリエイティブなものが多かったし、
さらにその中でも、清川さんからは面白い依頼がやってくる。

例えば、
D&DEPARTMENT PROJECT主催の
日本のつくり手を応援するコンビニ『d mart 47』の
店内音楽や入店サウンドに、私の声を採用していただいたり、

空間をデザインするような・・

詳しくは言えないものもあるけど
概念的なものが多かったりする。

その発想が、私からは考えつかないようなものばかり。

「実際に子供を寝かしつけながら歌って
子供の寝息も一緒に録音してください。」

なんていうお仕事もありました。

そんな清川さんが総合演出された別府「湯~園地」計画。

どうせやるならやりすぎたい!温泉×遊園地=前代未聞の“湯~園地”を別府に!!
この計画はニュースでも話題になり、
動画は100万回再生され、別府市は本当に『湯〜園地』を実現してしまったのだ!

講演会では、清川さんにより
「湯~園地」計画がどのように進んで行ったかが語られた。


・エピソードメイクの話(事実をどのように翻訳するか)
・角度(企画・アイデア)と(地域の方々の)覚悟
・自分事化の話
・産業革命:筋肉の拡張
・情報革命:頭脳の拡張
・一億総クリエーター時代が来る!?
・アウトプット(行動を起こすこと)がいかに大切か

などなど・・・

そして、最後

行動を起こす事が大事=国民文化祭「写真は歌う」に参加しましょう!

(そこにつながるんかい!笑)

でも、ほんとにそう思う。

何度も言うように、『写真は歌う』は
九重町の魅力を、町の方とみんなで再発見する旅になりえると思う。
だから沢山の人にきてほしいし、関心を持ってもらえたら嬉しい。

清川さんは、その後みんなを壇上にさそい

『写真は歌う』の生みの親、電通アートディレクター伊藤敬生さん
九重町役場の後藤大さん
『写真は歌う』実行委員長の音成葉子さん
みなさんからそれぞれ一言。

iimaも最後、
九重町の「まかせ」を会場のみなさんと一緒に歌いました。

笑ったりじーんとしたりの1時間でした。

私はいつもサウンドのを指示を出す清川さんしか知らなかったから
彼の違う面を見れてとてもワクワクしていた。

清川さん、かっこいい!!!
話がすごく面白い!!!

清川さんのお話には
すごく大切なヒントが沢山あった。

公演の後、九重のみなさんはしばらく会場に残って
いろんな意見交換をされていた。

それがすごくいいなあと思った。

清川さんのお話をきいて、みなさんも私も、心が動かされて目がキラキラしていた。

九重にはたくさんの宝があると思うので、もっとそれを活かせるはずだ。
国民文化祭はチャンスのひとつ。
これでみんなの考え方の幅が広がって行けば、
もっともっと楽しい事ができそうだ。

帰り道も興奮冷めやらず
車中で、伊藤さんとあれこれ話をし
私もますます頑張ろうと思い、
『iimaな日』は無事幕を閉じました。

清川さん、伊藤さん、ありがとうございました。

TABI LABOさんのこちらの記事もおすすめです。
湯〜園地、シンフロは、なぜ愛されるプロジェクトになったのか。

そして、今週末
別府ラクテンチでは『こども湯〜園地』が開催されるそうですよ。
是非行かれてみてください。

『こども湯〜園地』
2018年9月15日(土)・16日(日)の2日間限定イベント
開催時間 10:00 ~ 16:00
※ラクテンチの営業時間は9:30~17:00です
料金 小学生以下は入園料、のりもの、プール無料
※中学生以上、大人は通常料金となります
※駐車料金は有料になります
http://www.rakutenchi.jp/event/detail.php?id=20180908142048


そして、11月17日の国民文化祭おおいた2018『写真は歌う』もどうぞよろしくおねがいします!

2018年11月17日[土]国民文化祭おおいた2018 iima×いわいあや『写真は歌うin九重 〜おーいおーい〜』 

東京と福岡を中心に活動する二組のアーティスト
iima(音楽)といわいあや(写真・映像)が作り出す人気イベント
「写真は歌う」が国民文化祭にやってきます。
人々の暮らしや、その傍らにある自然。そこに生まれる想いを音楽と詞、写真と映像によって表現します。今回は、大分・九重の素晴らしさをもっと知っていただきたく、九重に残る文化財の写真映像もたくさん登場します。まるで映画の中にいるような映像ライヴ。是非体験してみてください。日常がちょっと違った景色に見えるはず。

公演日 2018年11月17日[土]
時間 14:30開場/15:00開演
出演 iima(永山マキ+イシイタカユキ)/いわいあや(映像)
会場 〒879-4803 大分県玖珠郡九重町後野上17−4
九重文化センター ホール
料金 1000円 高校生以下500円 未就学児童 無料
駐車場 あり(約100台)
主催 文化庁 厚生労働省 大分県 大分県教育委員会
九重町 九重町教育委員会
第33回国民文化祭大分県実行委員会
第18回全国障害者芸術・文化祭実行委員会
第33回国民文化祭及び第18回全国障害者芸術 ・ 文化祭
九重町実行委員会

チケット販売 九重文化センター 各地区公民館 くすまちメルサンホール
チケットご予約受付お問い合わせ
第33回国民文化祭及び第18回全国障害者芸術・文化祭九重町実行委員会
0973−76−3888
bunka@town.kokonoe.lg.jp
(件名を『11/17写真はうたう』としお名前、人数、連絡先を送信下さい)

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