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Twitter転職のリアルを聞いてきたのでまとめ②

Twitter転職noteのリアルから学ぶSNSアウトプットについて

このnoteは前回の記事のつづきです。後半は、sagakoさんとリモートでつないでの1問1答形式ですすみます。sagakoさんについてはこちらをどうぞ。普通にめちゃくちゃ面白そうなことやってる方でした。「クソリプトイレットペーパー」とか「運用担当者死亡かるた」とか、私は存じ上げませんでしたがいかにも界隈で話題になりそうなコンテンツだ。。。

で、私はそんなsagakoさんが成功したTwitter転職のお話を聞きたいなーと思って参加したのです。sagakoさんの転職活動記はこちら。結構こと細かに書いてくださってるので参考になる!!

では、質問に対する答えに感想など交えながらサクッとまとめていきたいと思います。

・なぜTwitter転職したの?なぜそれをアウトプットしたの?

まずはsagakoさんがTwitter転職した理由について。ひと言でいうならば『通常の転職活動では、入りたい企業には入れないから』です。これは非常に共感しました。特に異業種への転職を目指す人にとって、履歴書と職務経歴書を提出しただけで『お祈り』されることは珍しくないと思います。要するに面接に進めない。。。

これは私も採用側にいたのでわかります。人員不足なので採用はしたいけど、面接なども選考フローにも人足かかるし、採用する見込みのなさそうな人には会わないほうがいいと考えるのは至極真っ当。複数の面接官のスケジュール調整と合わせて候補者との調整も必要で、なんだったら面接組むだけでもけっこうな労力ですよ。

でもそれだと、応募者側からするとキラキラした職歴や実務経験がない人は圧倒的に不利。sagakoさんは『自分の魅力を応募書類以外でなんとか伝えたい』との思いからTwitter転職をはじめたそうです。結果としてTwitterで狙った人とつながりまくって転職につなげておられます。そして、『Twitter転職』って言葉が流行ってるわりにはリアルな情報が少なかったので、自分の体験を発信したそうです。


・アウトプットしたいけど、どういうことをかけばいいのか分かりません

アウトプット大事ってわかってるけどなかなか何書いていいかわからない、という相談。アウトプットの際にネタとして有用なのは、大きく分けて2つ。

①みんな知ってるけど、書かれていないことを書く
これができれば苦労はしないよ、的な感じですが意外と盲点があるのがポイントです。特に自分のバックグラウンドあってこその『当たり前』みたいなことに気づくことができれば、界隈の人はみんな知ってるから書いていないけど、意外と外の人には新鮮な情報だったとかいうことも。あとはほとんどの人が『当たり前』と思っていることでも意外と明文化されていないことがあったりします。これは最近よく見かける、『あるあるを漫画にしてみた』みたいなのがバズってる理屈だなーと思います。あらためて言われると、すっごく共感してしまうやつ。

②ひたすら自分の好きなことについて語る
求められていようがそうでなかろうが、とにかく『好き!!!』をゴリ押しするアウトプット。これは私も読んでて大好きなタイプのやつです。もう何年も私はTVドラマを見ませんが、このコーナーを読むたびにドラマ観たくなります。

テキストの編集とか構成ももちろんすばらしいんですけど、あややさんの個人の熱量に圧倒されます。。。めちゃくちゃ面白くて、結局毎回ドラマは見ないのにこれだけは読みます。あと、TV番組の『マツコの知らない世界』もまさしくこれですねー。変な人がいっぱい出てきてとにかくおもしろい。何か自分の好きなことについて語りまくって伝えていくというのは立派なコンテンツです。


・かっこいい!とか好き!など自分の感動をどう伝えるか

では、『好き!!!』をどう伝えるか。自分の中でいいなと思ったり感動したりしたことがあったとして、伝えたいとは思うけどどうやって言葉にすればいいかわからない。。。そんな時は、とにかく箇条書きで書き出してみる。どういうところがどうよかったか、なぜいいと感じたか、など。短く端的にでもいいのでひたすら箇条書きであげていく。あとはそれをまとめるだけです。ポイントはその感動を勢いで伝えること。文章の量でもいいし、文章のテンションでもいいから、とにかく今思うことをそのまま書いてみるといいです。秋の連ドラチェックは参考になりますね。もう好きが止まらないのが伝わりまくる。。。


・言語化したりうまくまとめたりするのが苦手な人はどうすればいい?

言語化したりまとめたりするのは慣れるとうまくいくので、とにかくどんどんアウトプットすることです。Twitterは140文字にまとめる練習にもなるし、気軽に短い投稿もできるので練習にぴったりです。

それから、テキストにこだわらずに、音声実況してみたりするのもアウトプットになります。文章にするのが苦手なら会話でアウトプットすればいいので、だれかを相手に『スパーリング』で考えをまとめる練習もおすすめ。

たしかに、誰かに話してみることで自分で今まで一度も口に出したことなかったような考えをスラスラしゃべってた経験が私もあります。口に出してみて初めて自分の考えに気づく感じです。相手がいて、質問してくれたり、あいづちくれたりする中で浮かんでくるアイデアってありますね。なのでどうしてもアイデアがまとまらない時はひたすら『スパーリング』だそうです。

・使うSNSによって内容がバラバラだけど統一するためどうしたらいい?

この質問はすでにいろんなSNSを使って発信している方からです。事業用のオフィシャルなお知らせがメインの発信(ブログ)と個人的な発信(SNS)をそれぞれ別で運用しており、今は内容がバラバラなのが気になるそうです。sagakoさんの回答としては、無理に統一しなくても良いのでは?とのこと。今のところ見てくれてる人は別だと思うので無理やり一緒にせずに、興味を持った人がそれぞれ両方を行き来できるようにプロフィール欄をしっかり書くとかリンクを貼っとくとかでOK。このあたりは事業の内容によっても違ってくるので難しいところかもしれません。

個人が複数のSNSを使うのはいまや当たり前だと思うのですが、使う側としては『どこでその情報を見たか』はどんどん重要じゃなくなっていってる感じです。とくにテキストベースの情報はニュースサイトだったかTwitterだったかnoteだったかっていちいち気にしてないですし、覚えてられません。SNSによって拡散性とかユーザーの空気感みたいなのがやっぱりあるので、そこはうまく使うほうが届きやすい。sagakoさんは、普段はTwitterで発信していて反応があればnoteに書くそうです。ネタがたまった時にしかアウトプットしない、というのでも全然OKだそうです。

・目的をもって発信しているが、より成果をあげるにはなにをしたらいい??

上述のようにSNSの種類によって届き方とか届く層がちがうので、まずは使うSNSの種類を増やしてみる。それから目的に応じて考えるといいそうです。今回の相談のケースでは事業の単価をあげることだったので、単に知ってもらうだけでなくよりファンになってもらう必要があるので、有料noteとかメルマガとかでより濃い情報を発信していくと良いと思います、とのことでした。

・起業のためのアウトプットに必要なことは??

起業のため、と言ってもいろんなフェーズがあるので一概に言えませんが、最初に一番苦労するのは『仲間あつめ』ではないでしょうか。そう考えるとアウトプットで必要なのは、あなたがどんな人か知ってもらうことです。自己紹介になるような発信を続けましょう。

自分の考えや好きなことを発信するのは、起業に限ら大事ってことですね。まずはとにかく発信を始めること。特に起業の場合には、そこに至る『想い』があると思うのでそれをエモく伝えるのが効果的だそうです。人が心を動かされるのはその人の熱い想いとか、好きを伝える熱量とか、そういうところなので仲間あつめ以外にも、ユーザーとつながったり、取引先と繋がるきっかけにもなります。『Why me??』があるストーリーだと説得力も増すし、興味も持ってもらえるってことですね。

・おわりに

とにかく、せっかく色々お話聞いたので発信してみました。まとめるというより、自分用の講義メモになっている感じです。とりあえず書ききったのでよかったです。今後は自分の好きなこととか発信していきたいですね。普段はTwitterメインで、長くなりそうだったらnoteって感じかなと思っています。

今後もアウトプット習慣化して、発信することをどんどん好きになりたいです!お付き合いいただきありがとうございました。

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