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Ruby歴半年ですが、RailsGirlsFukuoka2ndのオーガナイザーやりました

この記事は、Rails Girls Japan Advent Calenderの14日目の記事です。

去る11月1日&2日、4年ぶり2回目となるRailsGirls Fukuoka 2ndが開催され、そのオーガナイザーをさせていただきました!!
私はプログラミング歴1年半、Ruby歴半年です。技術的なことについては正直詳しく書けません。なので今回は、

・私がRailsGirlsに出会ったきっかけ
・開催してみて感じたこと
・今後のこと

について書いていきたいと思います!

オーガナイザーとして関わってみた率直な感想は、超楽しかった!良かった!!というのが一番です。だから今、こうして記事を書いています。
しかもこれがすごいとこなんですが、オーガナイザーといってもめちゃくちゃ大変なこととか、特別難しいことはありませんでした。

そこで、なぜど素人の私がオーガナイザーをつとめることができたのか、ということを中心に書いてみます。
なにぶん私も初参加なので、"Fukuokaの場合" という但し書きがつく感じになってしまう部分もあるかと思いますが、これを機にRails Girlsの運営に興味を持っていただければ幸いです。
おそらく他の地域でも似たような感じだと思うので、まずはコミュニティに飛び込んでみてください!!そしてやる気のある方がどんどんオーガナイザーやってくれたらいいなって思います。

(この写真、「i」の文字が売り切れてて無かったための苦肉の策が...)

私がRailsGirlsに出会ったきっかけ

そもそもRubyをやったことがなかった私。
大名エンジニアカレッジというGMOペパボが主催するプログラミングスクールで初めてRubyを触りました。

そして結果的に、そこでのご縁からRailsGirlsのオーガナイザーをやり、GMOペパボに入社することになりました。今は、GMOペパボでエンジニアとして働いています。(この辺については別途note書きたいです)
全てのきっかけは、ここで講師のudzuraさんと出会ったことなんじゃないかなと思ってます。こんな感じでつぶやいている人です。(すごい人です)

Rubyを勉強し始めてJavaScriptやPHPとの違いを知るたびに、戸惑いながらも面白いなぁと思っていたのを覚えています。
そうやって大名エンジニアカレッジで言語としてのRubyの面白さに触れる中で、懇親会か何かの時に、Rubyのコミュニティの話を聞く機会がありました。

うろ覚えですが、そこで初めてRailsGirlsの存在を知ったんだと思います。
Rails Girlsはとある1人の女性がヘルシンキで始めて、今では世界中で行われているイベントになっているんだと聞いて、なんかすごい!面白い!ってとても興奮しました。飲みながら喋ってたこともあり、

(なんかまだよく分からんけど)Rubyのコミュニティは熱い!!

という感じでした。そんなこんなで話が盛り上がっていって、

よし!Fukuoka 2ndやりましょう!!!

となり、結局その場にいた大名エンジニアカレッジのメンバーを中心にオーガナイザーをやることになりました。
そんな感じのオーガナイザー立候補でしたが、開催後はGirlsの皆さん(参加者のこと)に「とても楽しかった!」と言ってもらえたし、多少至らぬところはありましたが、何より私も楽しめたので大成功でした。本当にやってよかったです。

開催してみて感じたこと

実は今回の開催、シャウト(=RailsGirlsコミュニティ内で、このエリアで開催するよ!という宣言をすること)して動き出してからは、結構タイトなスケジュールだったのです。
私自身に関しても、イベントの運営なんてやったこともないし、何なら勉強会やイベントへの参加も数えるほどしかないようなど素人です。
加えてFukuokaは前回開催の2015年から少し間が空いてしまっていたこともあり、みんなで手探り状態で始めました。

最初こそ手探りでしたが、いろんな方々の超強力なバックアップのおかげで無事にオーガナイザーとしての役割を果たせたので、その理由の一端を紹介しておきます。

ちなみに、具体的な開催までの進め方は今回のアドベントカレンダー内でもこんな感じで記事にしてくださった方がいたので、興味があればぜひのぞいてみてください。

バックアップその1:協力的な地方Rubyコミュニティ

正直、これはめちゃくちゃ大きいなと感じました。なぜなら、コーチが集まらないとそもそも開催できないからです。
今回のFukuoka 2ndでは12名のコーチを募集して、ありがたいことに枠いっぱいまでコーチが集まりました。なんならコーチと一緒に来ていた奥様も当日飛び入りコーチしてくださるという本当に恵まれた状況でした!!(Ogihara夫妻に感謝です)

今回は、Fukuoka.rbというRubyコミュニティで普段からコアメンバーとして活動してくださっているudzuraさんの声掛けもあり、Fukuoka.rbの人たちが積極的にコーチに手を挙げてくださってます。
それ以外にもDAIMYOエンジニアカレッジの同期生、北九州や東京から参戦してくださった方々、、、ボランティアなのに本当にありがたいです。

私は直接タッチできずお任せにしていたのですが、今回はコーチ陣の準備が本当に素晴らしかったと思います。
Win環境での動作チェック、オーガナイザー陣よりも夜遅くまで打ち合わせを続けていた素振り会、インストールデイでの対応、当日の丁寧な説明、などなど...挙げるとキリが無いくらいです。
高い技術を持ったコーチの皆さんが、高い熱量で取り組まれていたのが印象的でした。
想いを持った人がたくさんいるのがRubyコミュニティの良いところだな、と実感しています。本当にありがたいです。

それから、Fukuoka 2ndの開催にあたっては、ちょうどシャウトした頃にエンジニアカフェがオープンしたので、その会場を使わせてもらえたのも助かりました!(シャウトした時点でまだ会場を押さえてなかった)
この施設は福岡市の「エンジニアフレンドリーシティ」という取り組みの一貫で設立されたものです。休日にも勉強会などに利用できる、こういうパブリックなスペースがあるのはとてもいいですね。

バックアップその2:Rails Girlsには過去開催の知見がいっぱい

正直、Fukuokaでは前回開催から日が空いてるので準備の段階で心配がありました。でもこれも杞憂でした。
Fukuokaの開催は確かに4年ぶり2回目ですが、RailsGirlsのイベント自体は日本国内、いたるところで年に何回も開催されてます。Tokyoにいたっては、開催が10回をゆうに超えていて規模も大きいので、かなりすごい。
オーガナイザーは専用のGitHubグループに招待してもらえるので、こういった過去開催のissueを眺めることができます。これでだいたいの流れが掴めました。

他の地域での開催までの流れをissueで追ってざっくり把握するのに加えて、Fukuoka 1stでやったことや反省点などをissueで振り返ったり、前回もコーチを務めたudzuraさんに聞いたりして進めていくことができました。
個人的にはOkinawa 2ndがFukuoka 2ndの直前の開催地だったので、イベントページの編集などの際に色々と参考にさせていただきました!!

バックアップその3:困ったらなんでも聞ける場がある

上記の内容と似ていますが、オーガナイザーになるとSlackに招待してもらえて、そこでなんでも相談に乗ってもらえます。
ロゴ作ってくれるデザイナーさんが見つからない。。。と一時期焦ったことがあったのですが、「別にロゴも無いなら無いでもいいよー」とすぐフォローのコメントが飛んできたり、メンションで東京のコアメンバーの方にいろいろ気軽に聞けたり、とにかく困ったら聞けるので心強かった…!

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(こんな感じでみんな気にかけてくれる、優しい)

バックアップその4:RailsGirlsが繋いでくれるご縁

先ほどもちょっと書きましたが、実は今回デザイナーさんがすぐ見つからなくて困っていた時期がありました。そんなときに(株)オルターブースの小島さんに、RailsGirls Kitakyusyuで以前オーガナイザーをつとめていた方を紹介していただきました。(小島さん本当にありがとうございます!)

それで紹介していただいたのが(株)フロイデの吉谷社長で、そこからトントン拍子に話が進み、関連会社の(株)フロイデールさんにロゴスポンサーをしていただきました。制作期間も短い中引き受けてくださって、本当に助かりました!しかもカワイイ!!!

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(左下の”めんたいこちゃん”がポイントです!!キュートすぎる...)

以前にRailsGirlsに関わったことのある人が、いろんな場面で気にかけて、助けてくださったのが印象的でした。当日に差し入れもいただいちゃいました!ありがとうございます。

バックアップその5:大名エンジニアカレッジ

最後にちょっと特殊な事情を出してしまって申し訳ないのですが、本当に今回はここでのご縁あってのことだったので改めて触れさせていただきます。

私はRubyを始めて2ヶ月くらいでRails Girlsのことを初めて聞いたわけですが、こんなにあっさり開催まで話が進むとは正直思っていませんでした。

あの時懇親会の場で、やろうやろう!と盛り上がって、一緒に手を挙げてくれた大名エンジニアカレッジメンバー無くしては開催できませんでした。オーガナイザーのshellyさんとsuwaさん、オーガナイザー兼コーチの取りまとめをしてくれたudzuraさんがあの場にいてくださったことは、間違いなくとても大きいです!!
ほぼ何も分からない中で私が一歩を踏み出せたのは、心強い仲間がいてくれたおかげです。本当に感謝しています。

また、大名エンジニアカレッジで生徒として一緒に通っていた同期のメンバーもコーチとして教える側に手を挙げてくれました。協力してくれたことがとても嬉しく、また頼もしく思いました。(てか、普通に一緒に講義受けてたのに教えてるの、本当スゴいです)

と、ここまでたくさんの感謝を述べてきて、改めて感極まってきた感があります。。。
インターン忙しい中オーガナイザー引き受けてくれたunoちゃんとか、アフターアフターパーティー仕切ってくれたtositeさんとか、コーチや参加者の皆さん、関わってくれた方全員のお名前を掲載して、それぞれにお礼を言いたい!と勝手に高まってきてますが、本筋と逸れるのでここはグッと堪えます。

改めて関わってくれた皆さんにお礼を言いたいです。ありがとうございました!!

最後話が逸れましたが、こんな感じで手を挙げてみればいろいろとバックアップしてもらえましたので、初めての人がやりたい!って言っても全然大丈夫な雰囲気でした。

今後のこと

今回久しぶりのFukuoka開催が実現したので、来てくださった方々にはぜひ勉強を続けていってもらいたいなと思いますし、私自身ももっとRuby勉強したい!と思いました。次はコーチで参加したいです。

開催後の振り返りMTでは、以下のような話が出ました。

・途切れさせずに定期開催したい
・参加者が継続して学べる場を提供していきたい

ということで、早速Fukuoka.rbも巻き込んでのアクションが始まっています。
Tokyoではすでに、RailsGirlsの卒業生が次はオーガナイザーやコーチとして関わり続けてくれているという素晴らしい循環ができているらしく、Fukuokaもそういう流れができたら素敵だなと思っています。

さいごに

まだまだRubyもRailsも勉強が必要な私ですが、こんな感じでオーガナイザーができましたよ、というお話でした。

完全に蛇足ですが、個人的な準備段階のハイライトを紹介しておくと、外国のリポジトリ(RailsGirls本体)にプルリク出したことです!
なにせこのひと月ほど前に、大名エンジニアカレッジで習ってGitHubがようやくチームで使えるようなレベル感だったのです。
単なるHTMLの静的なサイトだったんですが、超緊張しながらプッシュしました。そしてマージされて公開されたときは、超テンション上がりました(なんのこっちゃ)

今回こうやって振り返り記事書けて良かったです。ありがとうございます。記事にいっぱい貼ろうと思って改めて当日の実況Twitterを見ると、撮影のスキルが低すぎて絶望したのでいっぱい貼るのやめました。自分を客観的に見れてよかった。
Rubyに関しては、技術的なことでもっと記事が書けるようになりたいです!勉強していきます!!

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