私について

自己紹介をするのは人生で何度目なんだろうか。 
意外と自己紹介していない人とのほうが仲良くなっている気がする。

今年で45歳になった私。
大学1年から話すようになった友人M。今は大親友だ。
出席番号順に並んだ大学のロッカー、彼女のロッカーの上が私のだった。
3桁の数字が並んだ黒のカギを落とし、彼女にあたった。
それが出会いだった。

親友Mと知人だったころは、共通の友人M(わかりにくいのでM2とする)
M2を通じて仲良くなったのだが、卒業して20年以上たち、
知人のMは親友に。友人だったM2は知人になった。

大学時代のことを思い出していたら、私は、おっちょこちょいな人だった。
尿検査の尿をこぼしたり、ロッカーのカギを落としたり、
図書館でリュックを盗まれたり。

今は、会社員生活も20年以上経ち、
経理なんかやっていると、しっかりした人だと思われているが、
学生時代の私は、頑張り屋だったかもしれないが、
しっかり者ではなかった。
大学1年から就職ジャーナルを読んだり、学校にイミダスを持って行ったり
喫茶店のバイトなのに、月に18万円ぐらい稼いだり、
ラップを歌ったり、短歌を考えたり、
なんだか面白い人だった。

今は、ちゃんとしなくちゃと思っているから疲れるんだろうなぁ。
周りが賢いからと自分を卑下する必要もないし、
無理してハイジャンプしなくてもいいだろうし。
たまに少し背伸びぐらいで、
横になってもいいし、
スキップしても、歩いても、走っても。もっと自由でいいんだ。


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