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推し映画について語る2:「シン・ゴジラ」

在宅勤務が続く中、大好きな映画&映画館について考えている時間が良い気分転換になりますね!映画は本当に素晴らしいなあ。タブレットやTVで観るのも良いですが、やっぱり大きなスクリーンで観たいですね。

推し映画について語る2本目。「シン・ゴジラ」と「ダンケルク」どちらを書くかかなり迷ったのですが、2020年現在もしつこくDVDやPrimeVideoで見返している作品なこともあり、まずこちらから書きます。

推し映画-2:「シン・ゴジラ」について

2016年7月29日公開、東宝製作のゴジラシリーズの第29作。総監督・脚本は庵野秀明氏が務め、監督・特技監督は樋口真嗣氏…と、書くまでもない!みんな大好き「シン・ゴジラ」。

鑑賞前

私はエヴァで育ったリアルタイム世代なこともあり、庵野秀明監督のファンです(シン・エヴァ待ってます…!)。けれど、ゴジラファンではありません。なので劇場で予告編を観るたびに、「ああ…遂に長年の夢を叶えられたんだなあ…(でも私はたぶん観ないな…)」と思っていたのです。なんというか、気になってはいるのだけど、ちょっと飛び込みづらい。なぜならゴジラファンでも、特撮ファンでもないので、そんな自分が観てもいいのかな?と若干及び腰で、敷居の高さを感じていました。

けれど、2016年7月30日(土)はたまたま、映画館に行きたいけど特に観たい作品がなかったのと、どうも、予告編を思い出すと、「ザ・特撮!!」という感じでもない、何か不思議な映像で(ゴジラ出てこないし)。それなら、庵野監督最新作ってことで観に行きますかね…と腰を上げたのでした。だから正直、期待していなかったというか、ここまでハマるとは思っていなかったのです。

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鑑賞後(感想)

いやもう最高。面白すぎて泣いたのは初めてでした。中盤からクライマックスにかけて、「私は、こういう映画がずっとずっと観たかったんだ」と、本気で身体が震えっぱなしでした。やばすぎでした。最終的に、劇場で8回観ました。ここまでハマれる作品に出会えて幸せだし、楽しかったです。制作に携わられた皆様に感謝の気持ちでいっぱいで、エンドロールを目に焼き付けました。

私はこの作品を「プロジェクトX ゴジラ版」として観ていたようです。何かに一生懸命で、熱い人達の物語が好きで好きでたまらないので、鑑賞後「明日からもまた頑張ろう!」と思えるのです。自分の場所で、めいっぱい生きていこう、と元気が出る。私にとって、そういう存在です。

鑑賞メモ(通算8回、うち6回のメモ)

鑑賞のたびに、Facebookで感想をupしていたのですが、当時のテンションが我ながらちょっと面白いので、再掲します。

2016年7月30日
いやもう最高です。面白すぎて泣いてました。やばい!絶対また観に来ます。庵野総監督×樋口監督の最強タッグ、長年のエヴァファンかつ戦闘モノファンなのでまあそりゃクオリティ高いでしょうと思ってはいましたが、圧倒されました。何より全キャストが素晴らしいんですよ!共感して泣きっぱなしでした。長谷川博己かっこいいなあ。一見クールだけど魂は熱い!

日本って最高にクール!ゴジラ興味ないわって人でも、これは見なきゃ損ですよ。

2016年7月31日
2回目のゴジラ鑑賞後。80代後半位の男性が、二本の杖を使いながら退出されていました。初代ゴジラをリアルタイムでご覧になられた方かも。昨日も今日も、年配の方は多かったけど。感想、お聞きしてみたかった。

2016年8月7日
3回目のゴジラ鑑賞。OSシネマズミント神戸、満員です。ぎゅうぎゅう詰めです。そろそろ台詞を覚えてきました。なのに、中盤の戦闘シーンでやっぱり泣いてしまう。なんでしょうね…徹底的にリアルだからこそ、なのかな。
どうやら私はこの作品を、「プロジェクトXゴジラ版」として観ているようなので、鑑賞後、明日からもまた頑張ろう!と思えるのでした。明日の東京出張が楽しみだなー!

2016年8月13日
「シン・ゴジラ」4周目、両親を誘って4DXで観てきましたー!なんというかアトラクションでした、初体験でしたがクセになりそう。体感させてくれる演出にいちいちニヤニヤしてしまった…(でも噂の「石原さとみの良い匂い」はわかりませんでした)

両親もかなりエキサイティングしていたのでよかった!鑑賞後、追いきれなかったらしい設定あれこれに答えるのが楽しすぎます。帰宅したらパンフレットを見ながら一個ずつ教えてあげようと思います。

2016年10月21日
「シン・ゴジラ」を観てきました(2ヶ月ぶり5度目)。
はーーーーーーー、やっぱり、最高だわ。好きなものしか無い映画です。大好きです。2ヶ月ぶりなので、新鮮な気持ちで楽しめました。

そして蒲田の辺りから、ずっと泣いてました。昨日の鳥取での地震もあり、地元の家族のことが心配なので、リアルを追求している目の前の光景が結構しんどかったです。

エヴァをリアルタイムで追いかけているのと、「自分の仕事に、真摯に打ち込む」人が本当に好きなので、ここまではまっちゃうんだろうなと思います。たぶん、あと1回は観るな。確実に。

2016年12月10日
「シン・ゴジラ」観てきました!2ヶ月ぶり6度目。これをゴジラ納めとして、あとはDVDを待とう…と思っていたのですが無理でした。
SWローグ・ワンとBHザ・ファイナルを観たらもう一度行こうかな!

ここまでハマれる作品に出会えて幸せです。楽しいです。制作に携わられた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。エンドロール、目に焼き付けました。
何かに一生懸命な、熱い人達の物語が好きでたまらないんだなあと実感します。

「あたしは仕事したなーって思って死にたい」

『働きマン』の松方弘子のセリフに毎日共感してるんですが、それは別に仕事じゃなくても良くて。何かにひたむきに打ち込んでる人、かっこいい。美しい。自分もそうありたい。

だから、自分の安全を省みず、逃げずに、日本のためにゴジラに立ち向かう人達の姿に痺れる、憧れるのでした。その向こうに見える、庵野さん率いるカラーさんや東宝さん、たくさんの人達の姿にも。

2020年の今、観て感じること

いろんなことを見聞きして、ちょっと気持ちが疲れてしまうような時もあります。そんな時に「シン・ゴジラ」を観ると、ええなあ…!と思うのです!今、特にグッとくる言葉。

「……諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう」矢口 蘭堂
「スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる」赤坂 秀樹
「このままでは被害が拡大するばかりだ。公安委員会に連絡を取ってくれ。政府が動かないなら、都から有害鳥獣駆除として自衛隊に治安出動要請を出すしかない!」小塚都知事

あと、このタグを見るとめっちゃ元気になる。笑 オタクで良かったなあ…!多分きっと、ずっと好きな1本です。


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