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カルボナーラ

カルボナーラ。
実は私はあんまり作りませんかねぇ。

とてもとても手間の掛かる料理ですのでね(;´д`)

日本でカルボナーラと言えば、ベーコン、生クリーム、黒胡椒、卵、パルミジャーノレッジャーノとかですかね。

イタリアのカルボナーラはまずスパゲティでは食べません。

そしてご存知の方もいるとは思いますが、ベーコンも生クリームも使いません。

パルミジャーノすら使わない料理店もあります。

まずこの料理の源流はカチョ-エ-ペペと言われています。

チーズと黒胡椒と言う意味ですかね。

イタリアの料理人にですね、「日本人はカルボナーラをスパゲティで食べるんだぜー(゚ー゚*)」って言うと、「ええー(゚д゚)?あんな重いソースを麺で食べんのかい(゜ロ゜)!?」

って言われます。

イタリアのカルボナーラはショートパスタ、とりわけペンネのようなパスタで食べるのがスタンダードです。

作り方も全然違います。パンチェッタを使う料理人もいますし、私はグアンチャーレで作ります。

パンチェッタとは豚バラ肉の塩漬け、グアンチャーレとは豚ホホ肉の塩漬けです。

パルミジャーノを使う人もいれば、ペコリーノを使う人も。

その両方を合わせる人もいます。

パスタの極意は塩加減ではありません。

「口当たり」だと教えられます。

つまり、乳化なんですね肝は。

カルボナーラはパンチェッタの油と卵を乳化させます。

固まらないよう温度を見極めながら、後で入れるチーズの事も計算しながら。

慣れれば、さほど難しいものではないですがやはりちょっと面倒…(・´ω`・)

しかし人からはよく作って作って言われるので、簡単にスパゲティで作ってます(笑)

カルボナーラ作るけど、固まってしまうなぁっ…ていうのは、大体全卵を使ってしまうことと温度が高いってことでしょうかね。

人によってはボウルで作るっていう人もいるでしょうね。

ニンニクを入れる人もいるでしょうしキノコやアスパラなどを入れても美味しいですよね(*´▽`*)

ペコリーノとは羊乳から出来たチーズで、有名なのはペコリーノ・ロマーノとペコリーノ・トスカーノですかね。

塩気が強く硬質。しかし硬質チーズの中では比較的柔らかく、すりおろしても良いですしそのまま食べても美味しいチーズです。

牛乳で作ったチーズよりも味わいが濃いような気がします。

パンチェッタもチーズも塩気が強いので、味を整えるのが難しいですね。

パスタで作るのが難しいのはペペロンチーノだよ~って言う人もいますが、個人的にはカルボナーラの方が少し上級者向けですかね。

うまくいかない方は炒めたベーコン、卵黄、チーズをボウルに入れ、茹で上がったパスタと茹で汁を少し加えて作っても良いんじゃないですかね( ´ー`)


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