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眠っているお金の活用

先日のこと。
銀行の窓口で手続きが必要で、いつもはATMで用事を済ませて帰るけれど、久しぶりに銀行の待ち合いに座ることになりました。
待ち時間のあいだ、待合エリアにあるモニターに目をやると、
期日指定定期預金の金利・年0.002%
という、
その銀行の預金金利情報がうつしだされていました。

年0.002% かぁ〜。
単位「%」だもんな。もうそれ金利ないも同じ。
期日指定がどのくらいの期間かはわからないけど、
100万円1年預けても利息20円。

やっす。

以前なら、利息がつくだけでも…。と思っただろうけど、株式投資するようになって、考え方が変わったなって思う。

普段の生活に必要なお金と、何かあった時のために必要っぽいお金を確保しておけば、それ以外の「すぐには不要の余剰金」を寝かせておくことになる。
何かあったときっていうのは、突然の怪我とか家具家電が壊れたときの買い替えなど、もしもに備えるためなんだけど、じゃ、それはいくらあればいいの?っていうのも、自分のさじ加減なんだけど。
これだけ残しとけば、まぁ安心できるっていう額を決めて、それ以外は余剰金とする。

無くなったら、惜しいことしたと思うけど、眠らせておくなら、このお金にも働いてもらおうって感覚…なのかな。自分の資産だし。好きに使えばいいよ。

その余剰金は、今までは金融機関の定期に預け入れていたんだけれど。5年預けても数百円。
定期が満期になったとき、また、定期を設定し直すかどうか夫に相談したら、妻も株式投資やってみ?と言われました。

株式投資って、株価変動をずっとチェックしたり、下がったら元本割れして損するんじゃないの?なんかよくわからんし、大変そうだなって思ってた。けど、
長期保有で、株主優待や配当金目的で投資したっていいんだよ。まずは、自分が知ってて、応援したい会社に投資してみたらどうか?
ということで、3年ほど前から証券口座を開設し、株式投資を始めました。個人でアプリからネットで簡単に株式投資ができるようになって、本当に便利になったなって思う。

株価の上下はもちろんあって、買った時より下がった株もあるし上がった株もある。まぁ、いろいろ。トータルで見て、プラスならよし。

始めた当初は、気になっちゃって、気になっちゃって。毎日アプリで株の値動きをチェックしたりして、一喜一憂していました。今は、そこまでチェックしてないけど。
長期保有を目的としているのだし、値上がったら即売却っていう考えではないのだから、逐一株価をチェックする必要もない。配当金と株主優待を楽しめればそれでいいやっていう心持ちになっていきました。
新茶、ジュース、お菓子の詰め合わせや、うなぎランチサービス券やらなんやら、いろいろと株主優待を楽しんでおります。
それに、配当金も楽しみにしています。
権利確定月の2〜3か月後に配当金が入金されます。入金のお知らせをみて、ほくほくしています。
(年0.002%なんて、軽く超えてきます)

投資は自己責任なんで、他人に「やりなよ」って無責任なことは言えないですし、余剰金がないなら、やるべきじゃないという考えです。無理して投資する必要ないと思ってます。
それにギャンブルみたいに考える人はやめた方がいいかも。生活費も投資に回したらダメです。

「必要になるまで預けておく」というスタンスは定期預金のときとそう変わらないです。※株価変動によっては目減りするかもね。
お金が必要になったとき、売却して現金化すればいいのです。

今のところ、眠っていたお金は株式投資にまわっています。
ざっくりとした基準でいうと、私は、全期間の株価変動チャートをみて、おおよそ右肩上がりに伸びている会社は、今後も右肩上がりが予想できますねという考えのもとやってます。
次にまとまったお金ができたときには、何の株を買おうかなと、いろんな上場会社に興味を持つようになるし、勉強になります。

金融機関に預けたまま、何もしていない眠ったお金があるなら、眠らせておくより、お金に稼いでもらうのもひとつの手だな、という考え方に変わりました。

現金第一主義で、お金が減るリスクを怖がっていた自分が、株式投資に一歩踏み出したら、考え方が変わった。今後どうなるかはわからないけど、今のところは、やってみてよかったと思っています。

「やったことないことをやってみる」

っていうのは、本当に難しい難しい第一歩。
やる前は、わからないから不安に思うし、それならまぁ、今のままでいっか。てなっちゃうのだけど。
既に経験している人・夫(詳しいかどうかは置いといて)がいたから、踏み出せた。
夫よ、ありがとう。

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