第10話　私の中の子供

思春期に反抗的な態度が強く出てしまった私。

勉強したくない！学校に行きたくない！

もうこれは‘’イヤイヤ期‘’以外のなにものでもありませんね。とほほ。

とにかく高校には行きたくないの一点張りで、早く社会に出たい。自分の居場所を探していました。ここじゃない。私の居る場所はここじゃない。

そうして15歳で父に手伝って貰って行き場を探し、最初に従事したのは草津温泉の電話の交換手の仕事でした。交換手は私の他にも3人いて、2人づつ交代で仕事をします。大きなホテルの中に事務所があり、そこに社長室と電話の交換室があります。私はヘッドホンにマイクの付いた物を装着し、電話がかかってくるとその電話をフロントや予約係、社長に繋ぎます。仕事は嫌いではなかったのですが、なんせ多感なイヤイヤ期です。難しい～。いろんな事が気になる～。環境が大切～。という事でサヨナラ～。

そしてまた、私は浮草の様に流れていったのです。

つづきはまた明日～。

明日は希望が見えるかも、、、

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