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告知の仕方―これから増える、メンバー脱退や解散

今週はTakuroがお休みをいただいているために、ラジオをお休みにして、
私yummyが記事を書いてみます。
物書きがまだまだ得意ではないので、まとまりがなくお見苦しいかもしれませんが、お付き合いくださいませ。

今回の記事は、このコロナ渦でこれからもっと増えるであろう、
アーティストの解散や脱退、その告知の仕方について。
もちろんどうアプローチするにも、今まで応援してくださったファンの方が悲しむことになるのは間違いないこと。
正解というものがない難しい問題ですが、
私なりに今まで学んだこのデリケートな問題へを表に出すときのポイントを書き残しておこうと思います。
これは最終的に残る立場の方や、脱退しても活動を他で続けたい方へのヒントになったらいいなとも思うので、関係者の方にもご参考いただけますように。

ちなみに、私が今まで、関わってきているアーティストで経験した脱退や解散は 脱退 3回 / 解散 3回
人間の数だけ性格もあり、解散や脱退に対しての考えも本当に様々でした。

その1.<活動休止>という告知
自分たちにとっては大事な居場所であり、愛着があることもわかります。
ですが、明確な計画がないのであれば、
この告知は、今まで時間・気持ち・お金を使ってくれたお客様の気持ちを一番迷子にさせてしまう言葉です。
どう待ってたらよいのか、
復活を期待していて良いのか、
お客様をかなり悲しませて不安な気持ちにさせてしまうため、おすすめしませんし、結果的に、
休止中のそれぞれのソロ活動が1人でも今までと同じフィールドであるとすれば、お客様はもっと迷子です。ほとんどのお客様がそのアーティストさんへの憧れや尊敬を失い、気持ちは離れて行きます。

そして、この言葉を選ぶアーティストは大抵復活しません。。

その2.脱退:脱退したメンバーを応援してね!のスタンス

脱退していくメンバーの夢も応援してください
という事をコメントとして出すメンバーがいますが、
そういうメンバーほど、実際会うと違うことをいいます。
つまりは、大体がただの定型文だということ。
そういうコメントを出すなら、本気で思うこと、表に出す言葉も徹底することがファンにとっては大事です。
残っているメンバーが、離れて行くメンバーに対しての不の感情を出してしまうことは、ファンにとっては一番残念で要らない事なので、切り離してほしいところ。

その3.脱退:残ったメンバーが脱退したメンバーに寄り添うスタンス

私は少し失敗したスタンスです。
(マネジメントとして関わった以上は、やはり愛情は沸くので、
どんな結果であれ、私はかかった人の人生は応援したいと心から思っています。)

告知からのSNSで、残ったメンバーとマネジメントが100%相手の肩を持つということ。
これは、結果的に大きなクレームや火種には全くならず、言い方悪いですが沈下も早いです。
ですが、“沈下した先でファンが残ってくれるか” という点で
全く上手く行きませんでした。
なぜならその注目が集まった大事な期間で、
相手の方ばかり持っていて、肝心な残る自分たちの意思を表に伝えられていなかった が大きいと思います。
単に私が不器用なだけかもしれませんが、一つの結果として、お伝えしておきます。

その4.脱退:残ったメンバーがきちんと自分の意思を発信する
個人的には、この動きが一番すっきりしました。
※ただ、かなり神経を削ります。

残ったメンバーが脱退していったメンバーの事を見送りつつ、
それでも自分のストーリーに焦点を当てる事。
それは、ネガティブな感じではなく、芯があり前を向いて頑張る姿。
とにかく焦点を残ったメンバーに向けて、頑張り、そしてそのありのままの姿を見せること。

ファンの一人一人に向き合って、しっかり意思を伝える事に時間も気持ちも使いました。
誠意を伝える事に徹底すると、たとえファン減ってしまっても、良いファンが残ってくださり、リスタートがスムーズです。

その5.本人たちからの言葉がない事(解散・脱退共に)
若いグループは、どうしても解散や脱退というエピソードにいっぱいいっぱいになってしまい、
オフィシャルで告知を出して終わり  というパターン。
たしかに傷つくのも分かるし、いっぱいいっぱいになるもの分かります。
ですが、これが一番よくない告知です。
ファンは純粋に応援し、時間もお金も気持ちも使ってきているので、
本人たちの言葉が聞きたいので、
例えば、すでにコントロールが効かなくなっているアーティスト(メンバー)でも納得行っていなくても、無理やり言葉は出させるのがベストです。


いかがでしたでしょうか。
やはり人間なので、自分の感情と事実を切り離せずに
要らないものをSNSで出してしまう人も多いですが、
常に冷静であること、そして、誰のおかげでここまで来ていて、
その人たちが知りたい情報は何か
を頭において動くことがとても大事だということですよね。


すでに、解散や脱退の連絡をいくつかいただいているので、
ココロが本当に痛みますが、彼らの次の人生も潤うことを願うばかりです。


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