アーモンドアイって歴史的名馬じゃなかったのかな、、、 ~日本の顕彰馬問題~
該当馬なし
2022年6月7日に顕彰馬の選定が行われましたが、
今年の投票結果は「該当馬なし」でした。
この結果についてたくさんの競馬ファンが疑問を抱いています。
アーモンドアイが顕彰馬入りできない無念さに競馬ニュースにも多く取り上げられていますね。
果たして本当に公正な判断がなされているのでしょうか。
毎年顕彰馬問題については本当に賛否両論あります。
今後必ず改善が必要な部分がある項目ですし、将来的には見直しされる事項だと考えています。
まず私なりの結論 2つの問題点か!?
私の個人的な意見ですが、
1つは選定選定方法
「1人の記者に対して最大4頭まで投票可」とありますが、
ここに大きな問題点があると考えています。
4頭というのは権限を与えすぎではないか!?ということです。
そしてもう1つは、報道関係者のみが投票権限を持ってしまっていることです。
最大4頭までの投票
なぜ1人の記者に対して最大4頭までが多いのか?ということについてですが、
それは投票結果にあります。
ほぼ毎年「該当馬なし」という票が数票あることです。
近年ではなくなってきましたが、数年前には無効票というのもありました。
「該当馬なし」とするということは持っている票数が多いためという可能性があるのではないかと考えています。
今後はその時代の流れに合った条件を定めて、投票権限等も見直しする年度があっても良いのではないでしょうか?
将来的には改善せざるを得ない項目になると思います。
「騎手などにも投票権を与えても良いのではないか」という競馬ファンの声も上がっていますね。
騎手にも与えるのであれば牧場関係者にも与えることも視野に入れられますし良い意見ですよね。
「ファンあっての競馬」という競馬ファンには嬉しいフレーズがありますが、本当にそのように考えて下さっているのであれば、競馬ファンにも投票権限があって良いのではないかと考えます。
ただ、競馬ファンの投票権限に関しては膨大な量になってしまうのと、個人的な推し馬に投票等の私情が絡んでしまうという恐れもJRAは視野に入れている可能性があります。
例えばですが
例:3000票以上の投票数があった際は10票として扱うなどの補佐的な投票券でも良いので「参加できる」という状況を作ることができたら更に関心の深いものになってくるのではないでしょうか。
ホースマンに権限が与えられていない理由
これは確かな情報があるわけではありませんが、恐らく公正な判断ができなくなってしまうことを防ぐという観点から今の選定方法になっていると考えますが、その公正が保たれているのかどうかに疑問の声が多く上がってしまっているのが今の現状です。
顕彰馬投票の課題
記者は1票、もしくは多くても最大2票までにして、4票持っていた内の2票を別のところに与えるということも今後は必要になってくると思います。
騎手・牧場関係者に与えても良いのですし、競馬ファンにも一定の条件を定めて投票権限を与えてほしいですね。
顕彰馬の現状
過去の名馬たちが顕彰馬入りできなかった例もたくさんあります。
しかし顕彰馬の数が増えすぎて価値が下がってしまう可能性の問題視もあると思いますが、現在の状況は毎年票が入るものの規定票数に満たないため、顕彰馬入りできずないまま数年が経過して選定対象馬から抜けていってしまう例もあります。
こういった現状から顕彰馬入り待ちの馬が増えすぎてしまっている状況とも見れます。
例えば「GI5勝以上は無条件に顕彰馬入り」などとボーダーラインが決まっていれば「ここまでの成績を挙げて、日本競馬にも貢献したはずなのに、、、というジレンマは解消できそうですが、これも簡単に決められることではないのが現状です。
今後の改善策があるのかどうかが大きなポイントになってくるのではないでしょうか?
最後に
今私が思うことをサッと書き綴った次第ですが個人的な考えも多いので、
広い心で読んで頂けたら嬉しい限りです。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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