見出し画像

浴室水栓交換DIY

この度浴室水栓の交換を行いました。水栓の交換はこれまでも何度か行っているのでシールを巻くだとか、水栓交換全般に共通の手順については分かっていたのですが、初見の出来事もあったので共有します。

After

いつものことですが、Beforeの写真を撮り忘れるのです・・・
水洗は、洗い場側と浴槽側の2つあります。今回は両方交換しました。
画像は交換後です。。。

洗い場側After
浴槽側Before&After

製品選びのポイント

今回、既設の水栓はいずれもTOTOのものでした。
Afterは、洗い場側:LIXIL、浴槽側:TOTO にしました。
なぜ洗い場側だけLIXILに、というのが当然の疑問だと思います。
これは、プッシュ式の製品を使ってみたかったのですが、TOTOのものは水量の調節が蛇口の先の部分で行うようになっており、手が痛そうだなとか思ったので、LIXILのプッシュ式にしました。
LIXILの方は先に掲載した画像の通り、プッシュするボタンの周りをくるくると回して水量を調節するようになっています。

[参考] TOTOで検討したプッシュ式の水栓

TOTO→LIXIL と TOTO → TOTO での作業の違い

TOTO→LIXILに変更した方は、取り付け足を交換する必要がありました。そのため、水道の元栓を止めて作業することになりました。
TOTO→TOTOの方は、水栓本体のみ交換で済みました。取付足が動かないように気を付けつつ、本体の交換を行うだけだったため、取り付け足の栓を閉めるだけで作業ができました。
必ずしも、同じ会社の製品だからといって取り付け足が流用できるとも限らないかもしれませんが、製品に拘りが無ければ、同じ会社の製品を選ぶべきだと思います。次に書きますが、取り付け足の交換は少し難易度が上がります。

取付足の交換

取付足を交換するというのは、以下のように根元から交換するということです。
わかる人にはわかると思いますが、「ザルボ」という部品まで一緒に取れてしまいました。

ザルボの交換

実は、ザルボについては予習していたので想定内でしたが、ホームセンターへ行き、12mmの六角レンチ(500円ほど)と新しいザルボを購入する手間が発生しました。
水が出る方の取り付け足はザルボは固定されたまま外せたのですが、お湯のほうは温度変化があるためか、ザルボごと取れてしまいました。
なお、六角レンチを買ったなら既存のザルボを外して再利用もできるかもしれませんが、この既存のザルボは12mmではなく、11mmの六角で手持ちにもありませんでした(12, 10mmの六角はあった。そもそも12のほうは買う必要が無かった。)
既存のザルボが取り外せないため、購入したザルボを取り付けました。
しかし、シールを8周巻きましたが、挿入がかなりきつかったです。斜めに入ってるのではないかというくらいでした。シール無しでねじ込めることは確認したので、ねじ径が違うなどのトラブルはなかったのですが。
あと、外した直後で以下の状態で、ザルボの先端のギザギザの部分にシールがついていなかったのですが、挿入された状態でこれだと意味がない気がするのですがどうなんでしょうか。シールを巻きすぎるとこのように寄ってしまう?これはこれでシール出来ているようにも思えます。(もう30年ほどこれで水漏れはしてなかったので、良いのだと思いますが)

取付足を外したところ。ザルボもくっついてきている。

取付足の取り付け

ここが大事で、水栓本体が水平になるためには色々ポイントがあります(それはググればいくらも出てくるので省略)
今回一度失敗したのは、取り付け足を取り付け→水栓本体を取り付け ときて、この段階では水平だったのですが、取付足と水栓本体の接続部分のナットを最終的に締めるときに、少し取付足が動いてしまい、やや右上がりの状態になってしまいました。
この接続部分はそこまで強く締めなくても良い部分なので、ある程度閉まった状態で若干右下がりの状態、くらいにしておいて、そこから平行にする、そして最後にほんの気持ち増し締めする、くらいが良いかなと思いました。
とにかく、何事も一気にやってはいけないということです。全体のバランスなので。
まぁこれも一意見なので、正確な方法は説明書を読んでください。
とは言え、説明書は平行にするために最初は斜めにしておいて~なんて丁寧な説明はしていませんでした。プロが解説している動画がYoutubeなどにあるので、それで予習するのが良いです。

作業時間は2か所で2時間ほど(買い出し含む)

そこまで時間はかかりませんでした。
途中ご飯をはさんだりしたので、それもあって2時間ほどになりました。
実際の作業は1時間くらいだと思います。

使用感

製品自体の感想についても書いておきます。

洗い場側

プッシュ式、最高です。けっこう軽い力で良いです。水量調節のダイヤルも回しやすいです。シャワーのダイヤルはMAX、蛇口?のほうは中くらいで、ほぼ固定で使ってます。

浴槽側

自動止水、最高です。お湯張り中に別のことをしていて溢れさせる可能性が無くなりました。
我が家の給湯器は石油給湯器で、お湯張り機能のあるお風呂には対応していないそうです。
お風呂自体のリフォームをTOTOに相談したときに、自動お湯張りにしたいなら給湯器を交換する必要があると言われました。

補足

この水栓交換の前に、お風呂自体をリフォームする話になっていました。
ただ、何か不具合があるわけでもないし、新しいお風呂になったところでその中でやることは変わらないのだから、現状不満があるところのみ私が交換すればそれで済むのでは、ということになりました。
その現状の不満が、水栓でした。
洗い場側は温度調節のノブが取れていて、浴槽側は自動止水にしたい(時々あふれそうになっていた)というところです。
前述したとおり、お風呂交換したところで給湯器も交換しなければ自動お湯張りにならないので、今回設置したのと同じようなものが付くはずでした。
お風呂リフォームと比較すれば、コストはかなり安く済み、使い勝手もそれなりに満足しているので正解でした。
ちなみに、床はバスナリアルのシートを貼る予定です。物は既に届いていますが、水栓の交換後の様子見をのため、シートは来週以降、水漏れ等の発生がなければやろうと思います。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?