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繊細な気質を自己流で抗おうとしてきた34年間

まけまなが繊細な気質
HSPであることを知ったのが
昨年の秋。

それまで自身の繊細さを
自身の弱さと認識して
なんとか克服しようと、
挑んできました。

結果について、とても正解とは
言えず、半ば克服するのを
諦めていたところでHSPという
言葉を知り、世界が変わりました。

どのように克服しようと
してきたか、触れたいと思います。

努力・気合・根性では乗り越えられない何か

学生時代は吹奏楽部に
所属していました。

運動は得意な方です!
というキャラではないですが、
草野球が幼い頃の遊びだったように、
体育会系な一面もあったり。

文化系の部活の中でも
吹奏楽部は体育会系に入る
こともあって、上下関係は
厳しかった方だと思います。

暴力こそは無い時代でしたが、
先輩の言うことは絶対。

今思えば無意味な練習も
気合と根性で乗り切るような
風潮でした。

そんな青春時代を過ごした影響か、
社会人になっても気合と根性があれば
なんとか乗り切れるを自分に言い聞かせ、
体育会系のノリで幾多の窮地を越えてきました。

一方で、小学校低学年頃からどことなく
「ナイーブ」「デリケート」な一面があると
感じてもいて、それはいつしか悩みになりました。

「勉強も習い事も、努力すれば改善して上達する」

人生経験を積むごとにそれは確信にも
なって、なんとかこの性格も直したいと
挑み続けましたが、体に異変が起きました。

幾度も心が折れて気分障害を繰り返し発症

社会人ともなると、学生時代の責任感とは
また違った重圧を感じるようになりました。

3度の転職(合間にバイトや派遣も経験)で
いずれの場所でも気分障害を発症。

理由はそれぞれですが、
「理想と現実のギャップ」に苦しんで
自分を追い込んだというのが
ほぼ共通して言えること。

努力すればなんとか直せると思った
繊細で挫けやすいメンタル。

社会人向いてないんじゃ?と
鬱を発症した去年あたり、
さすがに自覚しました。

それでも働かないと
生活が成り立たないと焦る心と
自分の適職について真剣に悩んでいた時、
YouTubeのおすすめ動画でHSPを知りました。

自分らしく生きるという選択

それはまるでこれまでの人生の
答え合わせのようで、面白いほど
HSPの気質と自分の悩みが合致。

自分がしようとしていたことは
まさに滝上り。流れと重力に逆らうもの。
そりゃしんどいはずだと。

今のままで良い。「治す」ものではない。
繊細な気質を受け止め認める。

これまでの自分の辞書では
「妥協する」「諦める」「甘える」
とネガティブな表現しかできませんでした。

「繊細な気質であることを認める」

灯台下暗しというか、
そういう選択があったのかと。
素直に驚きと大発見でした。

自分らしく生きて良いのだと気付け、
社会人が向いていないなら辞めたっていい。

生活はしていかないといけないので、
社会人をしながら自分の好きなこと
得意なことで生活できるよう努力する。

何を努力しないといけないのかも
明確になった一連の出来事でした。

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