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適応障害と鬱を経て

完璧主義と苦手な対人関係が自らの首を絞める

まけまなはここ10年で
適応障害と鬱(状態)を
計4度経験しました。

正確に言うと、
心療内科を受診し、診断書に
病名を書いてもらったことが
4度あるということ。

鬱などの気分障害に
完治というのは無いと聞き、
比較的、気分が楽な時を
「寛解」と言うそうですね。

なので、寛解と気分障害を
繰り返しているだけで、4度と数えるのは
適当ではないのかもしれません。

この4度というのは、
鮮明に覚えています。

どのように立ち振る舞って良いのか
分からず、八方塞がり状態。

仕事へ行く気力は無いので
助けを求めに病院へ。

過去4回のうち、
住まいが変わったこともあって
通った病院は計3件。

今も復職してから半年近く経ちますが
経過観察のため通い続けています。

なぜ気分障害を発症してしまったのか。

振り返ると、完璧主義に近い性格が
一つ挙げられるなと。

加えて、高圧的な態度を取られたり、
機嫌悪く対応されると相手に苦手意識が芽生え、
強いストレスを感じるというのが
おそらく発症の原因といえるかと。

長く社会人をしていると上記のような
態度を取る人とは何度か相対する場面がある。

その度に病んでいるという訳でなく、
それが続いたり、受け止めきれなくなると
発症してしまうのかなと。正直、自身でも
よく分からないというのが本音です。

病になるのは弱いから?

何度も発症して、休職して同僚や
取引先に迷惑をかける。

復職できずに、心機一転、
転職してやり直そうと決意するも
転職先でも発症を繰り返す。

ああ、なぜこんなにも自分は
弱いのだろうかと嘆き悲しみました。

4度目の休職をした約1年前、
休職してすぐ気分が良くなったと思いきや、
1か月もすると過去に一度も無かった
自殺願望が何度か頭を過ぎりました。

ああ、これが鬱なんだと。

自分で命を絶つ勇気もなく、
明るい日中にベッドの上で
横になることしかできない自身に
自己嫌悪しかありませんでした。

気分の波がある中で、少しマシな時に
なぜこれほど弱いのか、ボーッとした
中でネットサーフィンを繰り返している
うちに一つの可能性に辿り着きました。

HSPを知る

5人に1人の割合でいる、
繊細な気質の持ち主「HSP」。

この言葉とその意味にビビッと
くるものを感じました。

HSPとは、
ハイリー・センシティブ・パーソン
Highly Sensitive Person
の頭文字をとったもの。

HSPという言葉を34年間(当時)
全く見聞きしたことないうえに、
自身がそれに該当するというのは
新しい世界を見たような気持ちだった。

それ以降、HSPに関する情報を
スポンジのように次から次へと吸収。

あれも、これも、それも、
思い当たる節だらけ。

さらに驚いたのが、同じように辛い思いを
している人が他にも多数いるということ。

YouTubeでとある配信者さんの
コメント欄に「私も、私も…」
と共感できる方をたくさん見つけたことで
人生観が変わることに。

「一人じゃなかったんだ」

再発と向き合う

HSPを知ってからというもの、
自身の弱点、というか、
抗ってもどうしようもない
傾向について知ることができた。

それは生まれ持った気質。
「刺激を受けと辛い」を
受け入れることに。

もう少しで休職期間が
終わるという時、本当に
復職できるのかと
不安が一気に襲ってきた。

ずっと日陰で生活をしていたので
太陽の光がまぶしく感じるように
復職後もしばらくは刺激だらけだった。

いつまた再発してしまうのか、
内心ハラハラしながら、復職から
もう半年近く経つ。

マーケティングでも、相手を知ることから
対策が打てるように、今回は自分自身への
理解を深めることで対策をうてた。

HSPを知ってから新しい世界を
見ているような感覚はずっと続いていて、
この効果で再発も防げているのだと実感。

1年前の自分自身のように、自分が何者か
分からない、そんな悩みを抱える実は
HSPという気質を持つ方への励みになるよう
発信活動を続けていきたい。

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