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言葉を削ぎ落とす勇気

シンプルイズベスト

長い文章を目にした時、
全て読もうとすると自然に身構える。

冒頭の数文字を読んで面白ければ
先に進むし、興味が持てなければ
その先まで読まない。

読み手の気持ちからすると
これが一般的かと。

でも、書き手・伝え手からすると
もっと伝えたい!と自然と文字数が
多くなってしまうもの。

特に繊細な気質を持ち合わせていると、
「より丁寧に」とか
「これで伝わるか心配」という思考が
頭をよぎりがち。

きっと繊細な気質であろうとなかろうと
興味を持てなければ読まれることのない
長文は勇気を出して削ぎ落とす必要がある。

削ぎ落とした結果、伝えたいことの
全ては伝えられないのかもしれない。

それでも、削ぎ落とした分、
短い文章はより強力なメッセージとして
伝わり、もっと次を読みたい!となりえる。

シンプルイズベスト。
長文で読まれないのなら、
短文にエネルギーを注ぎ込む。

それでもやはり怖い。。。

継ぎ足しを我慢した効果

「おい、小池!」

こちらは、
指名手配のポスターで使われた言葉。

容疑者の顔写真の横に大きく
「おい、小池!」と書いてあり、
まけまなが強く印象に残っている
ポスターの1枚。

指名手配のポスターは顔写真こそ印象に残るも、
名前や容疑の内容まで鮮明に記憶できている
一般人は決して多くないはず。

そんな中で、警察もこの犯人に
特別な思いがあったことから、
「おい、小池!」のポスターが世に出たと
裏話もよく調べず、いま挙げている。

ちなみに、この容疑者は2012年に
病死で見つかったということで
当時のニュースでも話題になったと
記憶している。

それほど、あの「おい、小池!」の
インパクトと顔写真が一般市民にも
鮮明に伝わった一例だといえる。

言葉の継ぎ足しを我慢

短文が効果的だと分かっていても
なかなか踏ん切りがつかないのが
真面目な性格の性というか。

「短文だと失礼ではないか」
そんな気もして一言二言を足していくと
気付けば伝わらない文章になっていたのでは
元も子もないわけで。

何の考えもなく単に短くするのは
不親切でしかなく、真心を込めて
削ぎ落とすのが大事になる。

削ぎ落とした結果、次を読んでもらえるか
それは多少の訓練が必要になるでしょうが、
ダラダラと長い文は読まれないというのは
常に念頭にないといけない。

真っ直ぐな繊細さんには不安との格闘に
なるでしょうが、まけまなも試行錯誤して
短く伝えられるよう意識していきたい。

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