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繊細さんの一向に進まない資料作成

「我が社がこれから販売を手がける
この新商品について、どのような戦略で
進めていくべきか、資料を作ってほしい」



というのが上司からの指示。
新商品というのは、缶バッジのこと。


社内会議で、缶バッジって手軽で良いよね
という意見からオリジナル缶バッジの
販売に向けてまけまなが主担当に任命。



「資料作って」の上司の指示は
後になって思えば実に曖昧なもの。


何をどこまで作り込むべきか。
社内用の資料だからまずは叩き台として
作っていこうかと自身の中で方向性を確認。



市販のバッジ製造機械あたりを調べて
資料を作り始めると次々に出てくる疑問点。


●新商品販売の狙いは?(売上?)
●ターゲットは?
●購入に充てられる予算は?
●どこでどのように売る?
●いつから販売開始する? 等々



日頃から一緒にいる上司と接していて
感じるのが、


(確認しても恐らく答えは得られない)


ということ。繊細な性質が故に、
くどくど聞くのは、相手がイライラするのが
伝わってくるため、避けたいと思う。


加えて、中堅の社会人として、


「私はこのように進めると良いと思いますが、
いかがでしょうか?」

という進め方が最適解を
求めやすいという経験則もある。それに、


(「何でもかんでも聞いてくるな」と思われるのでは…)


という勘繰りもあって、結局のところ様々な
想定を加味した資料作成に取り掛かることに。



これを書きながら、(自分で追い込んでるな…)
と思いつつも、指示をした上司が想定している
資料の出来を上回りたいという意欲もある。


ヒトは言語化することで物事を
より冷静に分析できるもの。



指示をした上司が言語化しきれない部分を
補うのがデキる社会人なのでは⁉︎と自身に
発破をかけて資料作成に取り組んでいる。


このようにあれやこれや考えていると、
資料作成が一向に進まない。



ここは赤字にして、ここは太字にして、
イラストはこのサイズにして…と
パワポの1ページの完成度にもこだわりがち。


えっと、そもそもこの資料はいつまでに作れば
良かったのだろうか…



次から次へと思考が浮かぶ繊細さん。
果たして完成はいつになるのか。。。

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