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4/23 壊されるためのモノが好き

うまく説明はできないのですが、綺麗に壊れるモノって良いですよね。漠然としすぎですか?じゃあちょっと例を挙げてみましょうか。

例1:洋楽、邦楽の割れる食器やグラスやガラス

これは誰しも見たことがあると思います。なんかしょっちゅう割れてますよねあいつら。激しい音楽や陰鬱とした感情を叫ぶ曲なんかは何かを壊しがちな気がします。あと独自性を押し出したいやつですね、世界観で勝負したいアーティストなんかは色々破壊する傾向があります。

余談ですが最近は壊れるタイミングをやたら綺麗に写すPVが多くてかなり気持ちがいいですね。ゆっくり亀裂が走ったり、破砕のシーンを戻して割って戻して壊してと器物に責め苦を与えていたり、綺麗で見入ってしまいます。

僕は現実世界で物が壊れるとたいてい不快になりますけど、それでも画面というフィルターを挟めば破壊が心地よくなるんですから不思議です。

己が内に秘めた破壊衝動をくすぐられるから気持ちよくなるのかと思いましたがどうやら違うようでした。というのも、偶発的に壊れたものを見ても気持ちよくはならないんです。偶々壊してしまったモノは僕の琴線には触れないようでして、意図を持って壊されたモノにのみ気持ちよさを覚えるようなんですよね。

だからどうやら僕は「壊れるモノ」じゃなくて「壊されるために作られたモノ」が好きみたい、という話でした。どうでもいいことこの上ないですね。

あと何かを壊すPVの表現技法に名前はないかと思って調べてみても、ちっとも出てきませんでした。誰か教えて下さい。何らかに使うので。

それでは




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