いわゆるうらみつらみ
お仕事でとある場所に取材に行ってきました。
取材そのものは大したこっちゃなく、まあまあ思っていた感じで終わることができました。
問題はその後です。
上司に報告書を提出したのですが……
なんだこれは!ビジネス文書ではない!まるでブログじゃないか!
と、お叱りのお言葉。
これには私もカチーンとくるわけです。
「これがブログやったら、もっとおもしろく書くわい!」
私も大人ですから、この怒りを表に出すことはありません。内心は沸々と怒りが煮えたぎっているのです。
ただし、よくよく考えると、怒りのポイントが明らかにズレています。
自分の文章をブログのようだと言われたことが怒りのきっかけとなったわけですが、ブログであるというならもっとおもしろく書けるという自負があり、そこからなぜか文章書きとしてのプライドをけちょんけちょんにされたような感覚に陥ったのです。
私の提出したのは、べろんべろんになりながら書いた報告書であり、ほぼ箇条書きで事実関係を書き並べただけの、箸にも棒にも引っかからないしょうもない文章です。一応はビジネス文書であるとの認識のもと、感情を出さないように書いた、本当にしょうもない文章です。
どうすればこのつまらぬ文章をおもしろくできるのか?
腹を抱えて笑うような文章にしてやろうか!
それとも、蝋人形にしてやろうか!!
さっぱりわけのわからない方向に気持ちが向いていくのを抑えこみ、なんとか平静を装いましたが、どうにもこうにもなりません。
この恨み、晴らさでおくべきか。
ていうか、この恨みは何なのか。
変な煽り方をしないことです。あなたの周りにはブログを書いている人がいるのです。