性格について#1
よく「丸くなったね」と言う言葉を聞くんですが、大体枕詞に「昔に比べたら」というものが付きます。
自分自身も友人に昔に比べたら丸くなったねと言われるのですが、改めて自分のなにが変わったのかを考えてみました。
昔はずっと群れていて、友達が一番!という感じだったのですが、最近はほぼ何をするにも一人になりました。
もちろん友人と出かけることもありますし、その時間もその関係も自分にはとっても大切です。
昔と今で何が変わったかというと「人に対する興味」だと思います。
昔は噂話も大好きだったし、人にたくさん質問していました(好きな人誰?とか休みの日何してたの?などなど)。
いまはもう自発的に個人的なことを聞くことはほぼなくなりました。人に興味がなくなったのです。
そうなった途端、嘘のように周りを気にしなくなり、一人でどこへでも行けるようになりました。(外食、ご飯、お買い物、旅行などなど)
内面が変わったわけではないんですが、発することがなくなったという話なのです。
昔、ある方がしていてとても納得した話がありました。
人の内面は簡単に変わらない、ただ客観的な印象は変えられる、と。
例えば同じことに対して「この野郎」と思ったとしても、口に出すか出さないかで客観的な印象は変わるということです。
では冒頭の話に戻ります。
自分が人に言われる「丸くなったね」は人に興味がなくなった結果、客観的に変わったという話であって実際の自分が変わったわけではないのです。
実際、いまでも内心イライラすることも多いし、その話詳しく聞きたいと思うこともありますが、わざわざ口に出すほど興味があるというわけではないので聞かないだけです。
昔に比べて冷たくなったとも言われますが、それはそれで自分が楽に生活できているのでいいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?