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円安ってなんだ

こんにちは。本日は円安について話したいと思います!

現在、日本では急速に円安が進んでいると言われています。

円安?円高?どっちが輸出に有利で、輸入に不利?となる方は、"円安=円の価値が安くなる、円高=円の価値が高くなる"と覚えましょう。

円の価値が安くなるということは、円で買えるものが少なくなると考えていただければいいと思います!

まずはチャートから確認したいと思います。

グラフが上がれば、円安、下がれば円高になります。2011年から2012年くらいは約80円、現在は130円から150円程度で推移していますね。

ここからは円安について解説します!

円安とは、円の価値が下落する現象で、円を使って買い物をする輸入には不利になります。

これは、資源の少ない日本にとって、原油価格の高騰(→ガソリン高騰、電気代高騰にも繋がります!)や食糧品の高騰に繋がります。

例えば、2011年には、小麦粉1キロが80円で買えていたとすると、現在は130円から150円程度支払わなければいけないため、単純に1.5倍から2倍程度支払う必要があります。

確かに、空前の値上げラッシュですね...

価値の下がった日本円で買えるものが少なくなっているイメージです。

しかし、円安は悪いことばかりではありません

円安は、輸出では有利になるため、輸出を強みにする日本の上場企業は純利益を大きく押し上げています。

海外で車を販売するときに、1ドル80円だと、仮に10万ドルを売っても800万円ですが、1ドル150円ですと、1200万円で販売することになります。

また、日本円が安いということは、ドルの価値が相対的に高いということなので、価値の高いドルで買えるものが多くなります。

2011年には、1ドルで80円のものしか買えなかったのにも関わらず、現在は1ドルで130円〜150円のものが買えるのですから、1ドルでより多くのものが購入できますね!

よって、"日本は安い"となるのは当然で、安い日本に来たくなるのも当然です。


よって、訪日外国人は爆発的に増えており、インバウンド需要は日本のGDPを押し上げる要因になっています。

さて、本日は簡単ではありますが、円安の意味やメリット・デメリットについて解説しました。

円高と円安のどちらがいいか、また円安の時代に我々の資産を守るためにどうすればいいかについては、別の機会に解説したいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!!

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