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糸島棚田プロジェクトに参加してみて

おはようございます。

日曜日に福岡県の糸島で
棚田プロジェクトに参加しまして。

何か書いているうちに
心の奥底に眠った何かが表われそうな気がして。
何書こうとか考えなしに
キーボードを叩いてみてます。
まとまりのない文章になるとは思うのですが、
読んでってくれたらうれしいです。

福岡県の糸島は、
同じ九州に住んでいながら
人生初めて訪れた土地で。

博多から糸島に向かったのですが、

帰りの電車が30分に1回ペースなところとか、
車窓からの景色が田園風景なところとか、
カエルや鳥の鳴き声がBGMなところとか。。。

都会から来る人は
これを新鮮な気持ちで感じるのかな
と思いつつ、

私はちょうどこれくらいの田舎で
生まれ育った身なので
懐かしいなとか
地元の風景を重ねながら
集合場所の駅まで
ぽけーと1時間電車に乗っていました。

いつも電車に乗るときは、
スマホの画面しか見ていないのですが、
今回ばかりはなぜか
スマホを触ることはあんまりなくて、
景色や同じ電車に乗っている人の
人間観察をしていました。

というのも、今回集まるメンバーは
リアルで会うのがほとんど初めての人。

いつもZoom越しに見ている顔や
顔すら知らずに
情報ソースがLINEの名前とアイコンだけな
方が多かった。

初対面の人と打ち解けるのは
難なくこなせるほうですが、
やっぱり最初の第一歩は
すごくすごく緊張してしまって。
誰に話しかけよう、何を話そう、
相手は私に興味あるのかな
とかぐるぐる考えてしまうのがいつものパターン。

会話の切り札の準備ができて
やっとコミュ力高いモードに切り替わって

幸運にも話しかけた相手が饒舌な事が多いので
私の切り札準備の時間はあまり意味がなく、

その場をすごく楽しい雰囲気にもっていってくれて
結果たくさんの共通点が見つかって
親近感や興味や尊敬や憧れが強くなって
また会いましょっていう約束を交わす流れですね。

集合場所の駅に降り立つのは
今月のプロジェクトに参加するメンバー
しかいなくて、
降り立った瞬間
「うわあいつも画面越しに見てたサポーター人が
目の前にいる本物だあ」
って怖気づいてる自分もいて。

その自分を相殺するかのように
ずっと目の前に座っていた
社会人メンバーの人に話しかけてみる。
そしたら大ヒット。めちゃめちゃ気が合う。
そうやってその日のスタートダッシュは
上手くいきました。

はるばる糸島まで何をしに来たかというと
棚田で田植えをしてました。
びしょぬれになりながら
機械を使わず手植えで。
裸足で泥の中を歩いて
素手で苗を植えて。
小学生ぶりに爪の中に泥が詰まって
取れない感覚を味わいました。(笑)
泥の中を歩く感覚は(私にとっては)思いの外
気持ちよくて癖になる感覚
パン生地にバターを入れこむときの
ぬちゃっとしてるときに近い

棚田プロジェクトは
実家が米農家してる私に
参加する意味あるのだろうかという
格闘はあったものの
その場でしか繋がれないご縁があって
実家の農作業の手伝い程度では味わえない
価値があって
参加して良かったな
また来月も参加しようと虜になりました。

今回のプロジェクトは
社会人と学生合同のプロジェクトで
社会人の先輩とのコネクションが生まれたことが
一番のお土産でした。

オンラインスクールの創設者の方にも
初めてお会いして
フリーランスの厳しい現実に負けないように
強く生きてる姿が垣間見えたり、

ほんとはすごく疲れを感じているけれど
みんなの前では弱音を吐けない人間性が見えたり、
オンライン上ではメンバーと関わるには
密度に限界があるからこそ
オフラインではここぞとばかりに
深く知ろうとしてくれて
何か役に立てることはないか、
やりたいことにつながる場が提供できないか
真剣に考えてくださっていました。

目に見えることは棚田に苗を植えたことですが、
東京から、京都から、岐阜から、熊本から
色んな人が集まる場に参加したことで
人脈、糸島シェアハウスの方の心粋の温かさ、
フリーランスの厳しさ、
管理栄養士の現場のギャップ。。。
目に見えないものをたくさん触れた
濃ゆい1日でした。


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