見出し画像

【ゲームレビュー16】「カラテカ」戦う前の礼が大事

カラテカ」はアメリカで開発され、1984年にAPPLEⅡで発売、1985年にファミコンに移植された、格闘アクションゲームである。当時、プレイしていた他のゲームとスピード感が全く異なり、もはや太極拳をしているレベルの動きだった。これが最先端のゲームなのか、一昔前のゲームなのかはその当時、判断がつかなかった。

画像1

■ゲームとの出会い

たぶん、おもちゃ屋に行った際に安くなっていたものを買ったと思う。当時、ゲームの買い取りや中古品を買うという文化はまだなかった。また、ヤマダ電機やTSUTAYAなどもなかったので、ゲームはおもちゃ屋で買っていた。余談になるが、少したって近くにTSUTAYAができたのだが、漢字で「蔦屋書店」と表記されていた。

■ゲーム内容

主人公のカラテカが婚約者を連れ戻すためにアクマ 軍団と戦うストーリー。攻撃はパンチとキックを上中下段にはなつ。ジャンプはしない。カラテカは、敵のアジトへひたすら向かい、敵もアジトから一定の感覚で向かってくる、ぶつかった時点で戦闘モードになり、勝つと先に進める。公園の平均台で両端から歩いてきて、ぶつかった時点でじゃんけんをして、負けるとスタートからやり直し、みたいな感じだ。敵のアジトへ向かうときは走っていけるが、走った状態で敵にぶつかるとやられてしまい、即ゲームオーバーになる。

■開発者はあの

後に「プリンス・オブ・ペルシャ」を開発したジョーダン・メックナーが手掛けている。プリンス・オブ・ペルシャは、パソコンショップの店頭で数回やったレベルなので、レビューもくそもないが、キャラクターの動きの細やかさには度肝を抜かれた。「ローリングサンダー」の主人公アルバトロスが2階の柵を飛び越える動作もスゲーと思っていたが、それを何倍も上回る素敵な動きをしていた。

■なんか独特

初期の「バーチャファイター」にでてきそうな、ポリゴン感ががある。モーションキャプチャーで動きを再現しているらしい。動きがかなり遅いため、キックとパンチのボタンを手数以上に押してしまう。「スパルタンX」のあとにやったりしたらかなり違和感があったと思う。

■カラテカといえば

闇営業・・ではなく、スタート地点の背後が崖になっていて、後ろに下がると崖から落ちてゲームオーバーになる。落ち方がリアルなので、当時プレイした子供たちは、今でもみんな覚えているはず。これもモーションキャプチャーしたんだろうな。

■タカがうざい

たまにタカが飛んでくる。このタカに一撃をかますことがなかなかできない。近づいてきた際に良いころ合いで攻撃しなければならないのだが、カラテカの動きがゆっくりなので、「るろうに剣心」の抜刀斎なみにスキルがいる気がする。大体、タカがカラテカをワシャワシャして満足気に引き返していく。

■最難関

柵みたいな、ギロチンみたいなワナがある。とりあえず柵だとして、通常時は開いているので、通ろうとすると、ちょうど真上で閉まってしまい即ゲームオーバーになる。たしか柵まで走ってきて直前で止まると目の前で柵が降り、ワナを回避できるのだが、とてもタイミングをとりづらかった。もたもたしていると、敵と遭遇してしまい、それどころではなくなってしまう。

ここは私の中で最難関であって、まだまだ先には強敵が待っているはずなのだが、訳あってレビューはここまでしかできない。(1回くらい超えた気がするのだが・・)

■リメイク版

2012年にリメイク版がでている。公式PV前半にAPPLEⅡ版ではあるが、今回取り上げたクラシック版もでてくる。なお、クラシック版はiOSで120円にて購入可能。ベタなおじいちゃん登場。

■ソフトプロ

気になったので調べてみたら、7本ソフトをだしていた。カラテカしかやったことがないと思うので、ここで他の6本も紹介する。

1986年 「サーカスチャーリー」「ブリーダー」 1987年「パルサーの光」 1988年「19(ヌイーゼン」「爆闘士パットンくん」 1989年「フェアリーテイル」※ブリーダー以降はディスクシステム用ソフト。

一応、全部チェックしたが、やっぱりやったことがなかった。ディスクシステム用のソフトは、ちょっとマニアックな感じ。※面白かったというソフトがあれば、教えて下さい。

■まとめ

戦う前に礼をするあたりが、海外で開発された感じがでている。今日まで知らなかったのだが、礼をしないで戦闘に入ると敵が強くなるらしい。柵にもお辞儀をしたら、通してくれたのだろうか。

遊びにきていただき、ありがとうございます。ネタが続く限り、更新して参ります!また、サポートのお礼のメッセージを3種類考えました。140文字以内なんで、大した内容ではないですが、最近やっているゲームやアプリのことを書きました。