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4.縄文遺跡へ②

息子が、目の前にある風景と重なって、縄文時代の人や住居も視えるということがわかってから、息子も初めてそれが視えた驚きで、縄文遺跡自体に興味を持つようになった。

検索してしてみると、私たちが住む町の近辺には、大小さまざまな遺跡があることがわかった。中でも、国史跡に指定されたばかりの、大きな遺跡群があることがわかり、すぐに行ってみたいという息子。

住所を調べ、グーグルマップ片手に行ってみた。「取掛西貝塚」国史跡という割に、看板もない。辺り一面きれいに耕された土と、たった1軒だけまだ住んでいると思われる家屋と、その前で畑を耕しているおじさんが一人。

「ほんとにここなのかな?」

「ここだよ。白い布を着た人があっちの方に沢山いるし、縄文時代のお家はあっちにあるよ。犬もいるし、お父さん、お母さんと、子供がいるよ。」

「え?!視えるの?!」たった1軒の家屋以外の建物は何もない場所に重なって視えるらしい。

畑のおじさんを横目に、土でできた通路を少し歩いてみると、

「あ!お母さん、止まって!子供が、こっちに寄ってきて立ち止まって僕の方を見てるよ。」

「え?!止まってこっちを見てるってことは、あっちからもこっちを見れるのかな?」

「それはわからないけど、今、ここにいるよ。」

「え?そうなの?!」

もう少し奥の方へと進み、ひとまわりしてから家路についた。

家に着くなり、「お母さん、さっき言わなかったんだけど、さっきこっちを見てた子の髪の毛に触れてみたんだよ~そしたら!ほんとに髪の毛触ったような感触だったよ。」

「え~!!!!?何それ?!!そんなことってあるの?!」それって、時空を超えた人との遭遇?!そんなことって本当にあるの?映画ならわかるけど。。。それとも、映画製作してる人たちはそういう体験があって、映画にしたりしてるのだろうか?

ドラえもんだって、タイムマシンに乗って、過去へ戻ったり、どこでもドアで行きたいところへ瞬時で行けたり、それって、実際に道具がなくてもできることを、タイムマシンやどこでもドアのような媒体を使うっていうことで可能にさせてるだけなのかな?

またもや、時空を超えた体験を聞いて、驚く私。目の前にはほぼ土しかない。なのに、縄文時代の生活が視えるなんて!

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「ところで、縄文時代の人の第三の目は何色なの?」

「みんな紫だよ。」

「ってことは、お母さんとRのことが視えてる可能性あるよね?」

「どうだろうね?」

「今、Rが住んでいる場所は、ほとんどの人は、第三の目は赤で、濃い人も

いれば薄い人もいると言ってたけど、他の県に住んでる人はどうなんだろうね?」

「あ!そういえば、この間、春休みで帰省してた○○君は、久しぶりに会ったら赤が濃くなっていたよ。」

「へ~、南の方へ行くと濃くなるってことなのかな?」

「うん、そうかも!前にお父さんの実家の方へ行った時、みんな赤がすごく濃かったの。天草に行った時なんか、みんなすっごく濃くてさ~。」

「へ~、そしたら、日照時間が長い、太陽の光を沢山浴びている人は赤が濃くなるってことなのかな?!」

「天草、宮崎の高千穂の人もみんな濃かったしね。」

「やっぱり、太陽の光に当たるって大事なことかもしれないね。」

※その後、親戚の住む東北地方の人に会う機会があり、息子に聞いてみると、第三の目が赤く濃い人もいるということがわかった。どこに住んでいるかでは、一概に第三の目の色は判断できないということがわかった。

ただ、海外で生まれ育っている方は、その地域の影響が強く出る場合もあり、その地域の方の色をそのまま、まとって日本に住んでいる方もいることがわかった。

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つづく

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