春の日差しが心地よい/#092
カーテンの隙間から光が溢れる。うっすら明るくなった空を眺めて時計を見る。2つの針が5:15を示している。いつもの時間。最近は目覚ましがなくても同じ時間に起きるようになった。
この時間に起きて自分の朝食と妻のお弁当を作るのが日課になっている。コップ一杯の水を飲み干しパジャマの袖をまくる。書店で購入したお弁当のレシピ本とクックパッドが最近のお勉強になった。慣れない手先で包丁を握り食材たちと睨めっこ。いくぶん手際が良くなったと感じる。
作りながら次の準備や洗い物を進める。2つ以上のことを同時にするのは苦手分野だ。けれど少しずつ慣れて逆算しながら調理を進められるようになった。少しずつ明るくなった外に目をやると朝日に照らされた桜が上品に立っている。アパート前のゴミステーションにはパジャマ姿の住人たちが足早に往来している。
今日からまた1週間がはじまる。
さぁ、noteを書き終えてカメラを持って出勤しよう。
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