Clubhouseをやってみてわかったこと
今話題のClubhouseを約1日やって見て感じたことや考えを書いていく
そもそもClubhouseとは…?
"Clubhouse"とは次世代SNSと呼ばれているコミュニケーションアプリ。
ユーザーは音声のみでやり取りをする。
生放送のみでアーカイブ化することはできないため、そこにいないともう2度と聞くことが出来ないという特徴がある。
また現在参加するためには、「招待を受ける」もしくは「ウェイティングリストで自分の番になるのを待つ」しかないが、ウェイティングリストはどれだけの長さかわからないため、現在のユーザーはほぼ招待を受けた人達といっても過言ではない。
ユーザーの役割
ユーザーは2つに分けられる。
1つはリスナー、もう1つはスピーカーである。
リスナーは言わずもがなそのコンテンツを聞いてるだけの人だが、挙手ボタンがあるので比較的スムーズにスピーカー側に回ることもできる。
対してスピーカーはそのコンテンツを話す人のことである。
スピーカーの中にはモデレーターと呼ばれる役割の人もいて、基本的にはモデレーターの方がその部屋のリーダーとなり進行や招待、参加可否の決定を行う。
スピーカー↔リスナーの役割の変化が円滑にできるのもこのサービスの醍醐味なのだろう。
流行った理由に関して
これはいくつか考えられる。
まずは完全招待制という特徴。
1ユーザーにつき2枠しか招待枠がないため、爆発的に広がることがない。
このやり方が、ジワジワと長く続くブームを作ることになる可能性を大いに秘めていると考える。
また通常のSNSと違い招待制でありながら、各界の著名人が他のSNS同様に、なんならより自由に話しているという点も人々の関心を惹き付ける要因なのだろう。
確かに生放送でその場限りの話をするとなれば、ファンは聞き逃したくない。
更にこのSNSではコメント機能がない。
コメント機能が無いと必然的に他SNSで感想を述べたり、質問をしたりしなければいけなくなるので、そういったのもメディア露出を高めている要因なのだろう。
またこのアプリは2020年5月頃にシリコンバレーで流行しているとの記事が出ていたため、流行に敏感な人はおそらくずっと追っていた。
そして使えるようになったタイミングで彼らが一斉にClubhouseに関して他のSNSで拡散し始めた結果、みんなが参加してるなら私も…という層(ハーディング効果/FOMO)が連鎖的に増えていったと考えられる。
現在の日本国内のユーザー数はわからないが、国民性も相まって確実に市民権を獲得しつつあると考える。