Oculus Quest2でPCゲーム(iRacing)をプレイするには
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2020/01/19更新
Oculus Quest 2でiRacingを遊ぶ際の環境について書きました。
何かいいアイデア、コメント等ありましたら↓こちらに書いていただけると、この記事に反映できます。
12月の頭にOculus Quest 2を購入して、主にiRacingに使用しています。
レーシングゲームをする場合、3画面にする諸先輩方が多いのですが、場所を取ったり、画面の固定具を考えたりとハードルは高い。また、以下の記事に書いているように、皆さん144Hz以上の高級液晶パネルを薦められるので…笑
なので、私はコンパクトに少しだけ安価?に導入できるOculus Quest 2を導入したわけです。12月に導入して、約1か月Oculus Quest2でiRacingをして、その際に行った設定や、気づいたことをまとめました。
iRacingの登録方法書いておきましたので、参考にしてくれたら嬉しいです。
まずは、Oculus Quest 2を使用した際の感想
まず、感想ですが、下記の@stromatolite_46 さんの感想とほぼ同じです。(横着w)Tweetは将来的に消えてしまう可能性があるので、テキストをコピペさせてもらっています。
と、他人の感想だけ載せたらちょっとあれなので、私も何か…。
セットアップ
まず、ノーマルのOculus Quest 2に付属しているケーブルは約1mのUSB3.0ではないケーブルです。それでもどうにかPCゲームのiRacingはできましたが、PCとOculus Quest 2を1mのケーブルをつなぎ、レーシングゲームをするって、かなり難しい。こんな感じでダメなとこ書いてます。
すぐに、USB3.0のケーブルを発注しています。これで、転送速度も上がり、通常70Hzのリフラッシュレートから90Hzのモードを使えるようになりました。
昨日(2021/01/18)気づいたんですが、僕のマザボのB450Mというやつ、Type Cのコネクタがあるので、両方タイプCのタイプのケーブルを買ったほうが充電速度が速いみたい。転送速度は変わりません。
VRで90Hzで遊べるって、どんなPC使ってるの?って方は、こちらのをご覧ください。上の方にスペック載せています。簡単に言うとRyzen 5 3500と2070Superです。
ゲームを始めるまでのルーチン
①コクピットに座るまでにすること
※コクピットって何って方はこちら↓
眼鏡からコンタクレンズに変更する。(眼鏡だと不便)
PCを起動する。
iRacing UIを起動する。
②iRacing UI上の「Join」を押すまでにしなければならないこと
FANATEC CSW V2.5(下記のまぁまぁ高級ハンドルコントローラーのこと)を起動する。(iRacingで車を動かせる画面になってからで起動すると、ステアリングのLEDが付きません。)
PCの音声出力をQuest2またはイヤホン等、鳴らしたいデバイスに変更(iRacingで車を動かせる画面になってからでは、音声の変更が効かない)
と思ってたんですが、ここ省略できます!(下の方に記載)
Joinを押すと、下記のようにiRacingのステータスが少し進んだ後止まります。
私はJoinを押した後、一度Oculus Quest2を被ります。すると、Oculus Quest2の画面に、「PCの内容をOculus Quest2と共有しますか?」的な質問が出てくるので、Oculusのコントローラーで、「いいえ」を選択。(めんどくさい)
そして、「ガーディアン(境界)を選択してください」という画面が出てくるので、歩行用境界を選択し、かなり広めに境界をコントローラーで描きます。この際、壁とか関係なく、壁を無視して奥までとります。広くとっていないと、運転中に、なぜかは分かりませんが、画面に境界が出てきてすごく邪魔です。(境界が出てくる感度を下げる設定もOculus上に用意されていますが、境界をもともと広くとっていれば解決されると思いますので、ここでは省略)
その後「Oculus Linkを使用する」的な画面がOculus Quest2上に現れるので、選択。Oculus Linkとは、USBを介してPC画面をOculusで共有するモード。
それが終わると、少しOculus Quest2を頭のおでこあたりに置き、液晶ディスプレイに目を向けると、画面「Oculusを認識。フルスクリーンでスタートしますか?」と出ているので、「はい」を選択。(「いいえ」にするとQuest 2ではなく、普通の液晶画面でのプレイになります)(ここある設定をすると省略できます!!下で説明)
もしこの画面が出てないようなら、画面下のツールバーに2つiRacingのソフトが表示されているので、どちらか選択するとこのボックスが出てきます。
で、ローディングされるのを待てばレースが開始されます。
Oculus Quest 2をiRacingで遊ぶ時の裏技
音声出力の設定
iRacingでJoin押した後、レース画面になるとWindowsのサウンドの設定から音声設定変えても音源が変化しません。
が、iRacingオプションのサウンドからなら自由に変えられたり、音源を固定しておくことができます。
左上が車の音、黄色右上がボイチャ音声出力先、黄色右下がマイク。スポッターの出力先も買えられます。
例えば、ゲーム中はイヤホン・ヘッドフォンに音を出すように固定しておいて、ゲームしていないときはスピーカーでPCの音を鳴らすということがこの設定によって可能になります。
VRでiRacingするときのこの邪魔な表示を消す方法
documents /iracing/rendererDX11.ini という場所にあるファイルをテキストで開いて、[Open Rift]の下にあるautoselectを0から1に変更すると、常に「はい(Y)」を選択したことになります。
じゃぁ、ディスプレイでプレイしたいときは?とか、ディスプレイでリプレイ見たいときは?という疑問については簡単な方法としては、ディスプレイでプレイするときはOculus Quest 2のUSBを抜く。
また、USBを抜かなくてもいいようにソフトを作ってくださっている方も。
VRのキャリブレーション(センター出し)
この一番下の「Recenter HMD」をハンドルのボタンどれかに設定しておけば、ちょっと視点調整したいとか急に正面ズレた!って時に押せば押した所が正面になります。
グラフィック設定
とりあえず、のちに紹介する設定で、最高リフレッシュレートの90Hzでそんなにストレスなく遊べています。
Oculus Quest2
下記はWindows上のOculusソフト設定画面です。
の90Hzにして、レンダリング解像度は自動。
iRacing
Pit Objects→ Medium (ホームストレート走るときにカクカクしやすかったのでMediumにした)
Cockpit Mirror (2にしていると、左右のミラーと、バーチャルミラーが見られる。3にすると通常のバックミラーも見られるけど、不要と判断)
HDR OFF (Onだと結構負担かかるみたい)
音の設定
「Rotate with VR headset movement(VRヘッドセットの動きに応じて音声を動かす)」っていうのがあったので、チェックを入れています。(チェックの有無の違いは確認していませんが)
気付いたこと
作業等でPCを使った後にiRacing & Quest 2を使うと、ドライブ中に音と画面がチョコチョコと一瞬途切れることがある。(ぎりぎりレースはできるが、気になる)その場合は一度PCを再起動すると収まることがほとんど。
色の白さの解消
使っていないので詳細は不明ですが、ソフトがあるようです。
お暇な方はこちら↓
English Version: How to Play, Set, Review of iRacing with VR (Oculus Quest 2)