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大谷翔平大好きニキこと ベン・バーランダー氏のpodcast、「Flippin' Bats」を翻訳しました。その2


ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を愛してやまないFOXスポーツのMLBアナリストであり、ポッドキャスト「Flippin' Bats」のホストでもあるベン・バーランダー (https://twitter.com/BenVerlander) が大谷が生まれ育ち、彼の野球人生を育てた日本と、その野球文化を学ぶために満を持して来日。昨日のハマスタに続いて二日目の今日は東京ドームからの中継です。

*前回のより全然マシだけど時間と知能の都合で相当に適当です。雰囲気勝負で聞いて、読み飛ばしてください。そして英語警察及びプロの皆さん、どうかお目溢しを。


What's up everybody? 今日もflippin batsを聞いてくれてありがとう!

日本からの中継二日目、僕は今、世界で最も象徴的なスタジアムの一つである東京ドームにいます。東京読売ジャイアンツと阪神タイガースの試合がはじまる前の時間を使ってお届けします。この対戦は…そうだな、ボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキースみたいな感じだと思って。超ライバルチームの対決ってこと。どう考えても最高の試合になると思うよ。

これから行われる今日の試合について明日話すことを楽しみにしているんだけど、まず、その前に今日は、昨日、初日、一日目の横浜スタジアムでの体験について掘り下げようと思います。本当に、何もかも信じられない出来事の連続で、軽いノリで話しちゃいけないような、僕の人生の中で最も最高な日のひとつとなったんだ。今回は、なぜ昨日がそんな素晴らしい日になったか、その理由を話していこうと思います。


この素晴らしい日は、僕たちがスタジアムに登場するところからはじまるんだ。I had no idea. 正直、昨日は何を期待していいのかわかりませんでした。いやこれから野球の試合を観るってのはもちろん知ってたよ。とりあえず来てみたら、関係者パスもらったの。すぐに使えるように僕たち一人ひとりの写真入りで用意してあったんだ。最高だ。最高にcoolだった。

SOURCE:https://youtu.be/_H2HEwIujmc

その後、横浜ベイスターズの球団関係者に会ったんだ。球団広報さんにもお会いしたし、選手にも何人か会ったんだ。たくさんの横浜ベイスターズ関係者が僕に会うのを楽しみにしてくれてた。横浜スタジアムを歩いていて、僕たちのために、球団関係者のみなさんが雅量に富んだ準備をしてくれていたことが最高に素晴らしかった。で、いよいよスタジアム内に入るときが来た。ようやく、初めてスタジアムを目の当たりにした。そうそう、僕、日本の野球スタジアムに行ったことがなかった。だから横浜スタジアムに入ったとき、もう一度言うけど、何を期待したらいいかわからなかった。でも、球場に足を踏み入れたら、とにかく、超圧倒された。まずはBPを見学しよっかなと思って、先に昨日の配信を撮って、それから打撃練習を見たの。

(*訳者注: BP Live Batting Practice / 実戦形式の打撃練習で日本でのシート打撃に近い。)

これがまたさユニークでcoolなわけ。
何がってまずね一目瞭然なんだけど、二人のバッターが同時に練習するわけ。二人のバッティングピッチャーが同時に投げ、二人のバッターが隣りあってて同時に打つ。これ、ダブル・バレルド・ブルペン・アクションに似てる。ダブル・バレルド・バッター・プラクティス、的な。これはマジでヤバいね。かっこいい。

(*訳者注:
ダブル・バレルド・ブルペン・アクション/double barreled bullpen action はスポーツニュース専門サイトThe Athleticの記者がupしているこの動画  を参考にしてください)

僕は打撃練習でやっていたこと全部を観れたんだけど、めちゃくちゃユニークで、いろんなことやってた。基本的にフルワークアウトなんだよ、試合前なのに。そう、打撃練習やってるんだけど。ピッチャーは外野でワークアウトしてて、ホームベース近くにいるバッターは、バッターボックスで二人同時にダブル・バレルド・バッター・プラクティスしてて、バックスタンドでティーバッティングしてるひともいるし、ソフトトスで練習してる人もいる。バント練習もやってて、ピッチングマシンが置いてあってさ。

SOURCE:https://youtu.be/_H2HEwIujmc


これってアメリカでは決して見られない光景じゃない?
だって一般的なMLBのチームでは試合前、個人個人のウォームアップに余念がないもん。打者はBPしに何人かづつのグループで出てきて、自分のグループが終わったら別のグループが出てきてBPして、終わった人はクラブハウスに戻るでしょ。その間、投手は外野でシャギングしてて。
昨日、球団の人だったかファンの人に聞いたら日本のピッチャーはほとんどシャギングやんないんだって。だから日本で打撃練習の時、外野でシャギングしてる人がいないのもめちゃ面白い。
これが何を意味するかっていうと、試合前練習なのにずいぶんと運動量が多いってこと。例えば外野で打撃練習してて、もしボールが飛んできたら拾って投げ返しなさいねって感じでしょ?一方で自分の練習も続けないとだし、バンド使ったトレーニングなんかもやってでしょ?
僕はこれ見て「ちょっと練習量ヤバくないこれマジすげぇ」と思ったので強調して言うけど、もし、この練習量を見たらMLBのプロ選手たちですら「無理」「絶対やんない」ってなるよ。それほどなんだってば。

(*訳者注:シャギングとは、BP時に投手が飛んできたボールを拾って投げ返す、いわばお手伝い。無駄に体力を消耗するため投手のからの評判は大変悪く、チームによってはシャギングをやらないところもある。日本のプロ野球リーグでは投手を使う代わりに特別に編成したグループを雇用している、とWikipedia に書いてありました。なのでシャギングのくだりはちょっと誤解があるのかなと。ただし、試合前練習量が多いことは変わらない)

バント練習してる人いるじゃん?あのエリアにはピッチングマシンがあるんだよね、どれくらいだろあれ、たぶん球速70マイル(113km)くらいの球なげてくれる本格的なやつ。あのエリア、洞窟みたいになってて外にボールが転がり出ないようになってるんだよね。マジで良くないあれ。
とまぁ、説明が長くなったけどとにかく日本の試合前の打撃練習はマジでユニークだった。

(訳者注:1.参考動画 他チームのバント練習の様子  / 2.まわりを囲まれてるのはめずらしいかもだけど、真ん中だけ深く袋状になってるヒッティングネットはアメリカにももちろんあります )


試合前に何人かの選手にあったよ。その中のひとりが彼、日本の素晴らしいピッチャーの一人である今永昇太選手。

SOURCE:https://youtu.be/_H2HEwIujmc
SOURCE:https://www.baystars.co.jp/players/detail/1500061

彼は僕たちをみつけてめちゃ興奮して挨拶しに来てくれて、彼にいろいろ質問できた。僕アメリカで5年間プロ野球選手をしてたし、もちろんプロになる前もずっと野球をしてきたけど、僕が今回、様々な体験をすることを超楽しみにしてきたここ日本、そして横浜スタジアムで、今永選手がベイスターズでプレーしていることについて彼と語ることが出来て、これもう何よりもcoolな出来事だった。ほんとに。
まずね、何よりも僕が驚いたのはこの球場の小ささなんだよね。両翼が309フィート(94.18m/ちなみに全プロ野球チームの本拠地で最短)で、センターフィールド、中堅も狭い。フィールド全体が高い壁に囲まれていてしかも高さが同じってのはイケてる。

(訳者注:ハマスタ両翼94.2 m(309 ft) 中堅117.7m(386.2ft) 左右中間 111.4m(365ft)グラウンド面積12284平方メートル 屋内練習場963平方メートル。プロ12球団本拠地で一番小さい)

SOURCE:https://youtu.be/_H2HEwIujmc

で、僕は今永選手に、小さい小さい球場で投げるってどんな感じ?wって聞いたら、「アメリカと比べたら小さいよ。このサイズでメジャーならホームラン撃ちまくるんじゃない?」と即答した。
次に、既にキャリア七年目である彼に「メジャーでプレーしてみたい?」「メジャーでプレーするのが目標?」と聞いた。
「もちろん」と彼は言い、「ぜひメジャーでプレーしたい。そんな日が来るといいなと思ってる」


彼に話を聞いたあと、オフィシャルグッズショップに行ったの。ここまで全部試合前の話だからね。そこで僕は思いついちゃった。

「これから行く球場のホーム球団のユニ、全部揃えたらヤバくね?超イケてない?」

思いついたら即実行って感じでまず、さっきインタビューした今永昇太選手のユニフォームを手に入れたの。今日は東京ドームで読売ジャイアンツのやつ着てるけど、ジャイアンツの話は明日話すとして、横浜ベイスターズのユニフォームね。これが、マジでね、かっこいいの。
白地に青のピンストライプで、前にベイスターズのロゴがついているのが超お気に入りポイント。今言ったけど、読売ジャイアンツのユニフォームの話は明日の配信でするし、それから、この旅、この冒険では道中できるだけ多くの球団のユニフォーム手に入れたいなって思ってる。
実はね、球場には行くけど試合観戦って最初は予定になかったの。
でも、昨日、横浜スタジアムでベイスターズの試合前に、プロデューサーをはじめとする今回の旅の仲間全員で「やっぱこれ可能な限り行ったほうがいいよね」ってなりました。だからユニフォームを集めることも目標。今日は二日目、2枚目の東京読売ジャイアンツのユニを着てるってわけ。



昨日ユニフォームを手に入れたあと、試合前ね。僕たちは何本か動画撮った。その動画では球場の食べ物とか、推しビールとか撮ったりとか、いろいろ紹介して出来る限り多くの情報を盛り込んだつもり。その動画はtiktok、Twitter、もちろんこのFlippin' BatsのYouTubeチャンネル、どこで見ても聞いてもいいんだけど、絶対面白いからもうちょい説明するね。食べ物、ビール、あと雰囲気ね!全部、マジ、ヤバい。楽しみにしててね。

てかね、動画撮ってた時、正直にに言うと一本目の動画を撮ってたんだけど、あのね、あのさ、僕のこのFlippin' Bats Podcast、日本のPodcast野球カテゴリで人気トップになったの。


これが僕にとって如何に大切なことかってのは知ってる。わかってる。すごいことだと思う。でも僕が日本にいてどんな反響反応があるか全然想像できなかった。もし誰も僕のこと知らなかったらどうしよう…まぁちょこっとの人は僕が誰かは知ってるって感じだろうけど。でも昨日、Flippin' Batsがホントに野球カテゴリで一番なんだなって思い知らされる特別なことがあったの。

球場で動画撮ってたの。なんか食べながら動画撮るんだけど。開門、入場時間になって、30秒経たないうちに女の子二人が通り過ぎてったわけ。そしたら彼女たちを見てプロデューサーが「あ、ちょっとここで待ってて」とか言うわけ。でも、どうせすぐ終わるでしょ、と思って僕も彼女たちの方に歩いていったわけ。

あのね、マジ、やばかった。感動した。

僕はこれからその時の自分の気持と、彼女たちの気持ちをみんなに説明するのにベストを尽くそうと思う。だけど最も端的に彼女たちの気持ちを説明する言葉を選ぶと、泣いちゃったの。
僕はなんか挨拶しようと思って、彼女たちの方にいって握手したのね。そしたら、その瞬間、彼女泣き崩れるちゃったの。
もうマジ感動。ほんとヤバかった。

彼女たちは僕が誰だかとかポッドキャストの人だとか知ってたの。でもこれ僕が誰でどうのこうのとか関係ないの。昨日でよーーくわかったんだけど、これ大谷翔平効果なの。大谷翔平が僕にもたらした効果効能なの。僕はただ飛行機で13時間かけて日本に来ただけなの。
なのに女の子は僕を見て泣いたの。
彼女にとって僕は、大谷翔平を代表して代弁する人物で、彼をよく知ってる人物だからなんだよね。これが、この男、大谷翔平が持つインパクト。この事が初日の僕のテーマになりました。

ここまででまだ入場開始時間からまだ5分経ってないくらい。でね、プロデューサーの一人がなんとなくFlippin' BatsグッズのTシャツ持ってきてたの。もし誰も僕が誰かわかんなかったらこれ着れば、あ!ってなるかもしれないじゃん?的な発想でなんとなく。それを彼女たちにあげたの。
そしたら!また!彼女泣き崩れたの。開門から5分で二回だよ。これ着てもいっかい写真とろっか?って聞いたらまた泣いて。とにかく超絶ヤバかった。昨日のことは冷静に振り返る必要があるよね。
(訳者注:動画内で女の子2人と実際に撮った写真が紹介されてます)

何が起こってるかわかんない状況でとりあえず流れに身を任せる瞬間ってのは大事で、ほら、たとえば、今、こうやって動画撮ってて…なんか、何?僕は東京ドーム初めてだからよくわかんないけど、なんかマイク使ったアナウンスがあちこちで始まった、よくわかんないけどイケてるねこれ。なんだろ、どう考えてもこれ観てるみんなのほうが詳しいな 笑

とにかく昨日はこんな感じでポッドキャストが一位になるってのはどういうことか悟った。

その後すぐ、今度は男性にあった。彼、僕に会って泣きはじめたの。
30代の男性、30代だよ?男だよ? 泣いてるの。僕に会って。

ねえ聞いて。2年前、僕はアメリカ・バージニア州の片隅で人生の方向性がわからないままTwitchでMLB関連の配信やってた。当時の僕はプロ野球選手としての生活に別れを告げたばかりで、世の中はパンデミック真っ只中だった。本当に人生を見失ってた。それから、あっというまに2年がすぎて、今、日本で、自分の番組を収録してる。なんてすごいんだ。

(後ろに拡声器で何か喋りながら歩いてる人が通り過ぎて行き)なにこれ超かっこいい。あっ、わかった。把握把握。僕の後ろで今起こってることを把握した。あと5分で東京ドーム開門ですーだって。何回も繰り返し言ってる。あちこちでやってる。

とにかく、なんだっけ。これが僕がやりたいことの一つ。何でも当たり前と思わないこと。昨日がまさにそう。

野球史上最大にして最高の世代交代を果たした大谷翔平という素晴らしい才能を持つ人物に敬意を表するために13時間飛行機に乗って日本に来て、その様子をFlippin' Batsで配信して、その配信が日本のポッドキャスト野球カテゴリで一位になって50人以上の人達が自分をFlippin' Batsのベン・バーランダーだってわかってくれて100枚以上の写真を撮って、その瞬間をここにいるプロデューサーってか友達とシェア出来てさ

人生って、何?
人生ってなんて素晴らしいんだよ!

昨日一日を通して起きたことは本当に素晴らしかった。


で、だ。試合がはじまる時間になりました。
席に着いて何枚か写真撮ったりしててたら自分たちの同じ列、すぐ隣に二人組が座ったわけ。数分後、彼らはフィッシュスティックってかチーズスティックってか、とにかく、これ食べない?ってくれたの。

(訳者注:原文で a cheese stick, a fish stick a cheesy fish stick!とギャグを交えているのでそのまま貼っときます。cheesyって安っぽいとかイケてないとかいうニュアンス。たぶん「チーたら」のことじゃないかなー。)

ありがと、って言って自然にもらったよ。だってそれが礼儀正しい振る舞いって感じじゃん。で食べてみたんだけど、これがさー。

ないわwww無理wwwwwww
もうひっどかったんだってばwwwww
頑張ってのみこんで「うーんおいしいねこれ!」なんて言ってwwwww

でもここからがこの話のcoolなところなんだよ。

プロデューサーの一人がにビール買ってきて彼らにごちそうしたの。めちゃくちゃ感激されて何度も何度もお礼言われて、そしたら彼ら、立ち上がって着てたユニフォームを脱ぎはじめたの。何してんのかなと思って。
僕たちは4人組でうち2人はユニフォーム着てなかったのね。
そしたらさー。ビールのお礼にこれあげるって、自分が着てたユニフォームくれたの!!もうさぁ、なんていうの。あのね彼らは僕が誰でとかポッドキャストやってるとか全然知らないはず。でも、並びに座ってた明らかに日本以外のどこかから来た人達がビール買ってきてご馳走してくれた。それに対するお礼をしないとって思って自分が着てたユニをくれたんだよね。気前良すぎない?誰かが何かしてくれたら自分も何かしてあげないとっていう。
これってこの国、日本の人がいかに礼儀正しいかをよく表しているよ。で、彼らまたどっかいったな、と思ったら、ショップでユニフォーム買ってきて、着てんの!!!もう、なんて表現したらいいのこれ。言葉が見つからない。とにかく信じられないよ。信じられないし、僕たちありがとうを伝えきれてないかもしれない。


そして、横浜ベイスターズと広島カープの試合が始まったんだ。試合は僕が過去みた野球の試合の中でお気に入りの一つになった。もうちょっと解説しするからね。その前に、この東京ドームはたった今開門したよ。野球ファンのみなさんが続々と入ってくるんだけど、ジャイアンツの話は明日またにして、ここからは、初日の体験ベスト5を話して〆ようと思います。


第5位 食べ物
昨日の配信で紹介したけど日本について一番最初に食べたのはラーメン。あんな旨いラーメン初めて食べた。んで夜は寿司行った。これが、マジ、ヤバい。一口たべたその瞬間に僕の脳裏を「新鮮」って単語が駆け巡ったね。こんなにおいしい寿司を食べたのはもちろん初めて。球場の食べ物も超良くて、こんなのアメリカの球場ではありえない。動画撮ったからそのうちお届けするけど、豚まんでしょ、ホットドッグでしょ。あとね、かき氷。ただの氷のかき氷の上にオレンジジュースかかってんの。なんて説明していいかわかんないけど、どうやら定番らしいからとにかく動画を楽しみにしてて。

第4位 野球観戦
僕は、初めて日本のスタジアムに行って、初めて日本野球の試合を生で観た。超強調して言うけど、完全に、完璧に、アメリカのメジャーの試合と違う。なんていうかパーティみたい。スタンドに座って試合を観れたのはマジで最高の経験だった。この4番目は試合そのものが最高だったってことね。

第3位 試合がアツい!
試合前にペップラリーやるでしょ、外野からはチャントが聞こえて、鳴り物応援、太鼓を毎回叩いてて、試合前のアナウンスとか…まってイメージしやすいように順を追って説明するから。
アメリカのとはちょっと違うタイプのチアリーダーが試合前のフィールドにわーって出てきてダンスして盛り上げて、選手紹介の時に選手の名前が読み上げられる度に外野の鳴り物がドコドコ音を立てて、チアリーダーが今度はバナーとか旗ををぶんぶん降るの、ヨーロッパのサッカーの試合みたいな感じ?って言えば伝わるかな。これを試合前にやるってわけ。ファンも一緒にやるの。観客、チャント、歌、鳴り物 全てがフィールドで一体になってて本当にマジでcoolだった。

(訳者注:ペップラリー/Pep Rally 試合前の壮行会的な、盛り上げる会)
(訳者注:これはおそらく、「勇者の遺伝子」という名前のイベントでバナーはマフラータオルのことだと。参考動画 )

第2位 初めてスタジアムの中を歩いてみたこと。
僕はその瞬間瞬間に起きる出来事に身を任せて、その出来事を理解していくのが大好き。流れに身を任せ出来事に感謝する。さっきも言ったけど。今回の日本への旅もその一つ。でも今回、横浜スタジアムをまず外から眺めた時「うわ、想像してたのと違う!」でも自分が何を期待してたかっていうと、よくわかんないんだけど、とにかく、デカい、巨大だ、って感じ。で、これたぶん一生忘れないと思うし、今日の東京ドームもそうなんだけど、アメリカのどれとも似ていない。トンネルを抜けてスタジアムの中に足を踏み入れ一周してみたけど左右対称ではなくて、それがその美しさを更に増す要因だと思うの。そこがいいのね。
スタジアムの収容人数は36000人くらいだと思う。観客席は、空に向かってそびえ立つように作られているのホントに。だからどこの席に座ってもよく見える。悪い席ってのが存在しないの。昨日の配信観てもらえばわかるんだけど収録をホームプレート真上なのに真後ろ感覚の席でやってた。そこまで行くのにめちゃ息切れた。スタンドは折り重なるように密集して建てられているのがカッコいいしおもしろい。とにかく、さっきも言ったけど、一生忘れないと思う。

(訳者注:横浜スタジアム野球開催時収容人数/34,046人(内野スタンド20755 外野スタンド5299 ライトウィング席3,564 レフトウィング2,812 立見・車椅子席ほか1,992 /Wikipediaより。そのすり鉢状の構造は建ぺい率対策であるとのこと).

第一位 ファンとの出会い!
一番はなんと言ってもファンの皆さんに会ったこと。感動的な出会い、感動的な体験で感激しました。ファンアートが作られたし、新聞にも載ったんた。

 僕の写真を撮っている人もいたし、僕自身も100枚以上写真を撮ったよ。この日の体験は 僕だけじゃなく、 僕と一緒にいた人みんな一生忘れないと思うよ。実際、一緒に写真を撮ってくれた人も、「一生忘れない」って言ってた。それからポッドキャストのことも話してた。 

1年半前にFoxスポーツに入って、「flipping bats」の配信をを始め、13時間かけて日本に来て、50人以上の人が 「flipping batsの大ファンだよ」っていうの。

なんてcoolなんだよ!!!!



あ、ちょっと待って。
僕の一番の体験はファンの人にあうことって言ったよね。
これがそのいい例!

What's up buddy? What's your name? 

ナカジマ エイトです。

welcome to flipping bats.
今これ動画撮ってるからね。手降ってみて!

(言われたとおり手をふるナカジマくん)

最高だ。挨拶しに来てくれてありがとう!感謝するよ。ジャイアンツ好き?

イエス!ジャイアンツ アイラブ

好きなチームなの?今日はすごい試合になると思う?楽しみ?

(通訳さんの通訳を聞いて)
イエス!

声かけてくれてどうもありがとう。

ありがとうごさいます。

(ベンが日本語で)アリガトウゴザイマス。

(訳者注:ナカジマくん、下のお名前聞き間違ってたらごめんなさい!)


ところで今いいポイントがあったね。文化の違いってのはなかなかしんどい。観ての通り言語の違う人とコミュニケーションを取るのはむつかしい。でもそんなのはどうでもいいんだよ。ラッキーなことに今ここにはJapanese word of the dayのコーナーをやるために通訳のマサがいる。もちろんマサがいなかったらこんなやりとりは出来ないよね。でも本当に文化の差言語の違いなんて関係ないんだってば!
昨日は僕の人生の中での、最も素晴らしい日の一つになったし、それを軽い言葉で表現するなんてことは出来ないよ。


昨日のJapanese word of the dayはヤキュウ、意味はベースボール。覚えてる?よしもう一度マサに登場してもらおう!二日目の今日は何?

さんしん 三振

意味は何?strikeout?okey. 
ヤキュウはbaseballでシャンシン?シャン…

さ ん しん
S A N S H  I N (マサさんがスペルを読み上げる)

okey、サンシンはstrikeout。これが今日のJapanese word of the day!マサどうもありがとう!

(全てのソーシャルメディアで僕の情報を確認してねというお知らせが読み上げられ)

今日の巨人はタイガースに挑みます。え?チケット完売なの?
とにかく、今日のエピソードは明日すぐ公開されます。絶対にヤバいから楽しみにしてて。信じられない体験の連続。そして、僕はこの冒険を皆さんと一緒に続けるのを心から楽しみにしています。

I will see you tomorrow!
Peace.



おまたせしてたいへん申し訳ありませんでした。(後半ちょっと端折りました)次回は花巻ツアーへ向かう新幹線の中で収録しています。

がんばって日本時間の朝までには仕上げますのでまたお付き合いください。
ありがとう!


頂戴したサポートは拙宅のイヌ(100lbs/45kg)のおやつ/アイスクリーム代になります。サポートをくださったかたのお名前(アカウント名)をアイス画像投稿時に記載することを考えております(メッセージ欄にご希望等書いてください) どうもありがとうございます!