電子書籍出版までの軌跡 (タロットで紡ぐ私の魂の成長物語)
電子書籍出版を夢見て
電子書籍って出版前と出版後では世界が全く違って見えました。
書いてみたいけど途中で止まっている人、なかなか一歩が踏み出せない人がいたらぜひこの記事を読んでください。
私が電子書籍を出版するまでを占い師っぽくタロットを活用して魂の成長物語として描いてみました。
ライティングカレッジに入学
電子書籍出版するためにまずライカレ(ライティングカレッジ)に入学しました。
そもそもライカレ(ライティングカレッジの略)って何?
ライカレとは野口真代先生が開催している未経験でも3か月で30万稼ぐスキルを身に付ける電子書籍に特化したライティングスクール。
現在は名前がものかきキャンプに変わっています。
詳細はこちら
本を出版したいと思ったきっかけとは?
私が本を出版したいと思ったきっかけは、著者に出会って人生が変わるという経験を、私自身が何度もしていたから。
その代表的な一冊が「人生がときめく片づけの魔法」。
この本との出会いにより私は著者のこんまりさんの講座を受講し、個人レッスンを受け、気づけばこんまり流片づけコンサルタントになっていました。
それなら私もこんまりさんのように誰かの人生をときめかせるような一冊を書きたいと思いました。
でも、紙の書籍はかなりハードルが高い。
電子書籍ならまだなんとかなるのではと思い、これまでに電子書籍を出版するためにみんなで助け合うグループに入会したり、オンラインサロンを検討したり、出版のための動画も購入したりしました。
しかし、書き始めることなく時が立っていました。
出版熱があまり上がらなかったのですが、あることがきっかけでストアカのライティングの講座を受ける機会がありました。
詳細はこちら
その時に出会ったのがライカレ主催者であるまよまよ先生。
そして、「今度こそは出版するぞ」と誓いライカレに入学したのは今年の4月。
タロットカードとともに紡ぐストーリー
ここからはライカレでの学びをタロットカードに出てくる絵柄とともに振り返ってみることにします。
まずはタロットで0番の愚者。
愚者は今から旅していく若者です。
まさに入学したばかりの私であり、ライターとしてのスキルも知識もなく、目の前にある崖にも気づかない私。
これから電子書籍を出版という目標を掲げての旅が始まります。
まよまよ先生ってどんな人?
講師のまよまよ先生は女教皇のような方です。
女教皇は女性で教皇になった人で、数多くの苦労をしてきた人。
そして、手には聖典をもっていて知的で神秘的。
まよまよ先生はご自身がこれまでに学んだ知識や知恵を惜しみなく与えてくれます。
まよまよ先生の必須アイテムはベレー帽。
女教皇の頭の王冠がベレー帽にも見えてくる。
私たちがライターとして活躍できるスキルや電子書籍出版のために授けてくれる数々の秘伝の巻物はまさに女教皇のもつ聖典。
これを活かすためにみんながんばります。
電子書籍出版までにやったこと(Twitter & noteなど)
ライカレに入学するとまずはTwitterを始めながら発信軸を決める。
私はTwitterは誹謗中傷が多いメディアだと信じていた。
ところが、実際使ってみると思ったものとは全然違い、ライター同士の交流も盛んな温かいメディアであることに驚きました。
人ってやったことがないものには否定的になってしまうもの。
次はnoteで発信。
noteはどちらかというとブログ感覚でかけたので馴染みやすかった。
ここからはいよいよ電子書籍の書き方や収益化の方法と学びがどんどん深くなっていきます。
私は現在タロット占い師を養成していて講座などを開催している講師。
講座の内容を書籍にすればすぐに書けるだろうとみんな思っていたに違いない。
ところが、書き始めてからいろんな迷いがでてきて頭がパンク状態。
タロットというツールで自分のオリジナリティーをどう出していくかに苦戦。
頭がパニック状態
だんだん何を書きたいかわからなくなりパニックになった私を助けてくれたのはライカレレスキュー隊と呼ばれる方々の存在でした。
私の頭の中をきれいにマインドマップでまとめてくれて、タロット愛を書けばいいという神アドバイスをくれたのは万年筆愛に溢れるえつさん。
えつさんの書籍はこちら
えつさんは教皇のような存在でした。
教皇はリーダーシップをとることができみんなに尊敬され慕われる人。
えつさんのアドバイスを受け章立てがはかどりました。
タロットの本を出したいと思ったのはタロットの本って初心者に難しいしわかりにくいと思ったから。
そして、タロットが怖いという人が多いからそのイメージを払拭し、全人類にタロットを持ってほしいという思いを伝えたい。
それらをまとめながら「ゆるタロット:あなたの魅力を引き出すタロット占い」というタイトルが決定。
それからは表紙。
ゆるタロットなのでかわいい動物をキャラクターにしたかった。
そこでライカレの先輩のみいさんにアライグマを書いてもらった。
みいさんの絵本はこちら
いよいよ出版準備が進むと完成に近づくうれしさとともに、不特定多数の人にみられると思うと急に恐怖と不安に襲われた。
レビューにおびえる
Amazonで怖いのはレビュー。
私と違う考えの占い師にいじわるされたらどうしようと謎の妄想が駆け巡る。
そもそもそんなに有名にもなっていないのに……
なぜか叩かれると思うことが今思うとちょっと笑えます。
みんなが勝手に読んでくれると思っているからかなり図々しいマインド。
私の心の状態はまさにタロットでいう月。
このカードのキーワードは「不安。心が揺れ動く」
不安というのは何から手をつけていいかわからないからこそ起きるもの。
だからやることさえわかれば、一歩踏み出した先には光がみえてくるという意味もあるカード。
ライカレ生はAmazonランキング全員一位をとっている実績があります。
この実績があるにもかかわらず、もし私が電子書籍を出して売れなかったら恥ずかしいのではないか?と考えたら出版前は何度か夜中に不安で目が覚めた。
そして、パソコンに向かって原稿をチェックし、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせた。
書籍を書いてると昨日まで完璧と思った内容が翌日読むと書き直したくなることが何度も起こる。
これをやっているとらちがあかないので、9月中旬の父の命日を出版日にして宣言することにした。
そうすれば逃げられなくなってくる。
もともとなんでもぎりぎりにならないととり掛かれないギリギリ族の私には期限を作る以外やる気を継続させる方法がないのである。
モチベーションを上げるために私がやった3つのこと
電子書籍にとり組んでいる方によくモチベーションが上がらないけどどうしたらいいか?と聞かれます。
私がなんとか一冊を出版できた理由を分析してみました。
【電子書籍を何とか書き上げることができた理由】
①電子書籍を出すと3か月前から周りに言いふらした。
会う人会う人に「最近どう?」といわれたら「電子書籍出版に向けて執筆中」と答えた。
忙しいと言い訳したいときも電子書籍執筆中と伝え、ダンスのイベント出演も断った。
何かあれば電子書籍電子書籍というからにはもう出すしかないという状況に自分を追い込んだ。
②ライカレに入り本格的に学んだ
やっぱり一人で本を書くのは相当しんどい。
ライカレは同期だけでなく先輩方の存在も大きかった。
やはり先に行く人からのアドバイスは本当に勉強になる。
そして、文章だけでなく表紙にはイラストも必要になる。
そう考えるとツイッターをやってイラストレーターの方を知ることができライカレの先輩に頼めたのもよかった。
③一緒に頑張る仲間がいた
同期の誰かが出版すると私も出版しようという気持ちが高まる。
一緒に頑張れる仲間というのは本当に大切だと感じた。
挿絵なども困ったときには同期のばけちゃまが助けてくれて、私の頭の中をイラストにしてくれた。
いつもかわいいイラストを描いているばけちゃまのツイッターはこちら
ツイッターで同期のメンバーのがんばる状況がわかるのも楽しかった。
④出版日を父の命日に設定した。
実は始めは8月の姪っ子の誕生日に出版しようと考えていた。
でも、本が読めない5歳の姪っ子の誕生日に出すというのはモチベーションとして弱かった。
そのあと8月末を目標にしたが、特に月末という以外に出す理由がなくまた挫折。
最後は父の命日。
私が起業したいと思った一つのきっかけは父のライフスタイルに憧れていたからだった。
40歳を過ぎて脱サラした父はサラリーマンのころより好きなことをしているからか、別人のようにやさしくなった。
私と妹の送り迎えを積極的にしてくれるようになった時は本当に驚いた。
好きを仕事にするって人に余裕をもたらすことを目の前で見ていた私は40歳までには起業したいという思いが強くなった。
だから、電子書籍1冊目は父の命日にするというのが私にとってはすごく意味のあることに思えた。
電子書籍出版がなかなかできない方はこれらの私の行動を参考にしていただけたら嬉しい。
実際に出版してみて感じたこと
①多くの人が応援してくれた。
私が想像していた以上にいろんな人が応援してくれた。
昔の片づけのお客様たちやタロット仲間やダンスメンバー、コミュニティー仲間も「ゆるタロット」を購入してくれた。
これまでの私の学びがすべて無駄ではなかったと思えた瞬間だった。
②ベストセラー作家気分を味わえた。
みんなに読んでもらえるか出版前は不安でドキドキ。
Amazonのページにベストセラー表示がついたときには本当に嬉しくて飛び上がりたい気持ちだった。
③違う方向性も見えてきた。
書き終わった時にはしばらく2冊目はいいと思っていたが今はもう2冊目を書き始めている。
そして、全く考えていなかった電子書籍プロデューサーへの道も視野に入り始めた。
やりたいことって実際にやってみないとわからないと思う。
④人生の振り返りができた
電子書籍出版にあたり、これまでの人生を振り返ったおかげでいろんな人との繋がりがあって今があると気づけたことは本当にいい体験だった。
カードで表すと「審判」
潜在意識の開花、忘れていたことを思い出す、過去にヒントがあるというキーワード。
死者たちがラッパの音で目覚めている。
⑤思った以上に多くの人と関わって書籍を仕上げていた
ライカレの講師まよまよ先生、同期、先輩、インタビューに答えてくれた方々、レスキュー隊のえつさん、イラストを書いてくれたみいさん、家族、親戚、友人など
今思えば一大イベントだった。
出来上がった書籍「ゆるタロット」はこちら
最後のカードは「ワールド」。
キーワードは完成、完璧、次のステージ。
私の魂の成長物語は人生初の書籍出版というステージでいったん完成しました。
皆様の応援のおかげで13部門新着1位、売れ筋3部門1位、ベストセラーを獲得。
次のステージの始まり
ここからは次のステージが始まります。
それは2冊目出版という新しい旅。
愚者の旅がまた始まるのですが、次の愚者は成長した愚者。
タロットの旅は一生続くのです。
一歩成長した私が紡ぐ新しい物語も楽しみにしてください。
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