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目的地まであと10メートル・・・

こんばんは、マジュフォンです。この前自分の身に起きたばかりの接触事故の話です。まさか自分がとか、色々考えてしまいます。しかも現場は私の職場の二軒隣の歩道でした。危険は身近なところに隠れているのです。


その日、いつものように出勤した

金曜日、いつものように愛車を職場の第二駐車場に止めて職場へと歩き出す。横断歩道を2回ばかり渡って後は真っ直ぐ行くだけのいつもの道。すぐそこに職場の看板が大きく顔を出していた。

大きな歩道を歩いていると車が止まっていた。どうやら左折待ちのようだがなかなか車が途切れない。私はその車が停車していることを確認してその前を通り過ぎようとした。

ちょうど車のボンネットの真ん中に光るメーカーのマークに差し掛かったときに私はエンジンの音を聞いた。その車は私がいることなどお構いなしに唐突に発進してきたのである。まるで映画のワンシーンのようだった。

背筋を冷やっとしたものがかすめていった。轢かれると思うよりも早く本能的に体が動いていた。ジャンプとターンをしながら体を前方に逃がすことには成功していたが、その際に右手がまだそこに残っていた。

ゴンッという鈍い音と右手に走った衝撃に驚く。無意識に右手を抑えていた。見るとドライバーは停車して車内から謝るようなジェスチャーをしていた。私は予想外の事態に混乱していた。とにかくすぐそこの職場に向かおうとした。緑のパッソはそのまま左折して消えていった。


話を聞きに行く

職場でついさっきあったことを親父に話すと、それは事故だから一緒に行くぞと言われて2軒隣のデイサービスの建物に向かった。責任者らしき男性に先ほどの軒先の事故を伝え、緑のパッソのドライバーを呼び戻してもらった。

待つこと十数分、ドライバーの中年女性が戻ってきた。とりあえず警察を呼ぶとまた15分ほど待った。

ミニパトに乗った二人の警察官が現場に到着し、それぞれ個別に話を聞かれた。免許証と簡単な質問をいくつか受けた。その後事故係が新たに二人きた。具体的にどういう位置関係でどうやってぶつかったか実況見分を行い話を聞かれた。その警察官から後日警察署に呼び出されるかもしれないこと、その時は診断書を持ってくるように言われ、警察官の名前が書かれた用紙をもらった。

とりあえず相手ドライバーと連絡先を交換し、病院に向かった。一時間以上待たされてようやく呼ばれた。レントゲンを撮るとひびは入っていなかったのでとりあえず一安心した。湿布を出されてまた明日来るように言われた。保険が使えず1万円を超える診療代を払った。


相手の保険会社から電話が来る

職場に戻ると保険会社から電話がかかってきた。これからはこの保険会社と随時連絡をすることになった。治療費を払い戻すのために診療所を教えた。同意書を送るという連絡も受け今後の流れを聞いた。

その後友人のK君から心配の電話がかかってきて、現状を話した。彼も医療機関の人間なので様々なアドバイスをしてくれて大変助かった。なにぶん事故に遭うのも私は初めてだったのだ。友情に感謝!


おわり

一応今のところ大きな痛みや腫れはでていない。ただ週明けにまた来るようには言われている。気になるのは右手の握力が妙に落ちていること。仕事に差し支える。あとはなんだか手よりも首の方が痛む気がする。

まさか職場の近くでこのような事態になるとは・・・。皆さんもどうか油断せず車には気をつけてください。

#車 #接触事故 #歩行者 #急発進 #前を見ていない

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