京都観光感想
さて1泊2日で京都旅行に行っていたのだがこれがなかなかにハードで応えたので最近は家で大人しくている。旅行の最中は写真をとるのに精一杯で文章を書くという行為を完全に諦めていた。落ち着いたので軽く振り返ることにしよう。
初日:嵐山トロッコ
朝から新幹線が30分遅れるなどトラブルはあったものの無事京都駅にてオフ会メンバーと2年ぶりくらいの合流を果たす。初日は7月とは思えないほど涼しく助かった。亀岡駅から嵐山までトロッコに乗って行ったのだがまあ思ってたほどトロッコではなかったし写真も大してとる場所がなかったので残念だった。
メンバーの子持ちの主婦の子共が泣き出して嵐山から竹林まではずっと泣いていたのが想い出だ。少年よ強く生きるのだ。
主に徒歩移動で縁結びの神社や天龍寺、渡月橋、文華館などを回った。渡月橋の手前でポケモンGOに勤しむ4人でアーマーミュウツーに挑んだ。最終的に7人のメンバーが集まり(外国人観光客はポケモントレーナーが多い)、無事撃破したが私だけミュウツーを捕まえることができなかった。非常に遺憾である。渡月橋でスマホ連打してる外人はレイドバトル中だ、そっとしておけ。
その後市内に戻り途中参加のメンバーと合流して四条のお祭りを軽く見てすき焼きを食った。これが値段も良かったがとても美味かったし仲居さんが目の前で割り下作って焼いてくれるのでバブリー。
人口が多すぎて歩行者天国の一方通行があり非常に息苦しかった。地元のわっしょいの2倍くらい人がいてもう十分堪能したのでしばらくお祭りは行かなくていいかな。若い頃は人混みが嫌いでしょうがなかったが大人になり多少耐性はついたようだ。
既にグロッキーだったが京都駅に戻り、宿のある伏見稲荷の近くへ向かった。歩くこと10分、大学の近くにあるホテルに割り引きで1人約3千円で泊まれた。京都市内のホテルで働くメンバーから「やっす!」と言われたので大分お得だった。壁は薄くて部屋は狭いがきれいだし、疲れたので爆睡して問題なかった。朝食はバイキングで十分美味しかった。
ちなみに交通系ICカードはまじで便利なのでまだ作っていない方は是非お作りすることをおすすめする。
京都で言えば電車、地下鉄、自販機、駅のコインロッカー、駅ビルの食事の支払い、お土産の購入などを財布を出さずに終えることが可能だ。荷物があって手がふさがっているときに面倒なおつりをもらってしまうという行為を省略可能なのはとても大きい。途中で財布が空っぽになったが帰ってこれたのはICカードのおかげと言っても過言ではない。
なお、賽銭で小銭不足に陥るのでやりすぎは注意だ。
2日目:稲荷大社参拝
朝食を終えてホテルをチェックアウトし、最寄り駅まで歩くとそこは稲荷大社だ。邪魔な荷物を預け、いざ進まん。途中までは石段やなだらかな上り坂で余裕がある。
途中姉が神社に寄りたいと言い出して、近いので行くことになった。この辺りから坂の傾斜が15度は上がった。明らかに舗装されていない山道で足場は非常に悪い。神社につくと息は上がっているが地獄はここからだ。もう朝から体が既に汗臭かった。
地図上では多くの観光客が通る表の道とあまり人がいない裏道は同じような距離だし結局繋がっているのでどちらで行っても同じように見える。我々は裏ルートでの山頂到達を図った。
道は最初は舗装されているしなだらかなルートで途中目印になる小さな社がいくつかあった。ただ蚊はうようよしているし、木は倒れているし、郵便局の配達員がバイクに乗っておりてくる恐ろしい道だった。途中で明らかな生活道路に出て道中唯一の自動販売機にありつけた(手持ちの飲料水はとっくに尽きていた)。
その近くで地元住民と接触し、山頂までは住民の足で歩いて10分ほどという情報を入手した我々は意気揚々と進んだがすぐに力尽きた。先ほどより更に傾斜は上がり、石段は増え、景色は山奥になっていく。おまけに気温は上昇して32度であり汗だくで水分がすぐに飛んでいく。
休憩を幾度か挟み、ようやく表参道と合流する道にたどり着いた。そこから山頂まではすぐだったが、裏ルートは難しすぎたし、途中で遭遇した老人の脚力をなめすぎていた。この後表参道で帰るのだがめちゃくちゃ休憩したし、飲み物を飲んだ。
地獄の稲荷参拝のあとは京都駅で遅い昼飯をとりお土産を買って解散。だが我々のチームは夕方から御金神社と二条城に突入するという無謀な計画を敢行。
たしか5時前に二条城にぎりぎり間に合い、歩くのだが広い上になんと砂利道なのだ!稲荷大社で体力を使い果たし、足の裏と腰が痛くてしょうがない。写真もそこそこに滞在時間は30分くらいだった。天気も怪しかったし着物を着たやたらテンションの高い外人くらいしかいなかった。
おわり
この後京都から新大阪に向かうが途中電車で雨に降られたので危なかった。京都の天気は変わりやすく読めない。軽い観光気分できたはずがなぜか修業の旅になっていたのだ。
道理で京都に詳しいメンバーが途中から参加してきたり、翌日いなかったわけだ。彼はこのことを知っていてあえて言わなかったのだ、おのれ京都人!まあ彼は浜松出身でエセ関西弁を喋るチャラい男だなのだが。
京都というと平地のイメージが私の中にはあったのだが認識を改めなければならない。あと外国人多いし、祭りの時期で満員電車で死んだ。気軽に行くべき場所ではなかったのだ。まあチャラ男君から遠州弁を習ったので機会があれば今度使ってみよう。
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