見出し画像

石油株への投資 ※短め

 私はマドリディスタであると同時にブラヒム・ディアスを応援している。彼の移籍に伴って,今季はマドリーの試合(リアタイの回数は諸事情により減少したが)に加えて,ミランの試合も観戦するようになった。しかしながら現在は左大脚屈筋の損傷により離脱を強いられている。

 ここで本題に戻そう。今月に入ってから,フォーデンの躍動っぷりをよく耳にするようになった一方で,「ブラヒムよりもフォーデンを獲得するべきだったのではないか?」といったマドリディスタの声や「マドリーに行ったブラヒム・ディアスという選手いたな」と唐突に彼を卑下し始めたシティズンも見られた。正直に言って,現段階で他二人とブラヒムを比較するのはどうかと思う。確かに,シティユース時代においては将来を期待されていた三人ではあるし,同世代の選手を比較したいという気持ちもわかる。しかし,ここ3シーズン(18-19〜20-21)の出場時間を3者で比較してみると,現段階のパフォーマンスで彼らを比較するべきでないことがわかる思う。

画像1

 上の図は,大手サイト『Transfermarkt』のデータを基に2021年2月9日の時点の3選手の過去3シーズンの出場時間をグラフ化したものである。ブラヒムを基準とした際に,フォーデンは約2倍,サンチョは約3倍の時間をトップチームで経験しているという事実に驚かされる。出場時間が全てではないが,同じ環境でプレーしてきたフォーデン,サンチョの躍動を考慮すると,ブラヒムも経験を積みさえすれば二人のようになるのでは?と思ってしまう。だからこそ,マドリーには使い捨てのカイロの如く容易く売却して欲しくないし,現段階で3人の優越をつけるのは時期早々なのではないか,と思う。

最後に

 ミランで着実に成長していく姿を見られて幸せに思います。マドリー同様,ミランの選手からも愛されているようで安心しました。若手とベテランが融合するミランは居心地が良く,来シーズンもミランに残る意思があるという記事も目にしました。私の本望は新ベルナベウで活躍する彼を見たいですが,彼には自分の意思を最優先にして欲しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。次回はミランの若手特集かマドリーのWG同士を比較するといった内容を書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?