『そして彼女は両目を塞ぐ』 ~いかにして彼女はこれから居場所を~
お読み頂きありがとうございます。サトキこと、倉橋里実です。
某公共ホールで、舞台管理スタッフとして働いてます。
Twitterでもね、たまに愚痴ってますが、事務所にとてもめんどくさい『事務担のお局』さまがいらっしゃいます。
彼女とは、6年ほど前に別のホールで一緒に仕事してたこともあるのですが、
まー、もー
『反りが合わない』
何かにつけてケンカしてました。
そして、、と、
ここで彼女の愚痴を書くことはnoteの意向にはそぐわないと思いますので、
『いかにして彼女は嫌われ者いや、もしくは可哀想な人であるのか』
の考察をつらつら書きしめしたいと思います。
とはいえ、彼女のイラつくエピソードのひとつくらいw
例えばこう。
・彼女から資料に目を通せと言われて目を通して彼女に資料を返した。
・翌日、彼女から『昨日渡した資料返して下さい』
僕は昨日間違いなく返してる。
『ちょっとーどこにやったんですかー、、(自分の机を漁る)、あ、これか。あったわ』
、
、
、
以上。
流石にぶちギレて
『ごめんなさいはぁ? ここはごめんなさいですよね??』
といって、周りから羽交い締めにされましたが。
兎に角、なんで彼女にこんなにイラつくのかとうのを、冷静に観察してみようと思いました。
40半ば独身。仕事はできるのです。できすぎる程に。しかし、どうも杓子定規すぎる感がある。
働いている場所は『劇場』です。通常の商道徳が通じる世界ではありません。
しかし彼女は、商社マンの如く『ルール』を敷き詰めてくる。そして、それは絶対だと思ってるみたいだし。
そして僕は片目を塞ぐ
舞台周り、イベント関係をやってると、そこはそれ
『まあまあここはなあなあで』
というのはよくあるんです。
それはいわゆる『談合』とかではなく、明日のためのみんなのウィンウィンなところも。
なぁなぁで済む現場で、それでも杓子定規にルールを遵守して利用者さんに噛みつき、問題にもなった彼女。
そうやって彼女の仕事っぷりを見てると、
『正しいけどちゃうねん』
てなるのです。
そう考えると、、彼女は
うん、彼女は
『なんでこれ程までに杓子定規を優先させるのだろうか』
ということに考えがいきました。
ここからは完全に推測ですが、
彼女は『愛』を知らない家庭で、友を知らない学生生活を送ってきたのかな、と。
相手のことを全く考えず、自分の正当性だけを必死に主張する、その、姿。
『自分を認めてほしい』
というこれまでの抑圧の裏返しなのかなと。
それが積もり積もって、、、。
自分の正しさを最優先して仕事してるから、現場の僕ともぶつかる。
貴女の正しさは、この現場の、この世界の正しさではない。ということを、早く彼女に気付いてほしい。
勝手な想像による、幼少時代の抑圧の裏返しなんて捉えてるけど、そうでもそうでなくても、
貴女はギリギリだ。
ギリギリアウトだ。
浮上する道を見つけよう、
でないと、
彼女は両目を塞ぐ。 ことになる
自ら。
そうして、なにも見たくなくなる世界へ堕ちていくのかもしれない。
<追記>
このタイトルは、敬愛する漫画家:日渡早紀さんの、『記憶鮮明』のスピンオフ作品のタイトルから頂戴しました。
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