くらり、ぐらり

書いてみたいことができたので、戻ってきた。
どこかのnoteであった、水中に落ちる人の描写だ。私は自分が美しいと思った人が水に沈んでいく様子を描写したい。

水の中にあなたの体が落ちる。ゆらゆらとあなたの黒い、長い、髪が水の中で揺れる。どこからかジャスミンが流れてきて、あなたの髪を彩る。
あなたの腕は水の中、抗うことなくくたりとたれて、流れてくる芙蓉の花が触れても離れてもあなたの腕は動かない。
あなたの足は水の中。水に浸かって白くなり、水に染まって青くなる。すらりとのびる白い足にスイートピーが触れたけど、あなたの足は動かない。
あなたの服は水に濡れ、体を飾るは花の群れ。
薄紅の躑の花々
カンパニュラの青は真昼の月の貌をたたえて
陽光帯びる菜の花
花々が葬列を成す真ん中で
薄く目を開けて茫洋とした表情のあなたが水に身体を預けるようにして流れていく。
ジャスミンの薫りを残して先へ先へと流れていく。



自己採点
・文章のリズムが良くない
・使っている言葉の並びに美しいものがさして見られない
・視覚的な要素ばかりの文章。