私は10代のバイセクシャル。④
さくのです。
先日友人たちとお泊り会をしました。
琵琶湖へ行って、日が暮れるまで目一杯遊んで、ホテルへ行って明け方までおしゃべりして過ごしました。すごく楽しかったし、友人たちといる間ずっと笑っていたような気がします。でもやっぱり罪悪感がありました。今日はその罪悪感についてです。
私は、女性です。友人たちも全員女性。私含め6人で1泊二日楽しく過ごしたわけですが、バイの私がその空間にいることを申し訳なく感じ、友人たちに対して少し罪悪感がありました。
着替えているときや、恋愛の話をしているときに、私なんかがこの場にいてしまってごめんなさい、と思いました。私がバイだと知ったら、みんな気持ち悪がるかな、と考えました。何よりせっかく楽しい時間なのに、こんな風にネガティブなことを考えている自分自身が嫌でした。
特に、恋愛の話の内容が各々の好みについて話すことになった時、口を滑らせてバイであることを言わないようにすること、怪しい発言は控えることなど、気を付けて話していました。楽しいはずなのに、なぜか窮屈に感じました。一人その手の話題には積極的ではない友達がいて、私はその子もセクマイだったらいいのに、と思っていました。決めつけるようなことを考えながら、大事な友達の話を聞くのも嫌ですし、みんなみたいに実は…とか言って赤裸々に語りたいのに、ずっとうっすら嘘をつき続けなければならないのも苦しかったです。
私も普通に恋愛の話がしたい。怯えながら、申し訳なさで苦しくなりながら、友人に嘘をつきながら、そうしながら人間関係をやり過ごし、結果、みんなと一緒にいるのに私だけ1人に感じるようなあの瞬間がどうしても乗り越えられない。
人はそれぞれ人と違う箇所がありますが、どうして私の人と違う箇所は恋愛対象のくくりなんでしょうか。
ネガティブ発言でしめてすみません。
では、また次の記事でお会いしましょう。さくのでした。
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