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#9 書写 保険の基本をおさらい 傷病手当金 所得補償保険

タイトル:保険の基本をおさらいしよう! 傷病手当金と所得補償保険
文字数 1663文字
書写時間 33分15秒 
書写引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/95e7ad552ef75ad37927291206908eba41021cad

以下書写 

保険の基本をおさらいしよう!傷病手当金と所得補償保険

病気やけがのため働くことができず、収入がなくなった場合、健康保険には傷病手当金という制度があります。一方、民間の保険商品として所得補償保険があります。そこで本記事では、傷病手当金と所得補償保険を比べてみることにしました。

どんなときに受け取ることができる?

傷病手当金については、被保険者が「病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合」’協会けんぽのサイトから引用)に支給されます。

傷病手当金は「会社を休む」ことが前提なのに対し、所得補償保険は、「入院しているか医師に指示」が必要であり「、業務に全く従事できない状態」と、より具体的に記されています。

待機時間

傷病手当金は、病気やけがで会社を休んだ期間のうち、最初の3日間を「待機期間」といって、傷病手当金はもらえません。なお、」待期期間の3日間は連続して いなくてはなりません。

例えば、ある1週間を例に考えてみましょう。

病気やけがのために月曜日と火曜日に会社を休みましたが、水曜日は引継ぎのために会社に出勤、そして木曜日から長期間、会社を休むことになりました。「月・火・木曜日」と1週間で「3日間、会社を休んでいますが、水曜日には出社しており、「連続3日間」ではありませんので、待期期間にはなりません。

「木曜日から長期間会社を休むことになりましたので、「木・金・土曜日」の連続3日間が待機期間となり、日曜日からが傷病手当金の支給対象となります。ちなみに待期期間や傷病手当金の対象となる日には、土・日曜日などの会社の所定休日も含まれます。

傷病手当金の待期期間に相当するものとして、所得補償保険以外にも「免責期間」があります。「業務に全く従事できない状態」でも免責期間中は所得補償保険の保険金を受け取れません。

例えば、「業務に全く従事できない期間」を10月1日から翌年の6月23日までとした場合、「業務に全く従事できない期間」は8カ月22日ですが、「免責期間7日間」を差し引いた8カ月15日間が所得補償保険の保険金の対象となるとしています。

いくらもらえるの?

傷病手当金はいくらもらえるのでしょうか?

1日当たりの金額は、「傷病手当金の支給開始日の属する月以前の継続した各月の標準報酬月額(≓月給)を平均した額)÷30日×(2/3)」と計算します。

一方、所得補償保険の1カ月当たりの保険金の額は、保険金額か平均月間所得のどちらか低い金額になります。なお、平均月間所得とは、「免責期間の直前12ヶ月における被保険者の所得の平均月額」で計算します。また、「業務にまったく従事できない期間が」1カ月未満の場合には、1カ月を30日として計算した割合により保険金の額が決まります。

文書料

傷病手当金は、医師による証明書が必要です。健康保険が適応され、3割負担の場合は300円となります。一方、所得補償保険の場合、医師の診断書料は筆者が参考にした国立がん研究センター中央病院では1万1000円ですが。各医療機関にご確認ください。

まとめに代えて

本記事では、傷病手当金と所得補償保険を項目ごとに比べてみました。病気やけがで仕事を休まざるを得なくなった場合、傷病手当金で暮らすことができるか否かを振り返ってみてください。もし、傷病手当金だけで暮らすことが難しければ、所得補償保険を検討しましょう。

出典

一般法人損害保険協会 損害保険Q&A 問91 所得補償保険はどのような保険ですか?
全国健康保険協会 傷病手当金
全国健康保険協会 傷病手当金 病気やケガで仕事を休んだとき(傷病手当金)
国立がん研究センター 診断書料金表

執筆者:〇〇 〇
株式会社fp〇〇

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