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こればっか言ってる

美容院で「ご自由にお召し上がりください」と置いてある飴をご自由に召し上がれない側の人間の私は、ガツンとやられてしまった創作物があると、咄嗟に作者の年齢を調べてしまう癖がある。
かなり趣味が悪くみっともない癖だという自覚はある。


もうこの歳になると作者の大半が勿論年下。
落ち込んじゃうね。


そしてふと思った。
これって、永野が「年下で笑うことはない」「自分が生まれた後に出てきた奴が面白いわけない」というマインドに通じているのかも知れない…?


最近、永野が出演するコンテンツが面白すぎて頻繁にチェックしている。
特に芸人お試しラジオ「デドコロ」は圧巻で、以前のシーズンにおけるウエストランド井口さんとのやり取りはヒーヒー言いながら笑って何度も聴き返した。第3シーズンも終わってしまったけれど次回も楽しみにしてます。


「酒の席で永野を論破したら10万円」のライブに運良く当選したので下北沢に観に行ったのですが、これ本当に凄かった。
なにそれ?と思う人が多いと思うので出演者をお知らせしますね。(出演者を見てもなにそれ?と思ったとしたら申し訳ありません)


司会:ザ・ギース高佐
出演:酔った永野

挑戦者:
ザ・ギース尾関
納言薄幸
四千頭身 都築
流れ星
⭐︎たきうえ
そいつどいつ松本竹馬
インディアンスきむ



挑戦者たちが各自で「お題」と「自分はどちら側に立つか」を決めて酒に酔った永野とのディベートに挑むというルールのイベントです。(なにそれ?)

永野は「下北沢」という街自体をぶちのめしながら切れ味鋭いまま走り切り圧巻の勝利をもぎ取っていく。対戦を終える頃には何故か頭髪が乱れてボロボロになっていたギース尾関との対戦は思い出しただけで気の毒すぎるし笑いが止まらなくなる。テーマ選定といい全面的に尾関に非があったけれど、最高のオープニング戦だった。

プロレスも同じだけど第一試合がとにかく肝心、第一試合の内容は興行全ての成功を左右する。
ボロボロになっていく尾関の姿を見て、今日のイベントはとんでもないことになると確信した。

「下北沢に居る老人は気合いで歩いている」という謎のフレーズも何度も聞くと「確かにそうかも」と思わせる妙な説得力があったし、この世にカリスマは3人居る、イエスキリスト、ジョンレノン、そして永野、と言われても「そうだよな」ともはや疑うこともなかった。

三列目、永野のド正面という有り難すぎる席で腰と尻を犠牲にしながら笑い続けた二時間半があるから今月の仕事も何とか頑張れそうな気がしてる。

ライブに行ったのに後日配信も買って観たのは、パッと思いつくところでは空気階段の単独公演「anna」くらいなのですが、今回のライブは久しぶりに配信買って再度見ます。


ZAZEN BOYSの新譜「らんど」が相当良い。
「ブッカツ帰りのハイスクールボーイ」という曲のラストで「からあげ」を連呼する所があるのですが、さや香の「からあげ4」のネタとの因果関係はありますか?ご存知の方が居たら教えください。


ZAZEN BOYSのツアー、東京公演が仕事の都合で無理なので行くことを諦めていたのですが、この傑作アルバムを聴き込むほどに諦めが付かなくなってしまい、地方公演どこかに行きたいと調べ始めた。

酔った人間の震える筆跡


日付の横は開催地、その右側の「◯」は駅の近くにドーミーインがあるかどうかのチェックです。

初めは「……ある、……あ!ある」という調子だったのですが最終的にほぼ全ての土地にあることが判明して、ドーミーインの凄さの方に気を取られてしまい一旦満足して静かにノートを閉じました。

遠征地はまだ決まらずなのですが、有力候補は名古屋、郡山、水戸あたりか?お勧めの街があればこっそり教えてください。


かなり話題で本屋でも平積みだったし、会社の読書仲間からも猛烈に勧められたので去年から入手してはいたものの、読みかけの本が全然進まず置いたままになっていた「成瀬は天下を取りにいく」をようやく読んだ。


通勤電車の中で思わず吹き出して笑ってしまう場面もあったし、少し涙ぐんでしまう場面もあり、すっかり私は成瀬の虜となりました。(吹き出した場面は高校入学後に成瀬が驚きの髪型になっていた描写のところです)


大興奮でポストしたところ、把握できている限り三名の人が購入してくれたり、読んでくれたりしたらしい。嬉しい。

即座に購入した続編。
勿体なさすぎてまだ読めていない。

勿論作者は年下だが、こうなってくると流石に落ち込むことはありません。

近所の日陰に残った雪を蹴散らしてご満悦。


このあと食中毒になって顔面ボコボコになって寝込みました。まだ治りません。


健康体を手に入れたいね。
もうホントこればっか言ってるけど健康が一番よ、健康が。こればっか言ってるけど。


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