「地域密着LIFE」(7)

地元の神社氏子青年会が
来年2022年で創立50周年を迎えることに。

そこで、青年会の役員と有志の9名ほどで
50周年記念事業プロジェクトを検討している訳ですが・・・

11月下旬から3週連続にわたって
50周年の記念式典&祝賀会の会場選びのための
ホテルの下見に出掛けておりました。

本シリーズ「地域密着LIFE」(5)でも既に書いておりますが、
氏子青年会の重鎮(70代)の方から
「今回は50周年だから、40周年のときと同じって訳にはいかないだろ!!」
ってなプレッシャーを受けつつ、
想定よりもグレードアップしたホテルの宴会場を
あれやこれやと探すことなった訳でして。

その重鎮からのプレッシャー、
プロジェクトリーダーの自分には
実は直接言ってこなかったりして(笑)

かわいそうなのが、
自分より若いメンバーが
「それなりの会場でやらないと、かっこつかいないぞ、お前ら!!」
みたいな脅し(?)を掛けてくるようでして・・・

それを言われた後輩ちゃん本人から
またまたバッタリ近所で会った時に、
「このあいだ、〇〇さんからこんなことを言われちゃいまして・・」
なんてお悩み相談を受ける始末。

こういう”口うるさい”大先輩っては、
未だにどこにでもいっらしゃるもんです。

お得意の決め台詞は、
「もう俺たちじゃなくて、お前ら若い奴らで決めてやれ」
って、自らは引退を仄めかすような台詞を吐くんですが、
それを受けて我々だけで
「こういうふうにしたいと思います」
って決めて結果報告をすると、
「そんなこと、俺は聞いてないぞ!(怒)」
「そんなもん誰が決めたんだ!(怒)」
って絶対言うからね。

こっちからすると
「おいおいお、どっちだよ!」
って突っ込みたくもなるんですけどね。
世のご年配のオジ様方は
どこの地域でも悉く
こんな感じなんでしょうかね(苦笑)

おっと、すっかり俺の愚痴大会になってしまった・・・

さて、本題に戻って
祝賀会の会場選びでの下見のお話。

まず、1週目に伺ったところでは、
見晴らしのいい高層階からの眺望がバツグン!

そして、対応してくれた営業担当の方が
私や同行した青年会会長とも年齢が近くて
通っていた高校も近かったりと
なんだか親近感が湧いてくる(^^)

会長と帰りながら
「あそこでも良いかもな〜」
なんてことを話しながら
1軒目の下見が終了。

そして2週目のホテル。
こちらは皆さんご存知の有名なホテル。
宴会場が4−13階まであって、
各フロアが貸切状態で使用できる
非常に使いやすい会場。

挙句の果てに
対応してくれた営業担当さんが
「実は私、神社のすぐ近くに住んでいるんです」
「なので私も地元の人間なんです」
って言ってくるじゃない!!

そしたら、会長と俺とで
「えっ!じゃー小学校は○○小とか?」
「俺はA小学校で、こっちはS小学校でね」
「少年野球とかやってた?あのチームはいつも強かったよね」
なんて子供の頃の話に花が咲いちゃったりして。

ここからの帰りの際には、
「こういう縁があるってのは、もうここで決まりかな〜」
なんて会長と二人で話し合いながら
「これで、ご年配たちにも文句を言われなくて済みそうだな〜」
って、ホッとしたもんでした。

ちょっと決まっちゃったかな〜、
ってな状況でしたけど
事前に下見の予約を入れていたんで
いよいよ3週連続下見、ラストのホテルへ。

こちらですが、今回の会場候補の中では
間違いなく一番グレードが高い会場。

エントランスから2Fへのエスカレーターに向かうだけでも
見るべきものが目白押し。
90年前の創業時の建物に使われていた調度品などが
現代の建物の中に活かされていて
それを眺めるだけでも
この場所に来る価値があると思わせるものばかり。

そして、美しいお庭もあって
「ここなら年寄りが来ても、喜ぶよな〜」
「なかなか、ここで宴会やれるチャンスないから尚更だろうな」
なんて、会長と二人で呟きあってました。

ちなみに、ここの営業担当さんとのご縁は
その方と私のファーストネームが一緒、漢字も一緒
ってな、ちょっと薄めのご縁でしたが・・・

そんなこんなで、
3週連続での祝賀会会場選びを終えたのでしたが、
やはり3軒目の衝撃が強すぎて
会長なんかは
「見なきゃ良かったな〜」
なんてちょっぴり泣き言みたいなことを言う始末(笑)

この会場下見シリーズ3連戦が終わり、
いよいよプロジェクト会議で会場候補の1本化をすることに。
会長と自分とで見てきたこと、聞いてきたことなどを
メンバーに報告しつつ
会場を決めなければ・・・

あっ、でも最終的には
ご年配の重鎮たちに
「まー、そこならいいだろ」
ってお墨付きをもらわないとね(苦笑)