名前を考えるときに気をつけたい事務的なこと
商標が取られていないか
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
取られてしまっていても区分がかぶってなければまだ大丈夫です。
例えばKINTO。
個人的にはKINTOと聞くとオシャレな食器のメーカーを想起します。
しかしトヨタが同名でクルマのサブスクをやっているようです。
前者のKINTOの商標区分は21
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2009-082027/97E9DE3910D7DF8B1A3A07A2CFF40CA07D206D95E340DA2AC331843F68FA4975/40/ja
後者のKINTOの商標区分は35,36,37,39,42
です。
既に使われていないか
商標が取られていなかったとしても、その名前が既に他社に使われており、十分に認知されている場合は再検討が必要かもしれません。
既に同名で活動されている人・団体・ブランドなどがいたとして、検索したときにそれらを抑えて1位表示出来るかどうかという問題です。1位が取れずとも、その名前を聞いたときに真っ先に想像してもらえる存在になれるかどうか、は重要だと思います。
ドメインが取得できるか
考えた文字列でドメインが取得できるかは確認した方が良いでしょう。
また、ドメインは早いもの勝ちです。
すぐに使わなかったとしても取得して寝かせておくべきです。
いざ使おうと思ったときには他人に取得されてしまっていた、という苦い経験があります。
ドメインの値段はピンキリですが、1,500円/年くらいからです。
使っていても、使わずプールしているだけでも料金は発生します。
初年度はキャンペーンで1円とかで買えることも少なくありません。
2年目以降は更新料がかかります。
ドメインが取得可能かは、ドメイン業者のウェブサイトで検索が可能です。
最大手です
検索のしやすさが抜群です
世界中の珍しいドメインを扱っています
例えば短縮URLでよく見かける「.ly」「.to」などはお名前.comでもムームードメインでも取り扱いはありません
「.com」が取れたら最高だと思いますが、古いドメインなので新規で希望の文字列が取得出来るケースは稀です。
次点で「.jp」でしょうか。
これ以外となると「.art」とか、最近はいろいろなドメインがあるので、それらを使うという手があります。
SNSのアカウントが取得できるか
twitter.com/xxxxx
instagram.com/xxxxx
tiktok.com/@xxxxx
youtube.com/@xxxxx
のxxxxxの部分。
これをドメインと同じ文字列で取得できると良いと思います。
統一感というだけでなく、ユーザーの検索時にもメリットがあります。
これを揃えることまで考えると、ハードルがグッと高くなりますが…。
苦し紛れに「xxxxx_official」のようにするのはオススメしません。
アルファベットでも考える
考えた名前がカタカナや漢字であったとしても、前述のドメインやSNSアカウントはアルファベットで表記することになります。アルファベットで表記したとしてもダサくない文字列にすると良いと思います。
日本語読みをただのローマ字読みにするのではなく、本来とは違うスペルにしてしまうのも手だと思います。
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