11/5ドラゴンゲート『THE OF DESTINY 2023』
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<この頃、寝不足なのは、ABEMAでWWEの放送が始まったからだなー>ミツルギです。
ドラゴンゲート『THE OF DESTINY 2023』を観ました。
年に1度の大阪ビッグマッチです。
毎年のように観に行ってました。
去年は行ってません。
今年は行くかどうか迷いました。
正直、今までは割引券でお安く行っていたのです。
去年ぐらいかな?割引券が入らなくなったのです。
大きな問題です。
あといささか地味なイメージがあったのです。
マッチメーク的に。
前に行ったのは吉野正人の引退の前日です。
メインは
シュン・スカイウォーカー VS KZY
のドリームゲート戦でした。
CIMAと吉野がいなくなったのが、大きかったのです。
あと急激に若者中心にシフトしたのも、やや観る気をなくした原因です。
好きなレスラーがいるので観に行きたいと思ってはいたのですが・・・。
友人に誘われて行ってきました。
今までお安く観せてもらった恩を返さなくては。
ちょい端っこよりです。
正直、客席はスカッとしてました。
今までで最も少ない感じです。
まあ、日本シリーズがあったのも関係あるかもしれませんが。
3階の席は潰してました。
昔は3階の階段に座り込んで観てましたが・・・
おなじみの赤青ゲートです。
ドラゴンゲートのビッグマッチだなーって思います。
ドラゴンゲートは照明が綺麗です。
以前よりやや地味な感じがしましたが・・・。
第1試合から始まりました。
昔は第0試合とかが普通だった気がします。
正直、今日は寝不足です。
早朝からABEMAでWWEの『CLOWN JEWEL』を観ていたからです。午前2時から午前6時前まで観てました。
ところどころ意識が飛んでましたが、観れて良かったです。
眠気を吹っ飛ばす試合を期待します。
1・堀口元気&Kagetora&問題龍
VS
《GOLD CLASS》箕浦康太&Ben-K&B×Bハルク
箕浦康太&Ben-Kが第1試合から出てきます。
そして、私が大好きな堀口元気も。
ゴムパッチンとかベタな攻撃も飛び出しましたが、あっけなく5分足らずで終わりました。
最後はBen-Kの突き刺すようなスピアでした。
×問題龍 4分23秒、体固め Ben-K○
2・オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
<王者>《Z-Brats》ISSIN VS <挑戦者>田中良弥
まだデビューして5カ月か?6カ月ぐらいの新人です。
初めて観ますが、かなりふてぶてしい感じでいいです。
キャリア5カ月程度での挑戦です。
するとキャリア2年程度のISHINが試合を組み立てています。
なかなかああいうメリハリのある試合はできません。
トコトン技を受けて、田中の飛び技の凄さを見せつけました。
「ひょっとしたら?」
と期待させてくれたところで逆転です。
観客もISSINの手玉に取られた感じですねー。
○ISHIN 9分43秒、首固め 田中良弥×
3・望月マサアキ(M3K)&望月ジュニア(M3K)&加藤良輝
VS
《Z-Brats》シュン・スカイウォーカー&KAY&H・Y・O
さて、ドラマの無さそうな試合でしたが、ここにドラマがありました。
ジュニアと共闘を申し入れていた加藤が、裏切ったのです。
突然のZ-Brats入りです。
ただもっと盛り上げてから裏切ってほしかったなー。
ちょっと???なところでの裏切りだったのです。
加藤がそれまで凄くいい動きしてたのは、裏切りありきで気合が入ってたのでしょうねー。
×望月ジュニア 7分7秒、体固め シュン・スカイウォーカー○
4・ウルティモ・ドラゴン&ルイス・マンテ&土井成樹&近藤修司&Eita
VS
《NATURAL VIBES》KZY&ストロングマシンJ&ジェイソン・リー&U-T&JACKY”FUNKY”KAMEI
いかにも寄せ集め感バリバリのマッチメイクです。
お決まりのダンスで盛り上げます。
プロレスを長く観てるとこのメンツが一緒に出てくる違和感が凄いです。
ウルティモは別枠で一人入場です。
これだけいれば見せ場の連発です。
自己アピールと名刺代わりの技で沸かせます。
特に近藤はいつもあのコンディションでリングに立って、パワー殺法全開で凄いです。
ウルティモはこういうところでは、渋いジャベを使います。
逆に目立ったりします。
NATURAL VIBESは相手を立て過ぎました。
元ディアマンテのルイスが最後持って行きました。
○ルイス・マンテ(10分21秒、ヴェルタフィナーレ)U-T×
5・オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
<王者>YAMATO&ドラゴン・キッド&パンチ富永
VS
<挑戦者>ドン・フジイ&吉田隆司&ザ・ボディガー
大阪大会の客人です。
傭兵感があっていいです。
無所属同志の闘いです。
ここで中心になるのは、我々の中で「負け役」として認識されているパンチ富永です。
正直、勝ったところを見た記憶がありません。
それがチャンピオンになったのです。
これは事件です。
試合はよくパンチが捕まります。
そして、フジイ特有の2階での攻防です。
2階での攻防を観てるとなんとなく、ほのぼのしてしまうのはなぜでしょう?
助け合ってる感じがたまりません。
パンチが出ると試合の流れは止まってしまうのです。
相手側は攻めの得意な連中ばかりなんで特にそう思います。
が、何が起こるかわかりません。
パンチクラッチが決まりました。
会場、沸きましたねー。
○パンチ富永 14分3秒、パンチクラッチ ドン・フジイ×
パンチの偉業を讃えてます。
キッドが何してるのかわからない角度ですが、ヒューマンフラッグしてます。手の力だけで真横に構えてます。
昔から観てる我々からするとパンチ富永の栄冠は実に嬉しいです。
言葉が悪いですが、「出来の悪い子ほどかわいい」のです。
今までのことを知っているから応援したくなるんですよねー。
腐らず続けているといいことあると教えてもらいました。
6・オープン・ザ・ツインゲート選手権試合
<王者>《M3K》望月ススム&神田ヤスシ VS <挑戦者>《D'Courage》吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤ
ベテランのM3K、若手のD'Courage
世代闘争です。
私はついベテラン軍を応援したくなります。
特に神田もススムも、結構、便利に使われているのでいい目に会わせてあげたくなります。
この日のこの2人のキレが凄かったです。
ほれぼれしました。
もちろんD'Courageの2人のスピード感も切れてたし、特にダイヤは技を受けまくっても返し続けたし、良かったです。
もうどっちを応援していいのかわからなくなりました。
どちらも勝たせたくなる試合でした。
×神田ヤスシ 21分29秒、レプテリアン ドラゴン・ダイヤ○
吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤはまだプロの雰囲気をまき散らすところまで行って無い気がしてました。
が、この日、プロの色気を感じました。
攻められて立ち上がり続けるところにプロレスラーの凄みを感じたのです。
そこが今日の収穫です。
7・オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
<王者>《D'Courage》菊田円 VS <挑戦者>《NATURAL VIBES》BIGBOSS清水
どちらを応援しましょうかねー・・・
やっぱりいろんなキャラをやって、自分を探し続けて10年の清水でしょうか?
やっぱり見続けていると応援したくなる要素が蓄積されます。
菊田は結構早く売り出されましたが、挫折してます。
ドリームゲートに挑戦して5分足らずでケガして終わってます。
そして、長期欠場。
応援したくなるものあるのです。
超新星ではない感じがいいです。
体をぶつけあうだけで凄い迫力です。
これはこの2人ならではです。
ドラゴンゲートは華麗さやスピードで見せる人が多いので、この迫力はなかなかないのです。
清水の技は迫力があるのですが、ちょっと雑な感じがあります。
それにどこか遠慮してるようにも見えました。
菊田には信用があるのでしょう。
思いっきり行ってました。
もちろん菊田も思いっきりです。
殴る、蹴る、ラリアット
バチバチやりあいます。
この日の清水は、ほんと凄かったです。
トップロープからのダイビングボディープレス
「BIGBOSSプレス」
を2連発でお見舞いするし、
必殺の砲丸投げスラム、
意表をつくラ・マヒストラルなど持てる技を惜しげもなく繰り出してきます。
なんども決まったと思いました。
が、菊田は返します。
そして、けろってして攻めていくのです。
根本的にラリアットとヒップアタックで攻めていきます。
繰り出す技は少ないけど魅せられるのが不思議です。
やっぱりタフさが一番の武器のようです。
しつこく出したラリアット
フィニッシュに出したローリングラリアット
この試合、技の説得力が凄かったです。
何度も客席から
「オー」
とか
「ハーッ」
とか
「ああああーっ」
とか声がもれてました。
なんか四天王プロレスを思い出したりしました。
〇菊田円 25分35秒、片エビ固め BIGBOSS清水×
「空席が目立ちます。その空席、俺が埋めてみせます。
何年かかっても空席の100や200、1000や2000、俺が埋めてみせる!!!!!」
ドラゴンゲートはD'Courageを推してます。
ちゃんとそれに応える彼らが凄いです。
観た人は文句言えない凄みを感じました。
好き嫌いはあってもプロレスラーとしての凄みは認めてほしいです。
若者がたくさんいるので、未来は明るいです。
ほんと空席は埋まると思います。
彼らが信用を得て行けば。
まだまだ動けるベテランもいるし。
ドラゴンゲート、特に時間の進み方が早い団体です。
また行くと違う団体の表情するんだろうなー。
前日の新日本プロレスの方が派手でずっしりと詰まった感じのマッチメイクでした。
正直、新日本の方にすれば良かったかなー・・・などと思いましたが、私はこちらで良かったと思います。
また、行きます。
おまけ
帰り道、テレビ大阪の取材を受けました。
「阪神日本一についてどうですか?」
それほど熱心なファンではありません。
と、言うより野球まで意識が行かない感じです。
が、27歳まで阪神沿線で住んでたし、阪神子供の会にも入ってました。
子供の頃のヒーローの一人は掛布です。
なので嬉しくないわけないのです。
素直に号外をもらって喜びました。
私にとってドラゴンゲートの日だったのですが、世間的には阪神タイガースの日だったんですねー。
どっちにしろみんな、興奮して楽しんだ日だったのです。
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