新型コロナ騒動の中で演劇を③・・・＜制作＞

こんばんわ、劇団超人＜正直に言います！＞予備校主宰の魔人ハンター＜えっ？緊急事態宣言延長になるかもしれないの？＞ミツルギです。
超人予備校第16回本公演『ヤドカリン』は、制作もいつも通りというわけにはいきませんでした。
稽古始めが遅れ、稽古も少なかったので見通しがつくまでチケットの売り出しができませんでした。
払い戻しとかなったら、いろいろ大変だし。
で、チケット売り出しは本番の約１か月前でした。
いつもは２カ月ほど前からでした。

チラシも作ってから公演中止になってはもったいないと思い、なかなか作りませんでした。
そもそも今、チラシ、作っても配るところが少ないのです。
公演自体が少なく、挟み込み無しにしている公演も結構あります。
なので、今回はチラシを印刷せず、DMハガキだけにしました。
DMハガキだと挟み込みもできますから。
同時期に西宮市貝類館でやっていた企画展『ヤドカリの変』にも置いてもらいました。
演劇ファンだけではなく、ヤドカリファンにも届くように。
ヤドカリファンという存在があるかどうか知りませんが・・・。

いつもはチラシを１００００枚～８０００枚ぐらい作っているのですが、今回はDMハガキ１５００枚にしました。
まあ、１か月だし、劇場観劇チケットは定員の約半分の１５０枚程度だったので、これぐらいで良かった気がします。
公演についての情報が限られるのが難点ですが（でも、私の挨拶文ぐらいかな？）そこはウェブチラシを作って、SNSに頼りました。

劇場観劇チケットは劇場からのおすすめで事前決済を取り入れました。
1回につき30人の定員なので、いつもの半分程度なので、いつも通りでいけるかなー？と思っていたのですが、検温、消毒、席選びなど受付での仕事がやたらと多いので、事前決済がいいそうです。
予約のメールしたら劇場で払えばいい今までとは、違ってややこしいです。
いろいろ入力してもらわないといけません。
クレジットカードがない人は、コンビニ振り込みしなくてはなりません。
断念した人もおられました・・・
そして、今回は配信も行いました。
こちらはクレジットカードでしか購入できませんでした。
クレジットカードを持ってない私にとって、これは辛かったです。
こちらは持ってないにもかかわらず・・・すいません。
これから少しずつ改善されていくでしょうが。
気軽に芝居を観ることから、離れていくような気がするのですねー。
しょうがないことですが・・・

劇場観劇チケットは完売。
配信チケットも８０人以上の方に購入いただけました。
ただ今回は
劇場観劇チケット　３０００円
配信チケット　１５００円

にしていたのでいつもほどの収入にはなりませんでした。
我々クラスでは公演での収入だけではなかなか黒字にはならないようです。
あとは助成金頼みというところでしょうか？
それでもちょっと足りないぐらいな感じです。

打ち上げもありません。
代わりに我々は最終公演の前にお弁当にお金をかけました。
いいお弁当をみんなで食べました。

正確には、みんなでそれぞれ食べました。　　　　　　　　　　　　　　　これが今の精一杯ですかねー。

かけなくてもいいところ
かけなくてはいけないところ

見極めなくてはいけません。
今まで通りではダメでしょう。
これまでと最も変化していくのが、制作面だと言ってもいいと思います。
用心しながら、新しいことをやっていかないといけないのです。

知恵絞っていかないといけませんねー。