『フマジメらいぶ』な1日 ステージサイド編
日時: 2024年7月26日(金) / 場所: 六本木CLUB EDGE
役者芸人・マジメイト大槻の初・単独ライブの記録、『フマジメらいぶ』な1日。
今回はステージサイド編をお届けします。
ー 開演前 ー
・リハーサル準備
ステージでは、最終リハーサルに向けて入念な準備が進む。
客席で音響バランスをチェックする鎌田雅人さん(即興演奏)。繊細な響きの加減を敏感に察知し、演奏だけでなく、音響面でも的確なアドバイスでライブを支える。
マジメイト大槻さんのヘッドセットマイクのコードを、それは器用に整える広井裕子さん(Keyboard)。早くも二人の信頼関係がダダ漏れている。
袖にて、某帝王閣下の黒い翼と、フライング用小道具の最終調整に余念がないマジメイト大槻氏。もとい、「小道具担当:大槻ゆか氏」の貴重な横顔。
・リハーサル開始
リハでは、音響・照明・映像を含めて、本番の段取りを丁寧に確認。
そんな中、今回は、リハ限定で上演されたアドリブミュージカルのレアな1コマをご紹介。
傑作アドリブミュージカル『桃太郎』に、関係者のテンションも爆上がりであった。
・スタッフサイド
一方、リハと同時進行で、お客様を迎える準備も整えられていく。
カウンターでは、スタッフの西村ゆりさんがアドリブミュージカルのお題を入れるための"お題ボックス"を設置中。
そして、エントランスでは、物販ブースの準備も完了!
こちらには、同じくスタッフの本田さとみさんがスタンバイ。
入口横には六本木CLUB EDGE さんの手描きウェルカムボードが。絵心!
・あとは開場を待つだけ
リハーサルと会場の準備も無事終了。
演奏者のお二人も、開演前の時間を思い思いに過ごされるようだ。
ダイナミックな演奏に幅広いレパートリー。そして、シンガーとしても活動されているだけあって、話し声も滑らかで美しい広井裕子さん。
客席にて、癒しオーラ全開の1枚。
小粋に、そして時に情熱的に。自在に音を操り、観客を魅了する鎌田雅人さん。ミュージカルで演奏する際に大事なのはテンポのキープだという。
エントランスにてチラシを手に取ってくださり、パチリ。
一方、大槻さんはネタや衣装の確認など、楽屋で忙しく準備中。
・昼公演、いよいよ開場!
会場前には早くも長い列。
「フマジメらいぶ」本番の記録はこちらからどうぞ。
ー 終演後 ー
・お客様の声
昼夜共に、大盛況の内に終演!
興奮冷めやらぬ中、ご来場のお客様に一言いただいた。
■ 昼公演 「一人でやっていると思えない位、てんこ盛り」
舞台俳優として活躍中のお三方は、アドリブミュージカルの作詞にも挑戦。様々な面で、刺激を受けた様子でした。
安楽さん「即興ミュージカルのクオリティーの高さが!(作詞は)その瞬間に降りてきた言葉を大事にしてお伝えしたまでです(笑)」
田口さん「ひとつひとつの仕上がりがすごいから、濃密」
織詠さん「一人でやっていると思えない位、てんこ盛り。マジメイトさんは何人かいるんじゃないかと思いました」
■ 夜公演 「本当に、もう天才ですよね!」
マジメイト大槻さんの大ファンで、客席で早速、意気投合されていたお二人。ライブの感想や、大槻さんの面白さを熱く語ってくださった。もりっちもりぞーさんは、アドリブミュージカルで作詞と数小節のソロ歌唱も披露。
もりっちもりぞーさん「もっと大槻さんを観たい!知りたい!と思えるライブでした」
由季さん「本当に、もう天才ですよね!」
「フマジメらいぶ」な1日の終わりに
夜公演のカーテンコールの後、興奮冷めやらぬ中、楽屋でパチリ。三者三様の充実感が皆さまの表情に表れている。
鎌田さん「大槻さんのネタのきめ細かさは、本当にすごい」
広井さん「昼夜でお客さんの反応が違った!やっぱりライブですねー」
お客様が帰られた後、誰もいなくなった客席でしみじみと感想を語ってくださったお二人。
観客・演奏者・スタッフ。すべての者たちが笑いと興奮に包まれた1日も無事終了である。
"「フマジメらいぶ」な1日"の最後は、やはり、会場中を熱狂に巻き込んだ本日の主役・マジメイト大槻さんのコメントで締めさせていただこう。
大槻さん「差し入れはかさばるからいらないですって事前にお知らせしてたんですけど、本当に誰1人持ってこなかった…(笑)。
マナーとノリが良すぎるお客様に恵まれたおかげで、初めての単独ライブが無事に終わりました。本当にありがとうございます。
港区に住めるよう頑張りますので、これからも応援していただけたら嬉しいです!」
マジメイト大槻の初・単独ライブの記録もこれにて終了!
最後まで読んでくださった皆さま、どうもありがとうございました。
また、取材にご協力くださったお客様、鎌田さん、広田さん、スタッフの皆さま、六本木CLUB EDGEの皆さまに心より御礼申し上げます。
そして、役者芸人の鏡、マジメイト大槻さんに心からの感謝と賛辞を送ります。最高のステージと尊い機会をありがとうございました!
【取材後記】
ネタの所々に覗く、絶妙なアナログ感。間に挟み込まれるシュールな映像の妙。どや顔で決めた後にスンとはける、その姿に漂う微かな哀愁。
そして、冒頭からドカンドカン沸きまくる客席(いやあれはもう、アメリカのシットコムを軽く超えてたよ)。
スタンダードなミュージカルライブを観慣れている私にとっては、どれもこれも新鮮な光景でしかなかった。
世の方々は、実は待っていたのではなかろうか。こんな風に、ミュージカルファンのツボを予想外の形で刺激してくれる強烈な存在を。
そして、きっとここから、彼女にとってまた新たな時代の幕が上がる。そんな確信にも近い予感を抱く2024年・真夏の宵である。
〈文・写真(一部除く):Tateko〉
※記事、写真の無断転載はご遠慮ください。
<マジメイト大槻(まじめいと・おおつき)プロフィール>
役者芸人。
"マジメにふざける"をモットーに活動するパフォーマンスユニットマジメイトの代表。
YouTubeでミュージカルネタを投稿中。
2018,19 歌ネタ王決定戦準決勝進出
2021 R-1グランプリ準々決勝進出
2023 ミュージカル座『ゴーストミュージカル』ハトおばさん役
『ハリウッドは大騒ぎ』家政婦マーゴ役
12月に開催したライブ『おたのしも会〜2023冬〜』が大好評
取材:Tateko
協力:六本木CLUB EDGE
企画:パフォーマンスユニットマジメイト
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