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切手が買える民家

今から25~6年前の小学生のころの話。
コロコロコミックの懸賞かなんかの応募に切手が必要だった。

そんな時たまに利用したのが

切手を扱っている民家。
自宅の近くの民家で何故か切手を販売している民家があった。

アイスター?とかいう看板のある普通の家。
こんな看板。

恐る恐る玄関から呼びかける。
『こんにちは〜、切手が欲しいんですけど。』
「.........」
誰も出てこない。。。

体感5分ほどして奥からおじいさんが出てくる。
「はいはい、、、、」
『切手が欲しいんですけど。 』
「はいはい、、、、」
また奥にひっこむおじいさん。
そしてまた体感5分ほどして小さな引き出しの1つを持って現れるおじいさん。
引き出しの中には切手がたくさん。

「どの切手だい?」
『あの、50円切手、、、1枚欲しいんです。』
沢山持ってきてくれるけど結局欲しいのは50円切手1枚なのがなんか申し訳ない。
「はい、50円ね」
お金を渡して切手をもらい帰る。

結局あの民家は切手屋さんだったのか?
そもそも、切手屋さんていう商売があるのか?
今になっては確かめようのない、ほんとに切手をそこで買ったのかどうかも怪しい。

本当か嘘か空脳か。
自分でも分からないんだ。

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