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『フリッツ バウアー』

1959年。
ナチスのアイヒマンが拘束された。
検事のバウアーは、それをきっかけにアデナウアー政権内部で大臣として居座る元ナチス高官を訴追しようとする。
検事局内には情報を連邦政府に流す者、毎日架かる脅迫電話。
さまざまな妨害が立ち塞がる。

西ドイツの戦後も日本と同じように「反共」のために、アメリカの意向により反共勢力を利用しようとした。それが元ナチスであっても。

1959年といえば日本では岸信介氏が首相を務めた時代。
岸信介氏も東京裁判では不起訴となったが、その後公職復帰。その背景にはアメリカの意向があったとされている。
のちに「反共」のため統一教会と「勝共連合」を作ったとされている。

西ドイツはバウアーなどの尽力により、ナチスが公職から追法されていったが、日本はそのまま。そのあたりに違いがあるよね。

#視の日

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