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なんと!若人に伝わってた!


昨年の夏に城西高校で開催された【平和スタディーツアー】に集った愛知県下の高校生80人の前で紙芝居『#かやのなか』を初上演しました。
その時の感想文が届きました。
上演直後の反応は「薄いなぁ!こんな感じかぁ」と思ったのですが、若者にちゃんと伝わっていたようです。

今の高校生が、先の戦争や今の戦争、そしてこれからの戦争にどのような気持ちを持っているか、よくわかるので、そのまま転載いたします。
ぜひご一読くださいませ。

🌾紙芝居『かやのなか』ご依頼いただきましたら上演に伺います。#避密のマスクめん が歌も歌います。岡崎空襲について子どもたちに伝えましょう❤️✌️
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【岡崎空襲の講演】感想
・初めに、 空襲について絵本を見ましたが、 子供でも見られるような絵に対して、 フィクションの中に、 戦争と通ずる場面がたくさんあり、 必死に逃げ、 時に間違いながらも戦おうとするネズミの姿は人間のようでした。
空襲について一日学んでいたからこそ、 時々出てくる焼夷弾や被害にあった様子は見ていて苦しくもなりまし。 そのあとの講演では空襲についてさらに詳しく挿絵とともに教えてもらい、 情報と内容が伝わりやすかったです。 絵には描けないような怪我人や死体の様子は想像しても考えきれず、 恐ろしいと思いました。 どちらも分かりやすさの中に、 伝えるべき思いは伝わってきて、 こういう伝え方を安城学園でもしていきたいと思いました。
(安城学園3年)
・初めの紙芝居では、 カヤネズミを一般人にとらえて見てみることができ、 軍隊のトップの人などは飛行機などで上から見下ろしたり運ぶだけだけど、普通の軍隊の人達は褒められて人の命を奪うなどやってはいけないことをやらされていたりいろいろ考えさせられました。(安城学園2年)
・紙芝居や歌でとても分かりやすかった。本物の不発弾も出てきてびっくりした。紙芝居や歌などでの講演は親しみやすく、カヤネズミの目線での物語は独特で考えさせられました。(安城学園3年)
・印象に残ってる言葉がいくつかあって、「火が竜巻のように舞い上がった」「死体を運ぶ時ただれた皮膚の感触があった」どっちの言葉もすごい印象に残ってるけどどっちもよく分からなかった。どういうこと? ?って感情がずっとあって、竜巻をそもそもあんまり見ないし、普通のは想像っくけど火の竜巻って何、、、全然想像っかない、でもすごく怖いのはわかった、。人間のただれた皮膚の感触なんてもっと分からなかった。日常生活で誰かの皮膚が溶けるとかそんなことなんてないし、 人間の皮膚って溶けるんですか、 ? ?って言うのが素直な感情でこれもとにかく怖いっていうのが伝わった。すごく不思議な気持ちで人間が亡くなった人間の変わり果てた姿の状態を運ぶって、、自分はそんなことできない、戦争を体験してないからこんなこと言えるだけで、もし戦争の時代に生きていたら自分も人間のただれた皮膚の感触を感じていたのかな、、、。それが珍しいことじゃないって言うのにもびつくりした。まとまってなくてごめんなさいや話を聞いてるだけでも色んな感情がごちやごちゃになって上手く文字に起こせなかったですや(大同2年)
・自分の学校の近くの矢作川がお話のなかにでてきてびっくりしました。まさか矢作川お話のなかに出てくるなんて想像もしてなかったので、身近で戦争はおきてしまっていたんだと、 過去の出来事だけれど、 怖いなって感じました。(城西2年)
・みんな同じ命、 大切にしなければならないと思った(豊橋中央3年)
・人間が苦しむように動物も苦しんでいるという紙芝居や赤紙についても聞けて良かったです。(豊橋中央2
・岡崎空襲について詳しく知らなかったし、聞いた事がなかったから、紙芝居や資料つきで聞く事ができてよかったです。(東海学園2年)
・稲垣さんの紙芝居を聞いている中で、「カヤネズミの戦いの唄」の歌詞を見ていると、「しんだなかまのむねんをはらせ」と書いてあって、こんなにパワフルで元気の湧いてくるような歌なのに、目的が仕返しのためだと知ったら、嫌でも自分を騙しながら戦っていたのだと悲しくなりました。(東海学園2年)
・岡崎空襲についてほとんど何も知らなかったので、現地に行ってお話を聞くことができてよかった。まだまだ学ばなきゃいけないことがたくさんあるので、 もっとお話を聞きたかった。(東邦2年)
・話を聞いている途中、自分の知っている地域の名前が出てきて、それで急に戦争が他人事とは思えなくなった。
実際にこの地域が火の海になったんだなと戦争を身近に感じられた。(城西1年)
・紙芝居で人間のせいで色々失って酷い目にあったのに人間も自分らも同じだと思って敵討ちをやめて火を消すところが感動しました(豊橋中央2年)
・戦争中の地震が隠されたことの意味が知りたくなりました。そして情報をすぐに燃やした意味も知りたいです。犠牲者の名前がわからない、 遺体が分からないなど今では信じられないことを聞き、 戦争が終わ。た後の悲惨さを知りました。(国立・公立・その他1年)
・紙芝居では、 自分が被害に遭ってそれを復讐、 仇撃ちとしてやり返してしまうのは被害者でも加害者になってしまう事がわかった。 小さい時から道徳や先生たちから教えられてきた事だなと感じた。 自分の命もみんなの命も大切にしたいと改めて思った。(東海学園2年)
・紙芝居で、 カヤネズミと人間の構造で簡潔にまとめられており、 向こうが先に手を出したからやり返してやろうというよくありがちな関係図は、高校生に刺さったと思います。ハンムラビ法典に、目には目を歯には歯をという記述がある通り、人間の根幹としては、不当なことには相応の罰をと思うこの心がそもそもいけないのだな、と個人的には思いました。確かに、やられて悔しい虚しい悲しいけれども、だからといってやり返していい理由にはならないし、やり返したとして、なんだこの!とまた報復が返ってきては堂々巡りなわけで・・・ 人間だからこそ、一筋繩では行かないのだと思いました。講話では、多くの体験者の方の実話や検証された事実に基づく話で、焼夷弾がどれだけ考えられ作られたものか、国のためにと誰が何を捧げなければならなかったのか…この国で実際に起こっていたという事実に言葉を失いました。しかし、70年以上経ってから、犠牲者の方の本当のお名前が判明したり、 まだまだ記録が増え続けていたりと、 色褪せてはいないし、 それを以て私たちがまさに自分事にしなければならないなと感じました。(安城学園教員)
・紙芝居すごくわかりやすかった、、、、。戦争って人間のことももちろん関わるけど、生物や動物にも同じような思いや被害があるんだ、って感じることができたし、新たな気づきを得ることができた。だし、私も岡崎市民だけど岡崎空襲のことをそんなに詳しく知らなかったことに恥を感じた。(福祉付3年)
・戦争の恐ろしさと命の大切さが凄く分かりやすい形で表現されていた。(黎明2年)
・被害の大きさや、当時の人口の少なさに驚いた。あとガマが色んなところにあったり、1000人入れるものがあるって話を聞いて、戦争を身近に感じた。(城西2年)
・びっくりでした。岡崎でも?って感じです。 名古屋、 一宮、 豊橋のことは事前に知っていたのでここもか、と なりました。全地域募金の時に、一宮空襲の話を偶然戦争体験者の方に聞く機会があったので、これで愛知の 主要都市の空襲の話を全て聞いたことになります。ここの都市だけ特別酷いということはないと予想されるので、岡崎で聞いたようなことが一宮でも起きていたと考えると感慨深いです。(名古屋1年)
・経験なき語りを実践している方々が地域にいらっしやることを知らなかったので、良い勉強になりました。紙芝居での話がとてもわかりやすくてよかったです。(城西教員)
・多くの犠牲者の数についての話やそれに関連する歌を披露してくださいました。やはり歌も耳で感じることができ記憶に残りやすいものの一つということがわかりました。(東海学園2年)
この講座では岡崎空襲について創作の紙芝居でわかりやすく説明してくださったり、歌を使って表現してくれたりなど様々な表現方法で岡崎空襲を伝えたり語り継ぐことの大切さを学べました。(東海学園2年)
・犠牲になるのは人間だけではなく動物もそうなんだと気付かされた。(城西2年)
・可愛いキャラを使ってる割に内容がえげつなくてキャラクターの赤い目が狂気を生々しく演出させてる気がして怖かった(名大谷3年)
・人間目線ではなく、動物目線で書かれていて、紙芝居だから小さい子でも聞きやすいのかなと思いました。杉田さんの資料に載っていた戦争体験者の方のナマの声も衝撃でした。(東邦2年)
・自分が住んでいる地域で空襲が起こっていたのにあまり知らなかったのでびつく りした。慰霊碑があることも知らなかった。近いうちに慰霊碑に行ってみたいと思った。(城西1年)
・紙芝居と空襲の関係が最初はよくわからなかったけど、戦争は人間だけでなく罪のない動物たちもひどい目にあっていたことがわかりました。 そしてある中学生から今の日本は平和ですか?と質問されギクッとしたという話を聞いて、普段から平和について考えるべきだなと感じました。あと、歌を聞きましたがその歌の内容を今のロシアに伝えたいなと感じました。(名大谷3年)
・今まで空襲と言われたら、東京や大阪などの大都市が狙われたんだなと思っていたが、 岡崎も空襲を受けていたということにとても驚いた。これからも日本は空襲を受けるかもしれないので、いざという時にどう行動したらいいのか調べたいと感じた。(城西2年)
・紙芝居で、 最後にガヤが仕返しをやめるところに感動しました。 岡崎空襲の話では、 岡崎でも空襲があったということを初めて知ったのでとても驚きました。本当にどこでも被害にあっていると思いました。 (他私学・専門1年)
・紙芝居で見ると情景や気持ちがわかりやすかったのでとてもよかったです。戦争の時の人間以外の生物の気持ちや状態を考えたことがなかったので、複雑な感情になったし、視野を広げたらもっとたくさん知らなかったことが出てくるなと思いました。(城西1年)
・自分以外の目線から空襲について分かりやすく知ることができた。 空襲をした人はなんでこんなことしたのでしよう。本当に何も生まないことだから平和を願い続けていたいです。(誉2年)
・紙芝居で岡崎空襲を伝えていた。 私たちも紙芝居で熱田空襲を伝えているが、 めちや上手で話の中にすぐに入り込むことができた。(椙山女学園2年)
・岡崎空襲っていうワードを今回初めて聞きました。 カヤネズミに例えたお話はすごく良かったです。 人間をカヤネズミに例えているとも考えられるし、 本当にカヤネズミなどの動物がやろうとしたことにも思えました。誰だって人に嫌なことをされたらやり返したいし、 ざまあみろって言ってやりたいです。 でもそんなことをしてしまったら、 自分は相手と同じ事をやっていることになります。 このことに気づいたってことがこの物語の中で大切だったのかなって思います。 また、 岡崎空襲の詳しい話で見た赤紙を私は初めて見ました。 この話こそ、本物の生に触れるってことなのかなって思った。(椙山女学園3年)
・初めて聞いた話でしたので、とても新鮮に聞くことができました。(城西教員)  
・自分の知らない空襲がいっばいあって、 愛知県のありとあらゆる場所で空襲があるんだなっておもったので、
2度とこのようなことが起きないようにもっと下の世代に語り継いで行きたいと思った。 (他私学・専門3年)

#避密のマスクめん
#岡崎空襲を記録する会

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