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『ミリオンダラー・ベイビー』と『ジャニス』

ふたつの映画をたまたま続けて観ました。
ひとつは「ミリオンダラー・ベイビー」もうひとつは「ジャニス リトル・ガール・ブルー」。
多分ご存知の方も多いと思います。
「ミリオンダラーベイビー」はクリントンイーストウッド監督主演、ヒラリースワンクはアカデミー主演女優賞を獲得した名作。
「ジャニス」はこちらもどなたもご存知とおもいますが、ブルースロックのシンガー、ジャニス・ジョプリンの人生を彼女の残した手紙やゆかりの人々の言葉からなどから辿ってゆくドキュメンタリー。

マギーはトレーラーハウスに暮らす貧しい家の出身で、13歳からウェイトレスで働くが、ただひとつだけ好きなことがあったボクシング。31歳になったころ、マギーはフランキーのジムにゆきトレーナーになってくれと懇願する。名トレーナーのフランキーの指導で4回戦、6回戦、そしてついにタイトル戦にまでミリオンダラーをつかむまでに駆け上がってゆく。

故郷のテキサスポートアーサーで「浮いていた」ジャニスは、サンフランシスコに向かいシンガーを目指す。バンドのボーカルを頼まれてモントリーのフェスで一気にスターダムを駆け上がる。そして人気の頂点で、、、

そんな映画とドキュメンタリー。
貧困や孤独を抱えたふたりは努力と才能を発揮してゆくけど、満たされないものがあった。それは親からの愛。

「ジャニスは高みを目指して命を縮めたんだ。」そのセリフがつきささる。
ジャニスの最大のヒット曲は「ミー&ボギー・マギー」。マギーなんだね。
映画のマギーはフランキーを探し出すことができたけど、ジャニスはひとりぼっちでホテルの一室で遺体となって発見された。

とても心に残り、これも泣いてしまう映画2作品ですね。

ミリオンダラーベイビー
リトル・ガール・ブルー

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