フォローしませんか?
シェア
稲垣光威
2024年4月10日 07:36
⚫️あらすじ平安時代中期。京から三河守に赴任してきた大江定基。彼は京の都を出立する折、長年連れ添った妻を離縁してきた。三河国府に近い赤坂の宿で、力寿という年若い女に会い、その美しさに定基は運命の電撃を受け、恋に落ちる。しかし、めでたく結ばれたのもわずか、力寿は流行り病の天然痘にかかってしまう。定基はそれを受け入れることができずに治療も祈とうもせずに見守っている。息をしなくなって七日。額田荘に
2024年3月23日 10:48
◉あらすじ平安時代中期、のちに天下に知られる安倍晴明なる陰陽師が、諸国修業時代に三河の荘の官吏の屋敷に逗留していた。ある日、屋敷の雑色の女が高熱を発して斃れ、次々と病(天然痘)が村に広まってゆく。困ってしまう官吏は晴明に助けを求める。晴明は加持祈祷やお札を使って鎮静化に努めるが効果を表さない。これは何者かの呪ではないかとと「長屋王」の祟りを疑い、術をなすと、痘瘡神があらわれ、その背後にむスサノオ