20200819-97 とぶ
ひとつの考えが頭から離れないので、日記です。
今日は用事があって外に出て、とんかつとエビフライを食べて帰った。まあ、割となんとかなったのでよかったけど、真人間度は下がっているような気がする。
明日からの身の振り方を考えている。今年本当に受験をすべきなのかだとか、本当に自分はこのままでいいのだろうかだとか。もちろん自分をこのまま堕落させていくのはダメだろうと思っているけど、奮起してもう一度やろうとするとすぐに壊れてしまううので、難儀だなあと思う。
イカロスの翼という神話が好きだ。傲慢で優秀なイカロスが、蝋の翼でも太陽にも行けると豪語して、最終的に太陽の熱に溶かされて死んでしまう、という有名な神話。イカロスになりたいなあ、と思うのだ。
まあ、神話としてはテクノロジー批判神話としてカテゴライズされるのだけど、私は少し違った見方をしている。イカロスが、太陽に恋い焦がれて飛んだのだとしたら。父からの忠告さえ無視してでも、太陽に溶かされたとしても、あの美しい太陽の近くに行きたかったとしたなら。それはすごく、なんていうか、すてきだ。
何か一つのものに恋い焦がれて追い続けるというのはなかなか難しいものだと思う。言ってしまえば醜い執着の一種なのかもしれないけど、それでも確かにそれはひとつの確かな憧憬なのだろう。
ああ、やっぱり私もカイロスになりたいなあ。憧れる太陽の元へ、ただひたすら、ひたすら、飛んで。太陽はきっと私のことなど知りもしないし覚えられてもいない。それでいい。私はただあなたの眩しさに溶かされて、死んで、満たされたい。
まあそんなふうに思う相手なぞいない訳ですが。
特に撮る写真がなかったので、転がった時から見たクーラーを撮りました。ここの青と緑のライトって意外と眩しくて眠りにくいんだよな。
眠たくなってきたので寝ます。
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