20200910-わるい夢

夕方少し寝ていたら悪夢を見たので、日記です。

悪夢って多分人によって違うと思うんだけど、私の悪夢というのは割とテンプレートなんじゃないかなと勝手に思っている。簡単に言えば「親友の結婚式でスピーチをする」というもの。

親友に対して並々ならぬ感情を常日頃から抱いている私だが、おそらく現実でもスピーチを頼まれたら嬉々としてこなすだろうし、笑顔でスピーチを読み終えるだろうと思う。彼女の幸せが1番だから。

この悪夢のタチの悪いところはリアリティがあるから夢だと気づくのに時間がかかるところ。よくある披露宴会場の、2人で座るところに彼女は誰かと座っている。ひどく幸せそうな彼女をぼんやりと席から私は見ている。名前を呼ばれて何も分からないままマイクスタンドの前に立つ。ワンピースのポケットの中にスピーチを書いた紙を入れていたことを思い出して、取り出してちらちらと見ながら読む。彼女はにこにこと、嬉しそうに笑いながらこっちを見ている。吐き気がする。早く助けてくれ。足が震える。他の客はどこに行ったんだ。私だけ別世界にいるみたいじゃん。やめてよ。

そんなふうに思いながら目が覚める。何回か見ている夢のはずなのに、毎回初めて見る悪夢のような気分で目が覚める。目が覚めて、ああ夢でよかったと安堵するけれど、いずれ来る未来なのかもしれないと思うと恐ろしくてたまらなくなる。

自分に都合のいい夢を見たあとも割とこうなる。彼女が笑って私と付き合っている夢だとか、自分にすきだと言ってくれる夢だとか。これらに関しては目が覚めた時笑ってしまうくらい苦しいからびっくりする。

でも多分、親友として楽しくふたりでどこかへ出かけているような夢が1番夢だと気づくのに時間がかからないんだろうな。皮肉だけど、きっとそうなのだろう。最悪すぎ。

あと今日は友人たちと3時間程度通話をして、ぼんやりと過していた。最近本当に頭も体も上手く動かなくてこれはまずいと感じているが、どうにかする術を知らないんだよなー。

フォロワーさんが死ぬより嫌なこと、について話していたので自分も少し考えた。死ぬより嫌なことってなんだろう。親友の結婚式でスピーチは確実に入るけど、1番嫌ではない。いっそ殺してくれとは思うけど。

なんだろうなー、「よくわからないまま死ぬこと」かなあ。死ぬことが入ってるからダメかな。自分がなぜ、何が起きたか分からないまま瞬間的に死ぬのは嫌だな、と思う。死因がはっきりわかって死ぬほうが安心する。死ぬこと自体はそこまで怖くはないから、別に気にしはしないのだ。

死に関係ないことであれば、ありえない話かもしれないけど「寄生虫に乗っ取られる」かな。単純に気持ち悪いしな。あとは「起きたら1万年くらい経ってる」とか。絶対好奇の目に晒されて施設に閉じ込められたりするでしょ。

まあそんな感じで、本日はおしまいです。歯磨きを忘れずにしてください。それじゃあまた今度。

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