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you+ 私を変えてくれたもの~オンライン講座での学びと出会い~

「大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってください」出典:おとなになるってどんなこと?/吉本ばなな

「大人になんかならなくっていい、
ただ自分になっていってください」というのは、
吉本ばななさんの御本のメッセージです。
これ、どう感じられますか??


毎日の生活に、大きな不満や困りごとがあるわけじゃない。
けれど、
「何かが足りない気がする。。。」と思いながら、過ごす日々。

自分の目指す方向性が、わからず、
目先の楽しい遊び・買い物・飲食に逃げる。
そんなことを繰り返しても不足感は、なくなることはない。
シックリこない日々を送るなか、
気付けば、自分に誇りが持てなくなっていった。

興味本位に、単発の学びに出かけて、知識欲をみたしても、
「いったい、何がやりたいんだ?」
というツッコミが、自分からも他人からも、やってくる。
このツッコミに、一言も答えられず、シュンとした…。


「もう、これ以上、見て見ぬふりはできない、
 このトンネルの中にいるのも、疲れたな」
と感じていたころ、

複数の方が、
「自分の内側を、よーくみつめてみて。
 わかるはずだよ」
と、声がけしてくれた。

でも、私には、ピンとこなかった。
それどころか
『私は、そういうの苦手。
 面倒だし、これまで、やったことがない。
 そもそも、どうやって、自分を見つめるの?』
と思った。


だって、私は自分の内側なんて、見つめたことがない。
自分以外の外側に【答え】を知ってる人はいるはずで、
その【答え】を、
【正解】を
手っ取り早く、手渡して欲しかった。

●どこへ行ったら、正解がもらえるの?
●誰に会ったら、正解がもらえるの?
●何に申し込んだら、正解がもらえるの?

ゆるぎない【正解】を手にできない私は、
能力が低い人間なんだろう、と自分を位置づけた。


それでも、何かキッカケが欲しくて、ストレングスファインダーを購入したり、内観の話を聴きに行ったり、何かを探していた。

そんな道中、内側のモヤモヤを話していたら、
「あなたは、別のものになろうとしてる」
と、ハッキリ大きな声で、言われたこともあった。

驚いた。
口をぽかんとあけたまま、返す言葉もなかった。

そんな精神的に、幼い私。
ある日、占星術のオンライン講座を購入した。

もともと、占いには懐疑的。
「同じ誕生日に生まれたら、全員同じ運命ということは、ないでしょ?
 五つ子は、全員同じ運命ってことになる」
って、少し斜めに見てた。

でも、この講座は、別。
講師が、魅力的。
他の占星術講座に、興味は無い。
でも、この講師から学びたい、
というのが、講座を買った一番の理由。

この講座は、占星術で人間を型にはめるのではなく、
ツールとして活用するスタンスだった。


最も大切なことは、自分を観ること。
「自分にとって、ワクワクすることは?」など、
自分が、自分に質問をする。
その質問に、答えられなくてもよい。
『「今は、答えられない」ってことが、わかった』というスタンス。

あくまでも、
私たち人間が、占星術をツールとして使うのであって、
占星術で出た結果に、私たち人間が左右されるのでは、ない。
ありたい方向に向かうために、占星術を使うのだ。


この講座での学ぶなかで、
私は、自分を見つめる感覚をつかんでいった。
本当に、少しずつ。

講座には、グループコンサルの時間があり、同じことに興味がある人達とオンラインで時間を共有する機会があった。
講座仲間として、初めて、画面上で会うのだけれど、
内面的な濃い話もガッツリしていた。
知り合って時間も経っていないのに、
内面的な深めの話ができるのは、不思議だ。
でも、それが可能な空間だった。

1人では、わからないことも、多くあった。
自分から申し込んだのに、気が向かなくなって、
逃げたくなる時もあった。

でも、ともに学ぶ仲間と話すなかで、
『あ~、子供のように
 素直に思いを話してもいいんだ。
 弱みをみせてもいいんだ。
 私は、こんな話がしたかったんだ。』
『自分にとっては、当たり前だと思っていることも、
 他の人からすると、とらえ方が全く違うんだ。
 おもしろいな』
など、気づきをたくさん頂いた。

オンライン講座なので、zoomで日本中どころか、
他国在住の方とも、繋がることも出来た。
学び仲間のなかで、シェア会を企画された方がいて、
そこにも参加させてもらい、オンラインで感じたことを
シェアしあう機会も、もてた。

zoomをこんなに使う日がくるなんて、本当に意外だった。
ビビりながらも、素直な想いを口に出してみた貴重な時間だった。

この講座で学ぶなか、私が、ようやく認めたこと。
それは、私は、自分を見つめることが、
ただ面倒だった、ということ。


面倒くさいから、
見たくないところを観るのが嫌だから、
逃げてきた、ということ。

これまで、自分を見つめることから逃げてきたけど、
『主体的に、自分で【選ぶ】ことをしてみたい』
『求められることと、やりたいことが違ったら、
 自分で選んで良いんだ』
という感覚が、初めてうまれた。


これは、1人では、たどりつけなかった感覚。
講座と学んだ仲間との出会いのおかげ。

講師からも
『自信なさげで、消え入りそうだったが、
 最後の方は、頼もしさと強さを感じた』
とのお言葉をいただいた。

オンライン講座が終了しても、
私の自分を見つめる作業が、終わるわけではない。
まだまだ慣れないし、キャリアについても、模索中だ。


でも、大好きな吉本ばななさんの
「大人になんかならなくっていい、
 ただ自分になっていってください」
のメッセージを、今の私なら理解できる。

学びのなかで、『自分になっていく』感覚がつかめた。
この小さな一歩を、大切に、積み重ねていきたい。






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