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地方にも本物を届けたい。地元に愛される会社 株式会社ウッディーハウス

株式会社ウッディーハウスは、1999年8月に創業。「地方にも本物を」のコンセプトのもと、レディース・メンズ・キッズファッションを中心に、雑貨やアウトドア用品まで幅広い商品を販売しています。舞鶴市の1号店をはじめ京阪神を中心に14店舗を展開しながら、自社ECサイトにも力を入れているほか、舞鶴を盛り上げたいという思いで舞鶴赤れんがパークの管理運営も行っています。

今回は、NET事業部の大西紗生(おおにしさき)さんと、福本真生(ふくもとまい)さんにお話を伺いました。

お話を伺った大西さん(右)と福本さん(左)

この会社で働きたい!社長の熱い思いに引き込まれる

お二人が働き始めたきっかけと担当されているお仕事について教えてください。

大西さん「私は元々神戸のアパレル会社で働いていたのですが、地元舞鶴で働きたいと考えていた時に友人から勧められたことがきっかけでした。採用面接時の社長のこれからの展望や新しい取り組みに対する柔軟さ、仕事に対する前向きな言葉、そして何よりパワフルなオーラに引き込まれ、この会社で働いてみたいと強く感じたのを覚えています。

現在は、NET事業部で主に撮影と広報を担当しています。商品の撮影やイベントの撮影をしたり、会社の出来事やニュースをコーポレートサイトやプレスで発信したり、取引先や就職活動中の大学生に向けた会社資料作りなども行っています。」

福本さん「私も、コロナ禍で当時働いていた東京から関西へ転職をしようと考えていた時、地元舞鶴にアパレルでWEBの仕事ができる会社があると友人から教えてもらったことがきっかけで入社しました。最終的な入社の決め手は、社内の雰囲気がとても良いことと、「都会と変わらないやりがいを持って仕事ができる」という社長の言葉に魅力を感じたことでした。

現在は、制作チームとしてECサイトの商品ページを作成したり、一部モールの運営を担当しているほか、毎年舞鶴赤れんがパークで行っているイベント『ウッフェス(WOODY HOUSE FESTA)』チームにも所属しており、会場に掲示するPOP作成やInstagramの投稿などをしています。 」

ECサイト用の撮影を行う大西さん

地域に愛され、地域に育てられたウッディーハウス

教育体制や組織として成長していくために取り組まれていること、大切にされている想いなどがあれば聞かせてください。

福本さん「社内では1年目研修、2年目研修などが定期的にあり、役職者になると月1回程度京阪神地区の店舗からもスタッフが本社に集まり経営に関する会議等を行っています。店舗スタッフは、「接客ではなく接遇」を心がけており、まずは自分のファンをつくり、「あの人に会いに行きたい」と思ってリピートしていただけるようなスタッフを目指しています。

ウッディーハウスでは社長自ら面接を行い、入社してからも、一人ひとりを見て声をかけてくれます。社長と現場の距離が近く、直接意見を伝えられるくらい風通しが良く、とても働きやすく感じています。ウッディ―ハウスには仕事にやりがいを持って取り組む方ばかりで、なにより社長が一番楽しそうにパワフルに仕事をされています。

また、地元舞鶴に育ててもらった会社なので、舞鶴に貢献したいという思いが会社として強くあります。そのため、赤れんがパーク事業やウッフェスなどのイベントを行わせていただいています。ウッフェスを都会で開催してほしいという声も頂きますが、まずは舞鶴でやりたい。地元に還元していきたいです。私自身もそうですが、自分が育った地域、舞鶴を盛り上げていきたいと思っています。」

大西さん「現在、従業員は社員全体で130名を超えています。会社が設立された当初のメンバーもいますが、新しい仲間も増えてきました。特に、ウッディーハウスへの就職をきっかけにIターンで舞鶴に来るスタッフが増えていることはとても嬉しいです。

また、「とても丁寧で親しみやすい」とファンの多いカリスマ的存在のスタッフが各店にいますが、そういった先輩スタッフたちがその想いを後輩へしっかりと伝え続けています。舞鶴やその他の地域にもウッディを好きでいてくださるお客様がたくさんいらっしゃるのは、このようにウッディーマインドを持った先輩スタッフたちが積極的に後輩育成を行うなど、組織の中心で活動しているからだと思っています。

舞鶴で生活していると「ウッディーで働いているの?」「よく本店へ行くよ」と声をかけていただくことがあるのですがとても嬉しいです。ウッディーハウスが舞鶴に根付いているお店だという事を実感します。」

志摩社長(右)のもと笑顔が多い職場

ピンチをチャンスにーコロナ禍の転換期

急成長を続けるウッディーハウスさんですが、会社として大変だったことはありますか?

大西さん「2020年頃からコロナが流行し始め、アパレル業界にも大きな影響がありました。店舗を開けられない日もあり、その後も長い間営業時間は短縮されました。当然、来ていただけるお客様も少なくなり、売り上げが落ち込んだ時もありました。

しかし、会社としてはそのことをマイナスに捉えるのではなく、むしろチャンスと捉えて、今できる様々な新しいことに目を向けました。

例えば、密にならないことで需要が増えたアウトドア用品への販売に力を入れたり、自宅にいながら買い物ができるオンラインショップで動画配信を活用しはじめたのもこの頃だったと思います。新店舗のオープンも積極的に行いました。」

福本さん「コロナ禍を駆け抜けたことが、今の成長のスピードに繋がっているのかもしれません。私はコロナ禍の途中で入社しましたが、消極的にならずどんどん新しいことにチャレンジする会社の姿勢には驚きました。

目まぐるしく変わっていく会社の転換期ではありましたが、なぜかスタッフはあまり不安になっていなかったように思います。きっと、社長が常に前向きで「必ずお客様は戻ってきてくれる」と言い続けていたからです。

そして今、コロナが少し落ち着いてきたタイミングでお客様も戻ってきて下さり、コロナ前よりウッディーハウスのファンになってくださるお客様が増えてきています。」

「接客ではなく接遇」が全店舗スタッフの共通の思い

「地方にも本物を」受け継がれる想い

最後にお二人の会社に対する想いと今後の展望を聞かせてください。

大西さん「もともとウッディーハウスに広報部門はなかったのですが、この会社が好きすぎて自ら広報係を志願しました。「広報を通じて、ウッディーハウスの魅力を多くの人に伝えたい、舞鶴の人にはもちろん、もっと広く沢山の方にウッディーハウスを好きになってもらって、舞鶴以外の人にもウッディーハウスを通じて舞鶴に来てほしい」と思って情報発信を続けています。

今はインターネットやSNSを通じて日本全国、世界へも発信できるので「どんな人にどのように伝えていくか」をもっと勉強したいと思っています。」

福本さん「会社が大きくなるにつれて仕事の内容が変わり、仕事量も増えてきます。成長スピードが速いので社内のシステムやチーム体制も変わっていき、正直ついていくのが大変な時もありますが、それも楽しんでいます。業務に関わる専門的な知識をつけて、オンラインショップもウッフェスも成長を進めていける人材になりたいと思っています。」

大西さん「今後ですが、大きな事業としては来年9月にアパレルとアウトドアとカフェ等の複合施設が旧文庫山学園の跡地にできる予定で、現在はそのオープンに向けて準備を進めています。それに伴いウッフェスも更に規模を大きくする予定です。

店舗もネット事業も拡大中で、自社ブランド「SOLAMONAT(ソラモナ)」のファンも増えています。次はどんなウッディーハウスをお客様にお見せできるか、私達も楽しみです。」

熱い社長の想いを受け継ぎ、常に進化し続けるウッディーハウス。舞鶴という地方で始まったアパレルショップは、間違いなく私たちに本物を届け続けてくれるでしょう。

 

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