推しが引退した話1

2020.05.31.  

推しが芸能界を引退した。

まさかこんなにも早いなんて。


6/1の正午にファン仲間からのLINEで知った。
そのLINEはただ一言

「麻友ちゃん」

全てを悟った。
「 終わり  」が来てしまったのだと。

9月末の最後のファンクラブイベントからイベントは行わず、ファンクラブも閉鎖した。
年末年始の挨拶以来、Twitterの更新もなく
自身の3月の誕生日のツイートもなかったため、
今は休業期間なのだと思い込ませていた。

どんどん長くなる休業期間に対してメディアは、
「結婚・妊娠説」、「AKB復活説」、
そして、
「引退説」を唱え始めた。

どの記事を読んでも、
「そんなはずがない、麻友ちゃんは大丈夫」
と思っていた。いや、思い込ませていた。
心のどこかで、無意識に
もう会えなくなる覚悟をしてたのかもしれない。

だからたった一言のLINEで全てを悟ることができたのかもしれない。

悟りたくなかった、考えたくなかった、
私は何度も何度も泣き叫んだ。

こんな現実あるわけがない。

「未来はいつも思ったよりも優しくて」
-『MAXとき315号』NGT48

この歌詞のように優しいんじゃないの?
復活するんじゃないの?
またもう一度あの素敵な笑顔が見れるんじゃないの?

たくさんの疑問と悔しさと悲しさと寂しさが
混ざった2度と経験したくない気持ち。
私の目の前は真っ暗になった。


これからどうすればいいのか。

何のために生きればいいのか。


生き方がわからない。


ひたすら泣き続けた。

このまま泣き疲れて死んでもいいと思った。


つづく